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アベノミクスでも日本経済は崩壊へ――消費税10%への増税はムリ?(生き生き箕面通信)
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/452.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 8 月 05 日 18:18:47: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/26a74001ddeee2f77765acf3224bd8ea

 どうも経済の先行きがおかしい。安倍内閣はしきりに「アベノミクス」の成果によるデフレ脱却を宣伝していますが、実態は黄信号のようです。この分では、8%から10%への消費増税はムリではないかという見方が急速に強まりつつあります。

 民間調査機関10社による今年4〜6月期のGDP(国内総生産)予測が昨日8月4日に出そろいました。これによると、平均で前期比1.9%減となり、年率換算では7.2%減と東日本大震災並みの大幅な落ち込み予測となりました。

 こうした予測が出てくるのは、増税前の駆け込み需要の反動が想定を上回り、GDPの約6割を占める個人消費が低迷しているためです。

 問題は、7〜9月期の実質GDP成長率です。この成長率いかんが、政府が10%に引き上げるかどうかの最も重要な判断材料になります。

 市場では、プラス成長に戻るという見方が多いそうですが、個人消費の回復ペースは遅く、輸出額も伸び悩み、6月の鉱工業生産指数も落ち込みが大きかった。こうしたことから市場には、「景気が下振れするリスクも出てきた」という見方が広がりつつあるようです。

 アベノミクスは、株さえあげておけばいいというような、安直な考えが基本あるようで、一般消費者の懐を温かくして経済全体を活性化させようとする基本の哲学が欠けています。

 まもなくアベノミクスの化けの皮が、本格的にはがされると見ています。黒田日銀総裁に、いくら「異次元の金融緩和」をさせても、実体経済が回らなければ、そのカネはマネーゲームに向かうだけ。

 日本もいよいよアメリカ並みのマネーゲーム経済の深みにはまってきました。その行き着く先は、庶民には「増税」、大企業や富裕層には「実質減税」というちぐはぐな政策強行です。

 草の根の私たちは、安倍政権の経済政策にノーを、外交政策にもノーを、原発を中心とするエネルギー政策にも、そして次代を担う子どもたちへの教育政策にもノーを突きつける段階にきています。

 8月15日は、日本が無条件降伏した「敗戦の日」です。この日以降、しばらくの間は、日本の復興はどうあるべきか、戦争はもうこりごり、平和で落ち着いた生活ができる日本を創ろうと、みんなが本気で決意しました。

 もう一度、あの敗戦直後の決意を学び直し、安倍政権に方向転換を迫る必要があります。


 

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コメント
 
01. 2014年8月05日 18:34:06 : 2f4eqyymkM

 アベノミクスは 必然だった

 ===

 日本は 一等国から 二党国になっている

 自民党政権が惰眠をむさぼっている間 アメリカが日本の突出を許さなかったから

 官僚は 日本の成長を止めたわけだ

 ===

 であるのにも関わらず 日本の国民は 働かず 足を引っ張って

 互いに自滅したわけだ

 その間 諸外国は 目覚ましい発展を遂げた アメリカの意図した

 日本の成長を止めることは出来たのだが アメリカがそれで得をしたわけではない

 日本のかわりに 他の国がアメリカを弱体化させたのだ

 ===

 アベノミクスの前は 一人あたりの 日本とアメリカの所得は 同じくらいだったが

 今は 円高のため アメリカの70%位に 落ちてしまっている

 ===

 アベノミクスの意味するところは

 日本人を貧乏にする事なのだ <= 分相応な生活にレベル調整することだ

 ===

 本来 日本人は もう少し 貧乏でなければならなかったのだ

 ===

 いまだに 夢を見ている経済学者は 現実が観えないのだな〜〜って思う
 



[32削除理由]:アラシ

02. 2014年8月05日 19:42:40 : pBipN2KXDo
 
【経済】家事代行、年明けにも外国人解禁 割高・家に入れる抵抗感…女性活躍支援の効果疑問


1 名前:ひろし ★@転載は禁止 2014/08/04(月) 22:32:48.82 ID:???0
 政府は、経済活性化に向けた女性の活躍支援策の一つとして、年明けにも一部地域で家事代行サービスへの
外国人労働者の受け入れに踏み切る。家事代行の担い手を増やし、家事や介護、育児などの過重負担で
家庭内にとどまっている女性の就業を後押しするなどの狙いだ。だが、家事代行サービスは割高な料金や他人を家に入れることへの
不安感などが障壁となって一般の利用が進んでいない。政府の思惑とは裏腹に、
サービス事業者には単に外国人を受け入れても需要は広がらないとの戸惑いが広がっている。(滝川麻衣子)

 国内では現在、家事労働目的で外国から人を呼んで雇用することはできない。
例外として外交官や一部企業の経営者など駐在員が「帯同」として雇うことは認めているが、
雇用主以外の家事はできず、企業関係者は月額20万円以上の報酬を支払うこと、13歳未満の子供がいるなどの厳しい制約もつく。

 これに対し、政府は年明けにも関西圏の国家戦略特区でフィリピンやインドネシアから
家事従事者を受け入れる方針だ。受け入れは、18歳以上で単身の来日、5年程度の期間上限を設け、
フルタイムで企業による雇用を想定。賃金体系は日本人と同様にする。
家事代行サービスの業界各社と自治体でつくる推進協議会で指針をつくり、管理・監督を行うという。

 しかし、外国人受け入れの効果について、業界内からは疑問の声が上がる。

 創業30年を迎える業界草分けのミニメイド・サービス(東京都渋谷区)の山田長司社長は
「教育コストや日本人家庭の需要が伴うかを考えるとハードルは高い」と指摘する。
都市部の住居費や交通費、日本語教育費など受け入れに伴う費用をすべて事業者が負担することになれば、
割高とされるサービス料金がさらに上がりかねないからだ。

 また、永住権を持つフィリピン人女性スタッフらも活用し、外国人駐在員や富裕層向けに家事代行サービスを
提供するシェヴ(東京都港区)の柳基善社長も「日本は家事代行サービス自体にまだまだ抵抗がある。
外国人受け入れは一般家庭というより共働きの高所得者層向けになるのでは」とみる。
業界の関係者からは「来日する海外企業関係者の家事使用人のため、米国から(規制緩和の)プレッシャーがあったようだ。
政府は対日直接投資を呼び込むために(受け入れを)急いだ」との声も漏れる。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140804/biz14080421490028-n1.htm

>>2以降に続く)


491 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:33:46.76 ID:guvYiikK0
買い物も料理も掃除洗濯も子守りも概念が違うだろ。
日本人家政婦やヘルパーだって入れるの抵抗あるのに。
しかも派遣する企業が月20万払うなら、派遣先はいくら払うんだ。
だったら旦那さんの給料10万上げて、奥さんが専業主婦になる方がいいわ。

ていうか外国人入れろってうるさいグローバルw企業にポーズ見せて、
駄目だったから外国人家政婦はやめるねっていう準備段階じゃね?

492 名前:【 進む移民計画 日本人削減のシナリオ 】  @転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:34:08.15 ID:zyjdy+zU0
>>489

成長戦略で地域人材バンク創設 外国人特例、造船に拡大
peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1402919316/

保育士確保は特区で 試験回数を増加、外国資格も容認
peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1402918532/

テレビに英語や中国語などの外国語の字幕、五輪までに実現…総務省
daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1405949495/

【生活保護】外国人受給世帯増で自治体財政を圧迫
daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1405876165/


494 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:35:25.66 ID:nyX3yByn0
時給800円とかで雇われて
10時間8000円20時間16000円40時間32000円だと考えれば
その途方も無い時間を考えると
目の前の液晶テレビとブルーレイを売ると32000円になるなら
迷わず売るね
ついでにそいつんちカメラし込んで
夫婦がアッハンアッハンしてるのも売るね
もし通帳やカードなんか見付けた日にゃ
大喜びで、その筋に売るね
コレが海外の常識
あたりまえだろ

495 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:36:03.79 ID:bi+eBimk0
そんなに足りてないのかなぁ?
どんな求人でも、家政婦募集とかほとんど見ないんだけど
いや、考えてみると一回も見てないな

496 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:36:08.30 ID:UDBzHVkT0
「家事代行」を名目に下朝賤の淫売が大量に流入すっぞw
それで日本は性病と毛ダニの蔓延でトドメ刺されますw

497 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:36:56.46 ID:kz8sSm2f0
日本人じゃだめなんですか?

498 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:37:33.86 ID:oZNmX8PO0
犯罪が多発するだろうな

499 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:37:39.48 ID:igJcuS1s0
これでフィリピンパブ復活や

500 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止 :2014/08/05(火) 19:38:59.18 ID:Z6WrYUhY0
パソナのタイムテーブルに乗ってやんの、なんなんだ?今の政府

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


03. 佐助 2014年8月05日 21:22:04 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6
本当の原因が分かり、解決できない現象は、この世の中にはありません。

ナゼ世界で同時に信用収縮が発生したのか?ナゼ大暴落をとめることができないのか?を政治家もマスコミも経済学者も回答できません。皆,黙殺・無視続けています。そして既得権益と補助金であぐらをかくからです。

世界信用収縮恐慌と基軸通貨のドル暴落につきる。マスコミも政府も経済の指導者も完全に黙殺・黙認し続けています。そして世界信用恐慌から早期脱出する第二次産業革命と多極化になるドル・ユーロ・円そして元?を遅延させて認識もしないのです。しかも2007年にスタートし第二次世界信用収縮恐慌の炸裂威力と範囲を拡大した根因を調査解明もしない。誰も追求もしない。呆れるばかりです。

信用恐慌や地球温暖化,通貨の危機,戦争待望論不安などから早期脱出するためのマニフェストは、第二次産業革命へ大胆にシフトすることです。

第二次産業革命とは「放射能・CO2を発生させない動力」への転換革命です。日本の政府や大企業そしてマスコミは既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。既得権益護持のために遅延政策を続けているのです。

ところが抵抗し続けたり立遅れ遅延させると,輸出依存では大倒産と人員整理が避けられません。企業の消失劇が見られます。

信用恐慌の早期脱出のためのマニフェストの実行が遅れると、地方銀行の取り付け騒ぎや倒産が避けられなくなる。今回の世界信用恐慌二番底・三番底の発生は、増税で大企業と金持ちだけは救済してパニック発生を避け、貧乏人は自己責任だから救済しないために、2016年前後に、全国の銀行のモラトリアムが世界中で発生する。前兆として、2008年9月のアイスランド共和国の銀行モラトリアムがあります。古い経済学に頼ると銀行・証券・為替の一時閉鎖は避けられません。勿論基軸通貨がドル・ユーロ・円の多極化になるまで政権交代は続きます。

第二次産業革命に早期シフトした国家は、放射能・CO2・PM2.5などの発生を75%減らすことに成功すると同時に、世界の技術革新をリードし、全産業を活性化させることができます。又、第二次産業革命に早期シフト企業は、大不況下でビジネスを飛躍できます。

このまま放置すると金本位制を採用しない限り沈静化しません,暴落は一時的に止まっても,再加速してきます。1年半で一時戻すと3年前後に大きな谷底がきます。バケツの底が抜けるともう駄目です。


04. 2014年8月06日 09:32:32 : nJF6kGWndY

何度も言っているように、今の国内外の情勢を考えれば、

成長戦略が機能して、生産性が上昇しなければ、実質生活水準は下がり続けるのは、当たり前の話

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140805/269650/?ST=print
消費増税に立ちはだかる景気後退のリスク 新家義貴・第一生命経済研究所主席エコノミストに聞く

2014年8月6日(水)  渡辺 康仁

駆け込み需要の反動減で4〜6月期は大幅なマイナス成長になったとの見方が広がっている。企業の生産活動も振るわず、景気後退のリスクもささやかれ始めた。新家義貴・第一生命経済研究所主席エコノミストは年末の消費増税の判断にも影響を与える可能性があると指摘する。
(聞き手は渡辺康仁)
内閣府は8月13日に4〜6月期のGDP(国内総生産)を発表します。消費増税前の駆け込み需要の反動がどの程度になるかかが注目されています。どう予測していますか。


新家 義貴(しんけ・よしき)氏
第一生命経済研究所主席エコノミスト。1975年広島県生まれ。1998年東京大学法学部卒業、第一生命保険入社。同年第一生命経済研究所出向。2002〜2004年に内閣府出向後、同研究所に復帰し、日本経済の分析・予測を行う。2011年4月から現職。(写真:清水盟貴)
新家:現在のところ4〜6月期の実質GDPは前期比年率で6.8%減になったと見ています。6月くらいの時点では4〜5%のマイナス成長という見方が多かったですから、想定よりも相当悪かったということになると思います。

 やはり個人消費が思ったほど戻っていません。消費増税後の4月の反動減がかなり大きく、5月、6月も戻り方は鈍いですね。エコノミストの多くは反動減の大きさを読み誤りました。企業はもっと厳しめに見て覚悟もしていました。だから、「想定内」という言葉が出てくるのだと思います。その証拠にマクロの統計が落ちている割には景況感は冷え込んでいません。私を含めエコノミストは想定が甘すぎたのでしょう。

 消費増税によって実質の可処分所得が減っていますから、その影響も出ています。GDPが年率で6.8%減少するうち、かなりの部分は個人消費や住宅投資の反動減で説明できますが、実質的な所得の減少で消費が減っている面もあります。反動減だから大丈夫とは言い切れなくなっています。4〜6月期のGDPははっきりとした弱い結果になったという評価にならざるを得ないと思います。

多くのエコノミストが反動減を読み誤ったかもしれないというのは、家計の行動がそれだけ大胆だったということでしょうか。

新家:家計は既に1989年の消費税導入と1997年の引き上げを経験しているから慣れているという考え方もありました。エコポイント制度などを活用して耐久消費財を購入した世帯も多かったため、駆け込み需要はそれほど膨らまないだろうという見方があったのも事実です。

 しかし、実際には消費者は価格に敏感で賢くなっています。値上がりする前に購入しようという心理が強く働き、駆け込みと反動減が思ったよりも大きくなったのでしょう。

 増税による所得減の影響を甘く見すぎていた可能性もあります。5、6月の戻りが鈍いというのは、消費者が所得の実質的な減少を見て支出を絞っている可能性を示唆しています。

 このまま消費の抑制が続くのか、反動減が和らいで戻ってくるのか。そこはまだはっきりしません。しばらく前は7〜9月期には復調してくるという見方もありましたが、ペースは少し遅いかもしれませんね。

景気は今年1月がピークの可能性

7〜9月期の成長率はどうなりそうですか。


新家:4〜6月期が大きなマイナス成長になりますから、そこから戻る力は当然働きます。前期比で見るとそれなりに高い成長になるのは自然だと思います。7〜9月期は年率で3%程度のプラス成長になる可能性もありますが、それで良しとするのでしょうか。

 駆け込み前の昨年10〜12月期と比べると消費の水準はまだ低い可能性があります。7〜9月期の成長率が高いとしても、それをもって景気は大丈夫とか、反動減を乗り越えたと言えるかは微妙なところです。

 私が疑問に感じているのは、政府は7〜9月期の成長率を見て10%への消費増税を判断すると言っていますが、果たしてそれだけで判断していいのかということです。表面上、成長率は年率で2〜3%に達する可能性はあるとはいえ、他の月次指標や業界統計なども踏まえて総合的に判断すべきなのでしょう。個人的には消費税引き上げは望ましいと思います。しかし、7〜9月期の成長率に重きを置きすぎるのはいかがなものかなと思いますね。

6月の鉱工業生産指数(速報)が前月比3.3%低下と大幅なマイナスになりました。家計だけでなく企業部門にも不安はありませんか。

新家:4〜6月期のGDPは7%くらいのマイナスになると予想していましたが、生産がこれほど落ち込んだのには驚きました。3.3%という数字だけでなく、在庫が増えていたことも懸念材料です。生産は4〜6月期に続いて7〜9月期も前期比でマイナスになるかもしれません。減らした分の在庫を戻すというよりも、在庫が積み上がっている可能性があります。企業はもともと慎重に見ていましたが、需要はそれをも下回っている。あまりよくないパターンになっているように見えます。

 場合によっては定義上、景気後退と認定される可能性が出てきていることには注意が必要です。景気動向指数を加工した「ヒストリカルDI」を見ると、今年の1月にピークを付けています。まだ条件を満たすかは微妙なところですが、今年2月からミニ調整、あるいはミニ景気後退が始まっていることは否定しきれません。

 1月が景気のピークだと言われてもピンとこないかもしれませんが、駆け込み需要に備えて企業が前倒しで生産を増やしたことを反映しているとも言えます。

 そういう意味でも景気は想定していたよりも悪いですね。数カ月前までは誰も景気後退とは言っていませんでした。先行きの見方を大きく変えているわけではありませんが、現状が下振れていることは間違いありません。

増税延期の可能性も否定できない

仮に景気後退という話が出てくると、消費増税の判断にも影響を与えそうです。

新家:その可能性はあります。ただ、政府がどう判断するかで、どちらとも取れるかもしれません。1つは、景気のミニ調整があったとしても、既に底は付けている可能性が高いという判断です。月次指標で見ると回復に向かっているということであれば、引き上げも可能でしょう。

 一方で景気後退があったことを重視すれば、増税を延期しようという話が出てきてもおかしくはありません。政府が判断する12月頃の市場の動向にもよりますが、景気の足取りが思わしくないことが政策判断に影響する可能性が出てきたと見ています。良し悪しは別にして、難しい政治判断になると思います。

消費増税を決める場合、政府が経済対策を打つことを想定していますか。

新家:経済予測は消費増税があるという前提で作っていますし、その際には経済対策も打ち出されると考えています。補正予算の是非はともかく、何もしないことは政治的には考えにくい。公共投資も含めてそれなりの規模になると思います。

最終的には安倍晋三首相の真意がどこにあるかにかかってきます。

新家:結局は政治判断です。エコノミストが景気は弱いと言っても、政治の方で良い理由を見つけられなくもありません。下手に延期すると逆効果という見方も確かにあります。日本経済が思った以上に弱いと思われたり、財政再建への意欲が足りないと受け止められたりするリスクがあります。

 しかし、今年の春に続いてまた来年も引き上げるとなると期間が短いですから、ちょっと延期しようという考え方もあるでしょう。来春の統一地方選挙なども踏まえた判断になると思います。

日銀の追加緩和、メインシナリオは来春

日銀が追加緩和に動くという見方が根強くあります。消費者物価指数(CPI)との関連で、今後の対応をどう見ていますか。

新家:CPIについては、私はわりと日銀の見方に近いですね。伸び率は鈍化しますが、1%(消費増税の影響を除く)は割れないのではないかと見ています。その意味で年内の追加緩和の可能性は低いというのが私の見方です。

 メインシナリオは来年の春です。来年4月頃にCPIの伸び率が1%台後半くらいまで高まれば別ですが、仮に1%台前半のままだと日銀が目標とする2%との距離はかなりある。「2年で2%」の目標達成が難しいとすれば、何らかのアクションを迫られる可能性が高まります。

 ただし、ここへ来て今年秋の追加緩和という可能性も否定できなくなっています。発端はやはり4〜6月期のGDPです。仮に7〜8%という大幅なマイナス成長になれば、エコノミストは2014年度の成長率予測を下方修正するでしょう。日銀はいまだに実質1%の成長を見込んでいますから、日銀との乖離がまた大きくなる。日銀もここまでの落ち込みを想定していなかったでしょうから、1%成長のハードルは高いと受け止めざるを得なくなると思います。

 政治サイドからも「大丈夫か」という声が出てくる可能性があります。4〜6月期のGDPの発表後に追加緩和への期待が高まることも想定されます。

このコラムについて
キーパーソンに聞く

日経ビジネスのデスクが、話題の人、旬の人にインタビューします。このコラムを開けば毎日1人、新しいキーパーソンに出会えます。


05. 2014年8月07日 07:48:54 : FoozYI3PZF
正に株価だけ釣り上げておけばいいと思っている上っ面だけのアベノミクス。

方法論として、先に株だけ上げておいて実際に中身がそれに追づいしてくれば良かったでしょうが、そんな簡単に行くわけないでしょう。


元々、中身がないのだから、これじゃ外面だけよくして作り上げる偽装建築と同じで、中身はボロボロ。

前回の日経平均14000割れ寸前の攻防で、無理矢理14000円割れを回避して15000円突破まで持って来ているが、次に14000円割れの局面がきたら、前回の攻防で大方のストップ注文が消化されているので次は支えきれないのでないか?

幻想の15000円代だが、特にこれ以上上がる材料もなく、暫く上がることが出来ない株価は上昇のエネルギーを失い、いずれ逆方向に向かう。

その時は、一発で14000円を割る可能性もあるのではないか?
ストップが消化された後の下落は一気に来るでしょう。

それは当然国も分かっているので、出来るだけ1500円を割らないように手を打つと思いますが、15000円を割って、14500円以上を保っていれば良いが、14500円割れた辺りからは何かのきっかけでストンと14000円を割ってしまう可能性もあるでしょう。

そして14000円。

ここよネックラインが一気に割れるようであればもう止められないかもしれませんね。

本当の下落は絶対に止められませんから、当然ヘッジファンドなどはチャンスとばかりに一気に売り浴びせて儲けますね。

一般投資家は、こういったシナリオも一応念頭に置いておいた方がいいでしょうね。
持っているだけで上がる時代は終わってますので。

都民



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