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安倍首相がトリニダード・トバゴへ乗り込んだ本当の理由、チリへ先回りしたカストロと習近平( MEDIA KOKUSYO)
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/180.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 28 日 11:30:05: igsppGRN/E9PQ
 

安倍首相がトリニダード・トバゴへ乗り込んだ本当の理由、チリへ先回りしたカストロと習近平
http://www.kokusyo.jp/%E5%AE%89%E9%83%A8%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%8C%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%B4%E3%81%B8%E4%B9%97%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%82%93%E3%81%A0%E6%9C%AC/
2014年07月28日  MEDIA KOKUSYO


建前と本音を使い分ける国民性が浸透している国とはいえ、それが国政の場でも暗黙の了解となっているとすれば、民主主義の根幹にかかわる。

安倍晋三首相は、7月25日から8月2日の日程で、メキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリ、ブラジルの5カ国を訪問している。

企業関係者70名を同伴したことに象徴されるように、海外ビジネスを強化すべく良好な国際関係を構築することが訪問の目的のようだが、首相個人のイデオロギーに基づいた別の目的もあるようだ。

この訪問の狙いのひとつに、日本が立候補している来年の国連安保理非常任理事国選挙の工作がある。

8月1日にブラジルのルセフ大統領と首脳会談を開き、常任理事国の枠を拡大する提案を両国が行うための意思確認をする予定になっていることは、日本のメディアも報じているが、カリブ海のトリニダード・トバゴ訪問の背景にある安倍首相の戦略については、ぼかした報道になっている。

トリニダード・トバゴで安倍首相は、ラテンアメリカとカリブ海地域の14ケ国で構成する共同体CARICOMの会議に出席する予定になっている。スペインの有力紙「エルパイス」紙の報道によると、実はこの14ケ国のうち5ケ国は、中華人民共和国を承認せず、台湾を合法政府とみなしている「反中」派の国である。

◇チリに先回りしたカストロと習近平

実は、安倍首相に先立って、中国の習近平主席が7月中にブラジル、ベネズエラ、キューバ、チリの4カ国を訪問している。このうちブラジルとチリは、安倍首相の訪問先と重なっている。当然、これら2カ国の対する国際関係は、中国との「綱引き」になる。

中国もそれを強く意識しているらしく、キューバの「プレンサ・ラティナ」紙によると、17日、中国はブラジルとの間で、ビジネス、科学、技術、防衛、教育、航空路線など、実に54分野にわたる戦略的提携を結んでいる。ブラジルのルセフ政権も、中国に親和的な中道左派である。中国よりも日本を重視するとはとても思えない。

一方、チリについても、中国はなんらかの工作を行ったようだ。習近平主席がラテンアメリカ訪問のスケジュールに沿ってキューバを訪問した後、ハバナからキューバのラウル・カストロ大統領(フィデル・カストロの弟)を同行して空路チリに乗り込んでいるのだ。

チリのバチェレ大統領は中道左派。彼女の父親は、アジェンデ政権に協力した軍人で、1973年の軍事クーデターの際に逮捕され、翌年に拷問で殺された。バチェレ大統領に軍事大国化や内政干渉に対する強いアレルギーがあることは間違いない。

ラテンアメリカ(中南米、カリブ海のスペイン語圏とポルトガル圏)では、今世紀に入るころから、ベネズエラを筆頭に議会制民主主義を重視した左傾化が進んでいる。その背景には、民主主義の前進と先進国によって押しつけられた新自由主義の失敗がある。

改めて言うまでもなく、この地域は、スペインによる「征服」以来、常に外国からの内政干渉に苦しめられてきた地域である。

この地域へ日本企業が進出する場合、憲法9条は、極めて有力な武器だった。ラテンアメリカに日本に対して親近感を持つ人が多いのは、高いテクノロジーと憲法9条があるからだ。が、安部首相は後者をドブに捨てようとしている。

軍国の旗を掲げて、新生ラテンアメリカで影響を発揮するのは難しい。米国でさえ、前世紀のように海外派兵を断行できる基盤を失っている。今回の訪問で、安倍首相は、ベネズエラ、ボリビア、エクアドル、ウルグアイ、ニカラグアなどへはいけなかった。

世界がどういう方向へ動いているのかが、よく分かっていないのではないだろうか?


 

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コメント
 
01. 2014年7月28日 12:28:41 : wOoXA5sPpE
首相 「非常任理事国」選挙で日本支持を
7月28日 12時05分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140728/k10013340731000.html

中南米5か国を歴訪中の安倍総理大臣は、2番目の訪問国、トリニダード・トバゴで、パサードビセッサー首相と会談し、来年の国連安全保障理事会の非常任理事国の選挙での日本への支持や国連の安保理改革などでの協力を呼びかけました。

安倍総理大臣は、日本時間の28日朝早く、日本の総理大臣として初めてカリブ海の島国、トリニダード・トバゴを訪れました。

そして、カリブ海の14か国からなる「カリブ共同体」との初めての首脳会合に出席するのを前に、日本時間の28日午前、3か国と個別の首脳会談を行いました。
このうち「カリブ共同体」で最大の経済規模を有するトリニダード・トバゴのパサードビセッサー首相との会談で、安倍総理大臣は「われわれは法の支配など、基本的価値を共有している。同じ島国、海洋国家として、カリブの国々との関係を強化させていきたい」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は、来年の国連安全保障理事会の非常任理事国の選挙での日本への支持や国連の安保理改革など、国際社会の課題での協力を呼びかけました。これに対し、パサードビセッサー首相は同意する考えを示すとともに、日本企業からの投資に期待を示しました。

また、アンティグア・バーブーダとジャマイカとの首脳会談では、経済的関係や人的交流をこれまで以上に推進していくことなどで一致しました。


02. 2014年7月28日 13:35:43 : nJF6kGWndY

安倍の続投は、厳しくなってきたな

http://jbpress.ismedia.jp/articles/print/41343 日本の政治:無敵とはいかなかったか
2014年07月28日(Mon) The Economist(英エコノミスト誌 2014年7月19日号)
安倍晋三氏の輝きがいくらか褪せてきた。
 記憶にある中で最も長く続いている日本の内閣では、これまで自信がどんどん膨らむような雰囲気が漂っていた。何しろ、ほぼすべてのことが安倍晋三首相の思う通りになってきた。首相本人の健康が回復したし、安倍内閣の閣僚は、日本の政治家が習慣のように繰り返す失言やスキャンダルを避けてきた。
 だが、7月13日に行われた滋賀県知事選挙での与党の敗北は、政府を慌てさせた。一方、安倍氏の顧問らは、かつては揺らぐことのなかった首相の支持率が全国世論調査で低下し、初めて50%を割り込んだ理由を説明するのに苦労している。
憲法解釈変更と原発再稼働
 2つの敗北には関連性があり、恐らくは安倍氏が、大半の国民の意思に反して日本の安全保障政策の歴史的改革を断行したと見られているやり方と関係している。政府は7月、限定的な「集団的自衛権」を行使できるようにする平和憲法の解釈変更を閣議決定した。自衛隊は、日本の安全が脅かされた場合に同盟国の支援に駆けつけられるようになる。
 安全保障に対する有権者の慎重な姿勢を考えると、集団的自衛権の容認に向けた転換が安倍氏の政治的資本を多少使い果たすことは必然的だった。多くの人は、政府が憲法改正というずっと困難な道を避け、憲法解釈の変更という(一般的だが多少卑しい感じのする)ごまかしによって変更を図ったことを批判した。
 安倍氏の超国家主義的な歴史観も、近隣諸国を激怒させるとともに国内に一定の不安感を与え、今回の動きを後押しするどころではなかった。
 最後に、多くの日本人は、安倍氏が見るからに平和主義を掲げる連立相手の公明党を脅し、集団的自衛権に関する変更を支持するよう迫ったことを嫌った。公明党は、数百万人の信者を擁する創価学会を後ろ盾としている。彼ら――その中でも特に女性――は地方の選挙応援部隊となって公明党や安倍氏率いる自民党に票を運んでくる。
 公明党に対する強硬な態度は裏目に出た。滋賀県では、自民党の候補者に投票したり、投票を依頼したりする創価学会のメンバーはいつもより少なかった。選挙では小鑓(こやり)隆史氏(自公推薦)が楽勝すると見られていたが、元民主党衆院議員の三日月大造氏が僅差で勝利を収めた。
 自民党の敗北は、安倍氏にとってさらなる頭痛の予兆なのかもしれない。三日月氏は卒原発を公約に掲げて選挙戦を戦った。これは滋賀県では効果的なテーマだ。有権者は、県境のすぐ先にある福井県内の原子炉が間もなく再稼働されることを恐れていたからだ。
 7月半ばに日本の原子力規制委員会は、鹿児島県にある原子炉2基の再稼働に向けた審査書案を承認した。2011年に福島原発事故が起きた後に全国で原子炉が稼働停止して以来、初めて再稼働を認められる原子炉だ。福井県内の原子炉数基も、恐らく年内に再稼働を承認される見通しだ。日本各地では、原発再稼働に対する反対機運が高まる一方だ。
 国家安全保障と原子力発電に関する安倍氏の政策は、特に女性の反感を買っている。それが世論調査で支持率が低下した大きな原因だ、と安倍氏のアドバイサーの1人は言う。東京都議会の女性嫌いの自民党議員が最近、別の都議に早く結婚しろとヤジを飛ばしたことも、プラスに作用したはずがない。
安倍首相は輝きを取り戻せるか

 安倍氏は輝きを取り戻せるのだろうか? 同氏はまだ、過去の大半の首相に比べれば健闘している(図参照)。
 今秋には、津波の被害を受けた原子力発電所を抱える福島県と、創価学会の砦で米軍駐留の負担を負う沖縄県でも地方選挙が予定されている。そこでも与党が敗北するようなことがあれば、安倍氏が経済計画を押し進める可能性が減じるかもしれない。
 安倍氏のアドバイサーらによれば、同氏は今のところ、有権者が力を入れてほしいと考えている経済その他の生活に関わる問題に焦点を戻しているという。
 経済がどれだけ重要であっても、もし安倍氏が数十年前に北朝鮮に拉致された17人以上の日本国民のうち、少なくとも数人の帰国を実現できれば、同氏の支持率が急上昇するということを政府のメディア対策アドバイザーらは知っている。
 日本は今年5月、北朝鮮が拉致被害者の安否について再調査を実施する見返りに、国際社会の除け者になっている北朝鮮政権に対する制裁を緩和することに合意した。2002年には、同じ作戦が安倍氏の師である小泉純一郎氏の支持率を回復させた。小泉氏の支持率は当時、人気のある閣僚を解任した後に急落していた。
 もし安倍氏が横田めぐみさん――1977年に13歳で北朝鮮の潜水工作員に拉致され、今も生死が分かっていない拉致被害者の象徴的な存在――を帰国させることができれば、安倍氏は不動の地位を手に入れるだろう。だが、世界最悪にして最も非協力的な政権に政治的支援を当てにすることは、とても賢明とは言えない。


03. 2014年7月28日 13:45:43 : wOoXA5sPpE
<安倍首相>安保理改革で連携一致 トリニダード首相会談
毎日新聞 7月28日(月)10時57分配信

 【ポートオブスペイン福岡静哉】安倍晋三首相は27日午後(日本時間28日未明)、トリニダード・トバゴに到着し、同国のパサードビセッサー首相と会談した。首相は、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに向け、国連創設70周年となる2015年に常任・非常任理事国枠を拡大する安保理改革の実現を図る考えを示した。パサードビセッサー首相は「安倍首相の指摘に賛成する」と応じ、連携を図る方針で一致した。

 同国はカリブ共同体(カリコム、14カ国・1地域)の中で最大の経済国で、今年、日本との間で外交樹立50周年を迎えた。安倍首相は「今回の訪問を契機として2国間関係、日カリコム関係の新しい歴史の1ページを開き、あらゆる分野で関係強化したい」と表明。さらに「日本は安保理改革を重視している。国連創設70周年の来年に向けて取り組みを強化していきたい」と述べ、常任理事国・非常任理事国の拡大を目指す意向を示した。また、地球温暖化対策や防災などの分野での連携を呼びかけた。パサードビセッサー首相は「ビジネス・貿易で関係を強化したい。日本企業の投資に期待したい」と応じた。

 安倍首相はこの後、アンティグア・バーブーダのブラウン首相、ジャマイカのシンプソンミラー首相とも個別に会談。国連の安保理改革を進めることで一致した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00000016-mai-pol


04. 2014年7月28日 15:14:31 : iIvu3h02Y6
中南米諸国の命運はモンロー・ドクトリン以降米国が握っているようなものではないか?その中で中国と外交を競ってもあまり意味がない。大して意味の無い外交に無理矢理理屈をつけたようにしか見えないのだが。

05. 2014年7月28日 15:57:07 : rrhrFN6JLd
米国のポチが常任理事国になっても意味が無い。米国票が2票になるだけ。

06. ひでしゃん 2014年7月28日 17:41:19 : dsqbUTCLpgzpY : l9iSwseQ8k
安倍晋三原発再稼働の前に無駄な外遊をする暇があったら福島第一原発の終息作業に行くべきだ
近隣諸国から相手にして貰えないものだから遠い国に恥晒しに行く愚か者
アメリカ産軍複合体の指示を忠実に実行する谷内正太郎が慰労休暇程度に考えて企画し遊ばせているのだろう
消費税率引き上げたが無駄使いばかりしてまだ更に引き上げるという
安倍晋三も馬鹿だが国民も馬鹿だ
しかし国民もそろそろアメリカの属国から脱却すべきことを気づくだろう
日本国は自立すべきだ
アメリカとだけの単独講和は間違いだった改めて全面講和を進める
日米安保破棄
日本国内のアメリカ軍即時全面撤退
太平洋戦争敗戦から70年近くなるのに未だアメリカ軍の支配下にあるのは異常だろ
武士道とは真逆日本人としての矜持を捨てた売国奴安倍晋三等に鉄槌を下さなければ日本は破壊されてしまう

07. 2014年7月28日 18:52:06 : HSeRhqOF6Y
じゃ、次に誰が日本の首相になるんだね?どいつもこいつも同じでないか?
優秀だが政治民度が低い国民。政界、経済界に日本のリーダーなどいやしない。
日本こそ、タイ国の様に軍政で無能政治屋を追放できるのが最適ではないか。

08. 2014年7月28日 19:26:35 : wWp3Kd34Q6
日本の 反対側で 恥を売り

09. 無段活用 2014年7月28日 20:41:35 : 2iUYbJALJ4TtU : sdvHytcOzn
>チリのバチェレ大統領は中道左派。彼女の父親は、アジェンデ政権に協力した
>軍人で、1973年の軍事クーデターの際に逮捕され、翌年に拷問で殺された。
>バチェレ大統領に軍事大国化や内政干渉に対する強いアレルギーがあること
>は間違いない。

それだけじゃない。彼女自身が拷問を受け、亡命している。彼女も安倍氏と同様2
度目の任期だが、通ってきた道は比べようもないほど厳しかったようだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AC

ピノチェトが実権を握ってから、チリは米産業資本の支配下にあった。その時代も
終わり、中国との関係も深まったが、それは米中関係が改善して中国が市場経済を
導入しているからで、彼女や仲間に共産主義へのシンパシーがあるわけではない。
経済はいまでも米国の支配下に組み込まれおり、外交面でも大抵の問題は米国と
歩調を合わせているようだ。

南米の他の国々のように、チリは明確な反米の姿勢を打ち出していない。そのチ
リに去年後半から、これでもかこれでもかと地震が押し寄せていた。たぶん、何か
の脅しだろうと思って私は見ていたが、相当難しい舵取りをしているのだろう。

その2人が何を話すか、楽しみな気持ちもある、と、今回も知ったかぶりを交えて
勝手なことを書かせて頂いた。


>ラテンアメリカに日本に対して親近感を持つ人が多いのは、高いテクノロジーと
>憲法9条があるからだ。

現地に移住した日本人が築いた遺産だ。それなのに、ゲンダイまでがそう書くとい
うことは、東京からは見えないのだろうな。彼らの子孫である、南米から来た日系
の方々は、どこでも真剣に働いているのだが。



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