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安倍晋三首相の内閣改造・自民党役員人事は、自民党2分裂=保守2大政党による政権交代の形を暗示(板垣 英憲)
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/862.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 9 月 06 日 07:02:46: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b52393966e08435dc8af58cf20c0f5aa
2014年09月06日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三首相は、内閣改造・自民党役員人事(9月3日)により、「自民党解体」の刃筋をつけた。つまり、自民党2分裂=保守2大政党による政権交代(タライ回し)という形を暗示したのである。これは、奇しくも「生活の党」(小沢一郎代表、鈴木克昌幹事長、小宮山泰子国対委員長ら衆院議員7人、参院議員2人、次期国政選挙の公認候補予定者ら21人計30人)が9月3日から5日まで2泊3日、韓国ソウル市で「夏会談季研修会」を開催、与党セヌリ党の幹部と会談するなど「議員外交」を展開中のことであった。深読みすれば、小沢一郎代表の仕掛け通りであったとも言える。

◆今回の内閣改造・自民党役員人事の背後には、フリーメーソン・イルミナティと世界のロイヤルファミリーの深遠なる意向が、陰に陽に働いていた。それは、「自民党解体」への策動であった。自民党は、旧ソ連からの脅威に備えるため、すなわち米国を共産勢力から守るため、日本列島を防波堤にする目的で結党された。これが米ソ東西冷戦崩壊=ソ連東欧諸国崩壊により、不要になっていた。すなわち、1991年12月25日にソ連のミハイル・ゴルバチョフ大統領が辞任し、これを受けて各連邦構成共和国が主権国家として独立したことに伴い、ソ連が解体された。このときから、すでに23年を経ており、自民党もようやく解体時期を迎えている。

◆ならば、自民党は、どういう形で「解体=2分」されることになるのか。その姿を暗示しているのが、今回の内閣改造・自民党役員人事の結果である。産経新聞が、「内閣改造をめぐる自民党各派・グループ(G)の『収支』」と題して自民党派閥・グループが確保した閣僚・役員の分布を以下のようにまとめている。

 町村派 × 留任含め3人入閣も、派閥推薦の本命はかなわず
 額賀派 ○ 派閥推薦で小渕優子、竹下亘両氏が入閣
 岸田派 △ 派閥推薦の望月義夫氏は入閣し、4人が2人に
麻生派 ○ 麻生太郎会長が推した山口俊一氏が入閣
二階派 ○ 派閥推薦の西川公也氏が入閣
石原派 × 閣僚ゼロ
 大島派 ◎ 最小派閥ながら有村治子、江渡聰徳両氏が入閣

 このなかで、石原伸晃前環境相は、次世代の党の父・石原慎太郎元環境庁長官から「お前は、小沢一郎代表のところへ行け」と言われているので、その方向に動いているように見える。

 鳩山邦夫元総務相は、「小沢一郎代表のところへは行かせない」と言われていたが、「きさらぎ会」(108人)から1人も入閣できなかったとなれば、「小沢一郎代表のところへ行かざるを得なくなる」かも知れない。

【参考引用】産経新聞msn産経ニュースが9月4日午後11時14分、「自民派閥で明暗 大躍進の大島派 お通夜のような石原派… 改造一夜明け」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 内閣改造から一夜明けた4日、自民党各派は入閣を待望していた議員の“収支決算”に歓喜や悲嘆する光景がみられた。安倍晋三首相は、派閥トップとの距離感も考慮して入閣枠を調整したとみられ、今回の人事は、各派会長の求心力にも大きな影響を与えそうだ。(水内茂幸)
 「私の初入閣を報道するテレビ画面に『大島派』のマークが出たのが、本当にありがたかった…」

 女性活躍担当相に起用された有村治子氏は4日、大島派(番町政策研究所)会合で、同派会長の大島理森前副総裁を前に言葉を詰まらせた。

 大島派では防衛相兼安全保障法制担当相として江渡聡徳(えと・あきのり)氏も初入閣。前会長、高村正彦副総裁の再任も踏まえれば、12人の小派閥で3つの重要ポストを獲得する大躍進となった。

 首相周辺は「大島氏は、集団的自衛権をめぐる与党協議で『裏の交渉役』として汗をかき、首相が高く評価した」と重用の理由を打ち明ける。

 第3派閥の岸田派(宏池会)は、会長の岸田文雄外相が留任し、事務総長の望月義夫氏が環境相に初入閣。望月氏は4日の同派会合で「『宏池会から』というのを決して忘れない」と述べ、岸田氏の後押しに感謝した。ただ、林芳正前農林水産相と小野寺五典(いつのり)前防衛相が閣内から去った。岸田氏にとっては「痛し痒(かゆ)し」といえそうだ。

第2派閥の額賀派(平成研究会)は、額賀福志郎元財務相が推薦した竹下亘氏が復興相、小渕優子氏が経済産業相にそれぞれ入閣。麻生派(為公会)も麻生太郎副総理兼財務相の強い推しで、山口俊一氏が沖縄北方担当相に起用された。二階派(志帥会)も、西川公也氏が念願だった農林水産相を射止め、二階俊博会長は総務会長に就いた。

 逆に、お通夜のような雰囲気に包まれたのが、入閣ゼロだった石原派(近未来政治研究会)だ。会長の石原伸晃前環境相は4日の同派会合で、改造人事について触れなかった。石原氏は周囲に「首相はあまり話をきいてくれない」と愚痴をこぼしているという。

 谷垣禎一幹事長のグループ(有隣会)は不穏な空気に包まれている。谷垣グループは遠藤利明元文部科学副大臣の初入閣を求めたが、見送られた。グループ幹部は「谷垣氏は三顧の礼で幹事長を頼まれたのだから、遠藤氏の処遇だけでもお願いできなかったのか」と不信感を募らせている。

 首相の出身であり、最大派閥の町村派(清和政策研究会)は、会長の町村信孝元官房長官が宮路和明元厚生労働副大臣らの入閣を求めたが、かなわず、宮路氏は派閥幹部の前で涙を流したという。平成24年の党総裁選でそろって立候補し、ぎくしゃくした首相と町村氏の関係はいまだに暗い影を落としているようだ。

 石破茂地方創生担当相に近い議員による「無派閥連絡会」は、石破氏を除く入閣がなかった。鳩山邦夫元総務相が主宰する「きさらぎ会」も、河井克行元法務副大臣らの起用が見送られた。


 

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コメント
 
01. 2014年9月06日 09:06:14 : 3EKg8A5BtA
民主党政権が消費税増税の法案を出した頃に高橋洋一氏が「(財務省が)安倍政権下で消費税増税をやるという風にしておけば安倍一派が離党するだろうということを計算している」というようなことをIWJのインタヴューで言っていたがその兆しが見えてきたということなのか。北朝鮮問題などの対応で意見が割れればそこから波乱も出てくるかもしれない。

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