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安倍とオバマに戦争意志はない but!裏権力は戦争欲求(世相を斬る あいば達也)
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/386.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 8 月 03 日 11:52:16: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/682046b617db57e959d7d38bad58bc0c
2014年08月03日

 昨日の続きで、福島知事選、沖縄知事選の分析などするつもりだったが、急きょ、気づくことがあったので、折り紙つきの“キナ臭い”話をしてみようと思う。“あいば”は、何を大袈裟に悩んでいるのだ。第三次世界大戦など、起きる筈ないじゃないか。そんなのは、陰謀論の一種で、読む価値がない、と思う人が殆どうだろう。筆者も無感覚人間ではないので、そんなことは百も承知だ。しかし、こんな筈じゃないから、あり得ない戦争と云うものは起きるのも、史実が歴然と語っているのだから、経済学の論理の出鱈目以上に確度のある話でもある。

 何が一番怖いのかと云うと、世界の為政者と、その背景にいる人々の間の乖離、これが酷く危ないと云うことだ。身近なわが国で見た場合なら、官僚組織と政治家の思惑の不一致である。安倍は、戦争などする気もなく、勇気のあるフリのしたい政治家である点、ここが非常にヤバイ。安倍君には、中国と反目はするが、殴り合いなどする気は、さらさらない。しかし、戦争でもして、治外法権な世界を実現しないと、成長経済と富の再配分で組織の有効性を保ってきた、霞が関の組織の無能さが露呈する。実際は、彼らの組織の無能さではなく、第一次大戦以降の20世紀成長経済のモデルが、崩れたためであり、必ずしも彼らの無能だけを責めるのは、理屈上意味はない。

 無論、ドロボウ猫のような真似事を止めさせたとしても、富の再配分など、絶対に起きないのだから、官僚組織の持つ求心力は、総体的に衰退するので、その組織の衰退も時間の問題である。ただ、今現在、官僚である人々、或は官僚であったが故に、利権を貪っている人々から見れば、組織の求心力低下を座して見つめることは出来ないだろう。年金にせよ、皆保険にせよ、原発推進にせよ、日米安保にせよ、富の再配分をテクニック的にハンドリングする器量に恵まれた人々なのだから、配分する富みの枯渇が切迫した以上、組織防衛に動くのは理である。正義はないが、彼らの理ではある。

 組織活動の原動力を失うことが判った組織は、何をするのか、此処が考えどころだ。20世紀に、最も順応した日本企業が、混沌の21世紀には、異次元の金融緩和をしようとも、法人税ゼロ政策を打とうとも、所詮日本の企業に勝ち目はない。打つ手を失った人間ほど怖いものはない。国民が半減しても構わない。国力が半減しても構わない。組織が残るなら、それだけを考えれば良いと云う勢力が、霞が関には、ごまんといる。彼らの望みは、明らかに、「混沌には混乱」、これが最大の処方箋に見えている筈だ。混乱とはなにか、手っ取り早いのが「戦争」だ。このままでは、お上の権力がじり貧になるのだから、治外法権な緊急事態宣言が出せる環境を望むのは当然だ。

 それほど、わが国の経済力は落ちている。つまり、日本人の身の丈に合わない世界的経済の枠組みと云う時代に、移行してしまったのである。20世紀型経営体として、あまりに出来上がった日本企業が、混沌の中で生き残る術は二つある。世界に混乱を起こすこと。或いは、世界の大企業の傘下に入る事である。経団連は、後者に舵を切っているが、玉虫色で迫力はない。民主主義と自由主義の中で、日本の企業を外国資本化することに舵を切る政治家は、悉く敗者になる。ここに、国家主義が醸成される素地が出来る。

 デモクラシーの重大な欠点であるポピュリズムに徹し、その場凌ぎを続けても、必ず終わる。そうであれば、革命家気取りをすることなく、革命をする方法は、唯一「戦争」である。一旦「戦争」になってしまえば、シメタもの。何でも国家命令で自在になる。その「戦争」のハンドリングに、政治家は無能だ。それが出来るのは、唯一、官僚組織が存在するからだ。以上のように、大雑把だが、考えていくと、「戦争」はかなりの確率で起きるリスクは、日々高まるだろう。安倍晋三は、謂わば、飛んで火にいる夏の虫だったかもしれない。こんな按配で、現在の世界中を見渡したら、日本以上に、リスキーな対立構図が見えている。

 ウクライナ、ハマスとイスラエル、シリア、イラク、アフガン、新疆ウイグル自治区等々、対立構図の顔ぶれは違うが、一触触発と云うか、触発中だともいえる。この中で、第三次世界大戦に繋がるリスクが一番高いのは、ウクライナを挟んだNATOとロシアの「戦争」だろう。この重大な反目が何なのかと、元凶を探ると、やはり20世紀経済モデルの崩壊が見えてくる。最後には、無くなるのだが、まだ市場があるところを、自在に動きたがる欧米の金融帝国主義勢力がある。彼らから見ると、ロシア、中国が、当面の魅力ある市場なのだ。この勢力に、政治的国家主義者が加わり、話が複雑になる。

 その上、民族主義者も加担したり、宗教的原理主義者が加われば、もう、ムチャクチャな世界になるのは当然だともいえる。ひょっとすると、日本の霞が関組織同様に、組織防衛上加担する既得権益組織も加われば、何時でも、何処でも、第三次世界大戦は始まるだろう。しかし、その中で最もヤバイ状況にまで達しているのが、米露の対立だ。米露の対立といっても、オバマは操り人形なので、外野の人で、何らの力も、選択権も持っていない。米国の実力はネオコンとユダ金金融界だ。この二者が、ロシア市場を意のままにしたい方向性は明らかだ。ただ、ロシアは、名実ともにプーチンに決定権がある。これが、頼もしくもあり、たいへん危なくもあるわけだ。

 今回のオランダの「欧州人権裁判所」が出した、ユコス株主訴訟で、ロシア政府は、株主に26億ドル支払えなんて判決を下したが、ロシアの企業への管轄権もないオランダの裁判所が判決を出すこと自体が奇異なわけで、それを鬼の首でも取ったみたいに報じる、西側陣営のメディアの劣化は最悪だ。この件に関して、一番注目されるプーチンの答えは「EU諸国に戦争がやってくるようだ」と皮肉交じりに語ったようだが、ロシア軍と戦うのはヨーロッパ諸国であり、アメリカではないこと、我々も常識として知っておこう。起きてから、また、プーチンの狼藉と騒がない為に。無論、わが国の方が早い場合のこともあり得る、とひと言付け加えておこう。


 

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コメント
 
01. おみや 2014年8月03日 13:15:18 : 5avMm4ZgNSSko : PAjNDVVBLE
ウクライナの混乱は日本財界の策動である。いづればれる時が来る。

そのあいだに世界からうまい汁を吸おうという、平和の配当の戦後日本の幻想をいま一度と抱いている安陪晋三ら国家指導者気どりのロボット総理や周辺者が犯人である。罰金1500億円じゃ足りない、もっと払え、

もうけは残念ながら中国に出し抜かれて、日本は前座ピエロ状態、日本は富裕者がもう固定されておりなにもしない、ただ尽きるのを待つキリギリス国家、中国赤蟻にたかり食いつくされるみじめな姿を世界にさらすだろう。


02. 佐助 2014年8月03日 13:46:56 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6
誰も人類を破壊させる第三次世界大戦なんかできるわけがないし,やってはならない。だが
自由経済システムそのものも腐敗堕落が避けられないし一党独裁政治体制の自壊は避けられない。
そして人類は再び戦争や紛争にまきこまれることを回避することはできない。
国民は知らないが,日米の政治経済の指導者は戦争待望論者が多数派です。


ユーロ通貨バブルははじけ、ブラジル・中国・インドのバルブもはじけた。世界信用縮小恐慌の収束を、古い経済学の常識にまかせると、三年ごとに三段階で世界と各国の信用が縮小し、2016年前後には、株式市場・為替市場・銀行窓口の一時閉鎖が避けられなくなること。その世界経済の傷口が回復するのに、2025年までかかる。

2014年になっても、世界信用縮小恐慌の渦中にあることを認識できない政治家や経済学者は多い。そして2014年になっても、まだ、ブラジル・中国・インドなどのバブルが弾けたことを認識できない政治家,経済学者は多い

1930年代の世界信用恐慌は、農業信用縮小恐慌(自作農の破産)と株式信用縮小恐慌(大暴落)からスタートした。 2010年代恐慌は、住宅土地信用縮小恐慌と債券信用縮小恐慌からスタートしている。

中国のバブルは、クルミの殼一個が百万に高騰、住宅土地バブル中心に、日本と米国と同じように破裂したのに、2015年までは見えない。中国の一党独裁支配から開放される自由革命の蜂起成功は2025 年前後になります。

社会主義国家ソ連と中国は、二つの世界大戦によって誕生した。マルクスは、最初の社会主義国家は工業化の成熟した国から誕生すると予告していた。だが、農奴が75%以上占める工業の遅れた国で、貴族軍閥地主を追放し誕生した。そして、一党独裁支配制を採用したため、社会主義国家ソ連は革命から80年目に自壊しロシアになった。中国も自壊する。4分割なのかまだ見えない。

社会主義政治制度が、資本主義的経済を採用したとしても、80年後には、政治的自由を求めて民衆は蜂起し、自壊を避けることはできない。中国経済のバブルの崩壊は2015年には認識されるが、その十年後には一党独裁政治体制の自壊は避けられない。

石油輸出国も、40 年目に政治的自由の要求に譲歩し、政治体制を維持するが、戦後80年目の節目には、民衆蜂起によって指導者層は分裂し、自壊することを避けるのは難しい。資本主義国家も最後は停滞し自己崩壊する。

資本主義国家でも社会主義国家でも、国家と企業と個人は、それぞれ利己的な自衛思考と行動をするために、短所や矛盾の発生は避けられない。資本主義国家は資本主義制度の存続に成功してきた。だが、ライバルの社会主義国家が自壊すると改革を停滞させてる。

一党独裁下の国家・企業・個人が、利己的に防衛思考し行動する法則の作用から逃れることはできない。資本主義国家でも、官僚支配するビジネスに参加するにはコネと賄賂が絶対必要である。社会主義政治体制は官僚支配なので、どんな開放政策にも認可権がつきまとう。そのため、自由経済システムそのものも腐敗堕落が避けられない。

戦前の財閥や企業とマスコミは日本人なら戦争に協力するのは当然だと政治家を煽った。だが財界で戦争責任をとつた人は誰もいない。ヒトは、無意識の怒り・暴力・不快感を避けられない。生まれてから死ぬまで、その生命維持のために、性と食のために、敵だけでなく仲間でも縄張り死守のために、暴力と死闘させる。そして愛国心と一体化して、熱狂し暴力を容認してしまう。

ヒトは、個人の性と食のテレトリーの無意識な利己的生存行動システムの存在を、客観的正確に認識しないかぎり、排外主義的な怒りや暴力や不快感に簡単にとりつかれて、再び戦争や紛争にまきこまれることを回避することはできない。

ヒトは「馬鹿野郎・こん畜生・地獄へ行け・殺してやる」という叫びを、脳の内部や外部に発声させる。そして、思わず手足が動き、相手の頬を叩き蹴り上げ突き飛ばし、反省や沈黙や絶交したりする。

再び、ロシア・ウクライナ・アメリカ・EUそして中東と東南アジアに、激しい憎悪の国家の対立が発生している。第二次産業革命を、10 年前倒しさせるなら、高度成長路線を復活できる。そうなれば、過去のように、世界大戦という巨大な殺人消費需要の助けを借りなくても、恐慌から脱出することができる。できれば基軸通貨ドルとユーロと円が世界の75%のキンとリンクさせると、通貨の信用縮小は収束する。

人類は第二次産業革命を加速させると,原発の悲劇も,世界大戦も回避することができる。人は「不快感、怒り・黙殺」から逃れることはできない。日米の政治経済の指導者には,戦争待望論者が多数派だということを認識することである。


03. 2014年8月03日 16:00:22 : vgPgbrsFTs
 問題は「裏権力」。  安倍は裏権力のいいなり。  無能なくせにプライドばかり高い。 これが一番危ない。  オバマとの大きな違いだ。

04. 2014年8月03日 17:21:38 : ridmdq7yVY
<3 
 公に正当に言い放った発言をわざとらしく実行しない思惑があることには、何があるのだろう、とは勘ぐられ続けられている。
 
 そのような勢力ゆえ、米国のそのような実情は国内のそのような勢力には足場になるものである。   

05. 2014年8月03日 17:41:55 : H2nL5JOuZ2
 
 政治家と官僚や一部業種関係の分析は危険要素としてそのとおりだろうが、終末論カルトに走りすぎ。 
 
 官僚に親近感があるのか官僚を分析する気がないのか、あのようなのや、おべっか物は嘲笑するだろうよ。

06. 2014年8月03日 18:08:03 : 2f4eqyymkM

 02> さん

 日本のバブル 1990年ころに 資本主義は 基本的に終わっている

 政府が 銀行に資本注入して 事なきを得た

 2009年 リーマンショックは 1929年の 大恐慌と 同じレベルの

 経済危機だったが アメリカのFRBが お金を印刷して にげた

 ギリシャの崩壊も ユーロの増刷でユーロ全体の崩壊を回避した

 ===

 個の様な事実を考察すると 金の印刷で 世界恐慌を回避出来ることが

 はっきりしている 

 ===

 今現在 世界中で2000兆円の紙幣(電子マネー)が印刷されている

 これは 世界中のGDPの20%位にはなっているわけで

 後10年もしない内に 40%50%となる可能性が高いが

 それでも 金が回っているかぎり 世界恐慌にはならない

 ===

 金が回れば 現状の生活を維持するための 食糧・工業製品は 生産され続ける

 バブルは バブルのまま お金の供給が続く限り 回転し続けるわけだ

 ===

 であるからして 後10年は バブルのまま 動かさなければならない

 ===

 シンガポールなどは バブルによって 生存している バブルがはじければ

 シンガポールという国家は 瞬時に分解してしまうことになる
 
 ===

 今後10年して 人間に知恵があれば 21世紀の経済モデルを作れるであろうが

 もう後 10年位は バブルが続くのではなかろうか??
 

[32削除理由]:アラシ

07. 2014年8月03日 18:29:48 : kDVop4u7Ig
<「戦争」はかなりの確率で起きる>と思います。「アラブの春」は「新たな中東戦争」を引き起こした。
ウクライナの一般国民のデモ行動が「内戦」までに発展する筈がない!想定もしてなかったでしょうか?
欧州人は「狩猟」と「戦争」が生き甲斐なのです。終わりなき「侵略行為」の手口は戦争を起こす事です。

まあ、「紀元前27年よりの“ローマ帝国”が1453年に滅亡した」の様に、西側諸国は壊滅しますと思うよ。
ルーマニアの国名は「ローマ人の国」とか、ドイツの『神聖ローマ帝国』とか、価値観が分かりませんね!!

中国の長い歴史の中、異民族の統治下でも滅亡にはならなかった。異民族を同化してしまう「力」があった。
モンゴル文字や満州文字は普及しなかったでしょ!!中華文化(中原の黄河文明)の「漢字」は健在でしたね。

日本の「脱亜入欧」したい気持ちは「東洋人蔑視」の発想から生じたものなのでしょう。
個人的には農耕民族の「恵あれ、四方安らかに」の理念に賛同しますね。是は是で、非は非!なのです。

「中国包囲網」を仕掛ける安倍自民は、日米・他「集団的強国同盟」で、中国が屈服すると考えるのかね?


08. 一隅より 2014年8月04日 22:04:25 : PnbUj1IYwR18o : iyJ2MZrxS6

「集団的強国同盟」を「集団的強盗同盟」と、一瞬、読み間違えてしまった。



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