安倍晋三首相は２１日、広島市の土砂災害による被害拡大を受け、今週末まで予定していた山梨県鳴沢村の別荘での休養を切り上げ、都内に戻った。

　首相は土砂災害が発生した２０日、森喜朗元首相らとのゴルフを途中で中止して山梨から官邸入りし、被害状況の報告を受けて関係省庁に指示を出すと、夜には別荘に戻った。首相周辺によると、別荘に戻ったのは放置したままの荷物を整理するための「帰京の準備」が必要だったという。

　２１日は、宮内庁で天皇、皇后両陛下が２２日から予定されていた静養を取りやめられたとの発表があった。首相が別荘を出発したのはその後だった。

　古屋圭司防災担当相は２１日、官邸で記者団に対し、首相が別荘に戻ったことに関し「連携を取りながら対応している。何の問題もない」と述べた。首相がゴルフをしたことについては「死者が出たことがはっきりした時点で、官邸に帰る支度をしている。批判は当たらない」と強調した。公明党の山口那津男代表も記者会見で「ゴルフを中止して官邸に戻り、しかるべき指示を出した。取り立てて非難するには当たらない」と述べた。

　これに対し、民主党の海江田万里代表は、首相が別荘に戻ったことについて「びっくりした。こういうときだからこそ官邸に詰めて情報収集に当たるべきだ」とし、社民党の又市征治幹事長は「とんでもない判断だ」と批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000007-san-pol

＜広島土砂災害＞首相の「別荘戻り」波紋…野党、緊張感ない
毎日新聞 8月21日(木)21時25分配信

　安倍晋三首相は２１日、休暇を過ごしていた山梨県鳴沢村の別荘から首相官邸に戻り、広島市北部の土砂災害を受けた政府の対策会議に出席した。首相は、今週末までの予定だった別荘滞在をこの日で切り上げたが、災害が起きた２０日、いったん別荘から官邸に駆け付けながら、夜には別荘に戻っていた。野党は首相の対応を問題視し「被害が拡大しているのに、緊張感がない」と批判を強めている。

　首相は２１日、葛西敬之ＪＲ東海名誉会長と別荘で昼食を取ると車で東京に向かい、午後３時すぎ、官邸に。午後４時からの対策会議で、関係省庁の幹部に「一刻も早い救命・救出に全力を尽くしてもらいたい」と指示した。政府はこれに先立ち、死者・行方不明者が増える見通しになったため、官邸危機管理センターに設けた連絡室を対策室に格上げする対応を取った。

　首相が２０日夜、官邸から別荘に戻ったことについて、官邸関係者は２１日、「資料などを取りに行くためで、休暇を切り上げることはすでに決めていた」と説明。首相の対応が後手に回ったとの見方を否定した。

　古屋圭司防災担当相も２１日、「連携を取りながら対応している。何の問題もない」と記者団に強調。公明党の山口那津男代表も記者会見で「内閣として取るべき対応をしっかり取っている」と首相を擁護した。

　これに対し、民主党の海江田万里代表は２１日、兵庫県丹波市で記者団に、首相が２０日夜、別荘に戻ったことについて「びっくりした。官邸に詰めて情報収集にあたるべきだ」と指摘。首相が２０日朝、ゴルフを一時プレーしたことについても、同党の大畠章宏幹事長は会見で「災害が発生しているのに、なぜゴルフができたのか。慢心の表れだ」と批判した。社民党の又市征治幹事長は「静養している状況か」と述べた。【光田宗義、村尾哲】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000103-mai-pol

これに対し天木という者は「このざまは何だ」「同情できない」と申しておる。

それ以外の発想は出来ないのか。むしろ首相が政府が出来ることはこの程度しか無いという事に考え及ばないのか。
広島市という一つの市内で起きた災害。対応するのは市の行政で現場は警察、消防があたる。手に負えないときは県の行政に応援を頼む。県が応援を求めるには知事等が自衛隊の災害派遣を要請する。それに対応して自衛隊に出動を命令するのは防衛大臣またはその指示した者。
このたびの広島市における土砂崩れ事故の規模は、上の範囲で対応出来るものだ。首相や政府全体がかかわるべき問題とはいえない。首相がなにを措いても官邸に駆けつけて情報を集め指示を出さねばならない災害とは、三年前の東日本大震災のような広域大規模で県レベルまでの行政組織で対応しきれない事件事故災害だ。いちいちトップを引っ張り出し叩き起こさねば対応できないとしたら、現状の組織とその役務を見直さねばならぬ。
天木という者はまた「初動態勢は甘かったと認めればいい」とも申しているが、この事故において首相がする初動とは何か、その甘くない態勢とはどうあることか、何も具体的な説明はない。初動態勢などという知ったような言葉を並べておけば、甘い読者はこの甘木という者はなにか大したことを言っているらしいと思ってくれるとなめておるようである。土砂崩れがあった家が流された埋もれたで首相がとる初動は無い。上記のように現場を管轄する地方行政が初動対応を取るのである。そのように決まって行動マニュアルも出来ている。

もうひとつの首相への非難をしている者たちは、ゴルフをしていたことへの‘やっかみ’である。ゴルフとはカネ持ちの優雅な遊びと、一昔前の考えから抜けきれない者たちだ。日本に来る外人がフジヤマゲイシャをいつまでも口にしていたというが、その類の人種と変わりがない。自分がやらないこと良く知らないことは何十年も前の‘常識’から一歩も抜けられない。十何年前のえひめ丸事故と森ゴルフを引き合いに出しているのが全くその裏付けだ。当時はまだゴルフは高めの会員制が支配的な‘上流的遊び’であったろう。いまのゴルフは会員権など無関係に庶民がいくらでもやっている。ゴルフ場もあの手この手で客を集めるのがたいへんだ。一方、客のほうも熟年を過ぎた人が出来る「球技」はこれぐらいしかない。そんなポピュラーな遊びだ。そんな今の‘常識’を知ろうともしないやからが「ゴルフけしからん」と息まいている滑稽さ。
　
いつまで首相を引っ張り出す気だ。そのうちネコが下痢をしたそれが３０匹いる、どうしてくれる、首相なんとかしてくれ、と真面目にさわぐ甘木某が出てくるだろうよははは。
　

行政には統制機関があるから、管轄に任すべきだということ

問題は、野党の追及理由の方だわな

ただ、安倍に人の心がないことはわかった