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記者の思い込み? 朝日「吉田調書スクープ」撤回に残る疑問(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/314.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 13 日 07:12:04: igsppGRN/E9PQ
 

         幻のスクープ


記者の思い込み? 朝日「吉田調書スクープ」撤回に残る疑問
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/153327
2014年9月13日 日刊ゲンダイ


 それにしても、まだ疑問が残る。朝日が撤回・謝罪した「吉田調書」の原発作業員の「命令違反・撤退」報道。「意図的に記事をねじ曲げたのではないか」「方向性があって都合のいい部分を引っこ抜いたのではないか」――。きのうの緊急会見で相次いだ質問に、木村社長は「記者の思い込み、チェック不足があった」との説明に終始したが、本当に理由はそれだけなのか。

 政府事故調が事故当時の吉田昌郎所長(故人)に30時間近く聴取した「吉田調書」は、それこそA4判で400ページ超にのぼる膨大な分量だ。中には、原子力安全委員会の班目春樹委員長がパニクって、「早く(原発に)水を突っ込め」とわめき散らす様子や、菅直人元首相が乗り込んで現場をかき回す様子が生々しく出てくる。

 ところが、朝日は膨大な調書の後半に着目し、震災4日後の未明に、〈第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた〉と断じた。

 公開された吉田調書には当時の状況がこう記されている。

〈本当は私、2F(第二原発)に行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、行くとしたら2Fかという話をやっていて、退避をして、車を用意してという話をしたら、伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。私は、福島第一の近辺で、所内に関わらず、線量の低いようなところに一回避難して次の指示を待てと言ったつもりなんですが、2Fに行ってしまったと言うんで、しようがないなと〉

 その直後に吉田氏はこう証言した。

〈2号機が一番危ないわけですね。放射能というか、放射線量。ここから外れて一回退避してくれというつもりで言ったんですが。(中略)よく考えれば2Fに行った方がはるかに正しかったわけです〉

 調書を素直に読めば吉田氏に「命令違反」の認識がないことは分かる。朝日の記事は「退避」を「撤退」と言い換えてもいる。

 11日の会見後、出席した記者の間で、「朝日は本当に吉田調書を全文入手していたのだろうか」「当初入手できたのは調書の一部だったのではないか」という声があがった。何者かの“リーク”に乗っかった記事だったのでは、という疑問である。だとすれば、「記者の思い込み」という説明もツジツマが合う。

 朝日には菅元首相と今も昵懇の記者がいて、菅を擁護した回もあった看板連載「プロメテウスの罠」を担当し、今回の“スクープ”にも携わったと、最新号で週刊新潮は報じた。事故直後、現場から撤退しようとした東電と菅が陣取る官邸の間でゴタゴタはあった。

 菅直人事務所は、「吉田調書の現物又はコピーは、9月11日に公開されるまで、私自身持っていませんでした。それ故、誰にリークすることもあり得ません」と本紙の取材に回答した。

 幻のスクープの背景に何があったのか。


 

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コメント
 
01. 2014年9月13日 07:30:09 : nxMSvqdmso
朝日は、菅さんに嵌められたのか?

02. 2014年9月13日 08:40:36 : vC2QjrfhKY
朝日新聞を始めとするリベラルマスコミの殲滅は、靖国軍需利権にとぐろを巻く軍事財界にとって喫緊の課題であった。

東電擁護を使命とする政府事故調が事故当時の吉田昌郎から引き出した調書なるものは東電擁護、菅直人政府への責任転嫁、吉田の自己弁護などから成る出鱈目なものであった。
吉田昌郎の供述はだから矛盾に満ちている。
「本当は私、2F(第二原発)に行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで・・・」
「2号機が一番危ないわけですね。放射能というか、放射線量。ここから外れて一回退避してくれというつもりで言ったんですが。(中略)よく考えれば2Fに行った方がはるかに正しかったわけです」
吉田の誤魔化し供述が顕著なところである、
緊急時の最高責任者が自分の発した重要指示を「伝言ゲーム」などと誤魔化す人間がどこにいるというのか!
吉田の命令も指示もあの恐怖と混乱の現場では全く機能していなかったのだ。
東電はそれを知っていたから、全員撤退(実際は逃亡)を菅直人政府に伝えた。
菅直人政府の危機感が頂点に達し、政府が非常行動を取ったのは当然であった。

混乱の現場最高責任者吉田昌郎は第二原発に退避しろとも第二原発に行けとも言っていないのに社員はクモの子を散らすように第二原発に「逃亡」した。
朝日新聞の逃亡記事は間違ってはいなかったのである。

東電擁護を使命とする政府事故調が事故当時の吉田昌郎から引き出した東電擁護、菅直人政府への責任転嫁、吉田の自己弁護などから成る出鱈目な調書を「元にして」朝日新聞は全く必要のない過剰な謝罪劇を上演した。
マスコミは最後には必ずファシズムの補完勢力となるという歴史の真実を国民は忘れてはならない。
http://esashib.com/kanorosi01.htm



03. 2014年9月13日 10:07:10 : VuVC90sQPg
山本(太郎)参議院議員が当選した時にある朝日の記者が高品質マスクをしていた山本議員の放射性物質に対する認識に対して政府の見解に近い考え方を引用してそれを否定するような記事を書いていた。かと思ったらすぐにバッシングが始まって山本議員が無茶苦茶に叩かれた。この一連の流れを見て何か不審な感じがしたが日本のメディアの後ろには米国がいるので慰安婦の問題なども含めて記事を書くにはそこからの圧力もあるのかもしれない。

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