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朝日新聞「誤報」事件  秘密保護法の生け贄(街の弁護士日記)
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/323.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 13 日 10:03:05: igsppGRN/E9PQ
 

朝日新聞「誤報」事件  秘密保護法の生け贄
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2014/09/post-08e2.html#_ga=1.146534900.1371792846.1402503716
2014年9月13日 街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋


朝日新聞の「誤報」に対するバッシングは、戦後、言論機関(朝日新聞がそう呼ぶに値するかどうかは別として)に対するものとして、かつて例をみない特異な事件に発展した。


沖縄密約を暴いた西山太一記者は女性スキャンダルにすり替えられた人格破壊によって記者生命を絶たれた。
戦後初めての本格的な政権交代を成し遂げた小沢一郎は、事実無根の金銭スキャンダルによる人格破壊によって政治生命を絶たれた(ように見える)。
朝日新聞「誤報」事件も、人格破壊の域に達した。
そして、朝日新聞は、西山氏や小沢氏と異なり、人格破壊に屈して、頭を垂れた。


朝日新聞「誤報」事件は、確実に後世の歴史に残る。
「誤報」としてではなく、「暗黒の言論統制」の時代の幕開けとして、だ。


とりあえず何が対象にされたのかを確認しておくことに意味があるだろう。
「慰安婦」の「拉致」に関する吉田清治証言に関する「誤報」は、「軍」に対するものだ。
福島第一原発事故に関する吉田調書の「誤報」は、原発に対するもので「テロ」関連で軍事に通ずる。


吉田調書に関する誤報は、「命令違反」と「撤退」に関係する。
所員が、吉田所長の意図に反して福島第二原発へ移動したことを「命令違反」とするのか否か、それが「撤退」であったのか「待避」であったのか、いずれも表現の問題であり、価値評価に関わる問題だ。
事実関係の詰めに甘さがあったとしても、報道の現場では常に起こりうる問題だろう。


何より、これを問題にするのであれば、小沢一郎の金銭スキャンダルに関する執拗な報道は、「誤報」を超えて「捏造」だったと謝罪しなければならない。
TPPについて未だに農業・畜産業の関税の問題として報道し続けているメディアは全て誤報の山を築いている。
ウクライナ政権を正統政権として報道し続けているのも国民を欺く大誤報だ(革命政権であると主張するのであれば別だが、そのような評価は見たこともない)。


吉田清治証言に関わる「誤報」は30年、短く見ても20年前のものだ。
そうした遙か過去にさかのぼる報道も猛烈な批判の対象になる。
報道回数において朝日新聞が抜きん出ていたとしても、当時の国内メディアは大半が吉田証言を事実として報道していた。


吉田清治証言を除外しても、韓国の軍「慰安婦」を「強制連行」と呼ぶか、これも価値評価の問題だ。
物理的な強制力を使えば「拉致(略取)」である。
仕事の内容を秘匿し、偽って連れ去れば「誘拐」である。
いずれも立派な刑法犯だ。


自分の娘が、仕事の内容を偽った勧誘によって外国に渡らされ、性的労働に従事させられたことを想像すればわかるだろう。
この「誘拐」を「強制連行」と呼ぶか否か、これもまた価値評価の問題だ。
現に「誘拐」を「強制連行」と評価した裁判例も存在する。


その程度の問題であり、20年以上も過去のことであっても、ある日突然、猛烈なバッシングに晒されることを今回の事件は露わにした。
どこかでGOサインが出されれば、どのメディアが狙い打ちにされるかわからないことを言論に関わる全てのメディアに知らしめた。


なぜそうした「誤報」が起きたのか。
根本的な原因は、情報が「秘密」だからだ。
吉田調書はそれ自体が「秘密」である。
吉田清治証言に関わる「誤報」がまかり通ってしまったのは、戦前の軍部全体が秘密情報の山で、多くの歴史的な証拠資料がすでに廃棄されているからだろう。


とくに吉田調書問題を見ればわかりやすいだろうが、「秘密」とされなければ、「誤報」も起こらなかったのだ。
一連の聴取結果が、国民共有の財産として公開とされ、教訓をくみ取るべく活発な議論がなされれば、このような問題は起きなかったし、議論の対象や内容も自ずから違ったものとなったはずだ。


吉田調書について、朝日新聞自身が裏付け取材が不十分であったとしている。
そもそも「秘密情報」について、裏付け取材を十分に行うなどということが可能なのか。
十分な裏付け資料がなければ報道してはならないとすれば、今後、「秘密情報」に関わる報道はできなくなる。
事実上、「秘密情報」に関わる報道は存在しなくなるだろう。


12月には秘密保護法が施行される。
政府は、取材、報道の自由を侵害しないというが、今回の事件で、報道のハードルは一挙に上がった。
十分な裏付け取材もなく、報道すれば、即、刑事処分が待っている。
誤報の後の対応が重要だ等という話では断じてない。
そして、「秘密」について、十分な裏付け取材を行うのは不可能だ。
朝日新聞は、全言論界に、秘密保護法の威力を見せつけるための、生け贄とされたのだ。


メディアは、益々、政府公認情報しか流さなくなる。
われわれは、そうした時代に入る。
それを覚悟して朝日新聞「誤報」騒動を見る必要がある。

--------------------------

朝日新聞に対しては、いい気味だという思いもある。
朝日新聞は、執拗に弁護士増員を主張し、これに反対する弁護士・弁護士会に対して、バッシングを行い、今の弁護士窮乏化政策を導いた張本人だ。
経済基盤を失った弁護士は、権力に対する批判勢力とはなり得ない。
弁護士がまともであれば、おそらく、朝日新聞バッシングに対しては、強い異議が出されただろう。
日弁連会長の抗議声明も出たに違いない。
しかし、世論の勢いに負ける日弁連から、おそらく、そんなものは出ない。
「日弁連は秘密保護法に反対」している、にも拘わらず、だ。


小沢一郎に対する朝日新聞のバッシングも異様であった。
バッシングに積極的に加担した朝日新聞が生け贄にされた。


ナチスの暴圧を対岸の火事と見過ごした、どこかの牧師の述懐が、現実となっている。
「茶色の朝」が訪れようとしている。


 

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コメント
 
01. 2014年9月13日 10:38:37 : gIuGiesdOo
> 朝日新聞は、西山氏や小沢氏と異なり、人格破壊に屈して、頭を垂れた

批判に弱くいとも簡単に頭をさげる新聞なんだろうが
秘密保護法の生け贄というなら
タイミングといいヤラセじゃないかね〜。
その臭いがする。騒ぎ方がどうも仰々しい。

> 朝日新聞は、執拗に弁護士増員を主張し、これに反対する弁護士・弁護士会に
> 対して、バッシングを行い、今の弁護士窮乏化政策を導いた張本人だ。
> 経済基盤を失った弁護士は、権力に対する批判勢力とはなり得ない。

この部分は俺的には??がいっぱい付くけど



02. 2014年9月13日 10:46:59 : WWevWBkeVY
>「慰安婦」の「拉致」に関する吉田清治証言に関する「誤報」は、「軍」に対するものだ。

国内問題としてはそうであるが、
対外問題としては「日本国民」に対するものである.
慰安婦問題は確かに卑劣な人権問題であるが、
当時の観点では、韓国人に対するものではなく、
日本人に対する人権問題である.


03. 2014年9月13日 10:49:28 : uT4TNrxe8s
「アベノミクス万歳!これで日本の景気は良くなる!」
って言ってたやつらの方がよっぽどタチ悪い捏造・誤報だと思うんだけど

04. 2014年9月13日 18:51:06 : QBrYpzDGwo
   朝日の窮状が例によって国家の秩序維持の問題として、権力に対して反抗的な部分を徹底して叩くという統治機構の秩序維持としての執念も感じられるところを、丁寧に分析していると思う。
  ひとつ気になるのは、それまでの見解と全く異なるところで急に朝日ざまあみろ、的な論調になっており、それが弁護士増員問題だとのことである。
  弁護士が弁護士の増員を嫌うのは今始まった事では無いが、医師が医師の増員を嫌うような印象があり、士業に関係の無い人間であってしかも士業を頼りにせざるを得ない立場に有る者としては、一概に賛同は出来ないのである。
  過疎の町に医師が少なければ、それだけ医療措置が遅れ、助かる患者も助からない可能性が高いのと同様、法治国家において最後の砦となる訴訟の補助をしてくれる弁護士は、一般国民が自分の理不尽な立場を釈明したり、保障を要求したりする場合に不可欠である。いわば、国民にとっては弁護士は最後の最後に頼る医師のようなものであり、その医師が少ないということは、法治主義を採る国として、法律はあれどその法律を引き出しから出して法廷で闘うことによって保障される個人の権限が軽んじられるという、いわば片手落ちの法治主義であると思う。
  勿論、弁護士が多ければ良い訳ではなく、日本の場合は検事、判事が政財官の護送船団方式の中に絡め取られた人事のせいで正義と公正が通じなくなっている嫌いは有る。そのような中で弁護士を増員したとて、国民社会の権力に対する正義と公正が担保されることは有り得ないとは思う。
  ただし、訴訟まで行かずとも、法律知識を持った弁護士によるアドバイスがあれば解決可能な問題も多いのではないか。一家に一人、顧問弁護士がいれば、サラ金問題や俺おれ詐欺、労働問題など未然に防げる場合があるのではないか。
  それには、弁護士の数が多く訴訟費用や顧問弁護士費用が低額であることが必要だが、売り手市場ではそれも敵わない。勿論、質の問題はあるだろうが、医師とて質の悪い医師もいるがそれは刑事罰を問われる。
  弁護士の質の悪さを刑事罰に問う訳にも行かないから現行の弁護士会が増員に反対するのも無理は無いが、やはり誰でも安直に弁護士と相談出来るような状況が本当の法治主義というものではなかろうか。また、勝ってナンボの世界はむしろ権力に対して数が少ないのでは正義と公正が打ち出せるか、それも気になるのだ。

05. 2014年9月13日 21:39:48 : Q82AFi3rQM

 朝日新聞が秘密保護法の生贄になったのかどうかは、わかりません。

 判断が(私なんか)できない。

  このところの朝日新聞の状況は池上氏記事の掲載問題から、具体的
 には、発しています。あれがなければ今日の状況はなかった。
 池上氏の記事を掲載するかしないかについてモメた結果、社長の記者
 会見があった、と私は理解していますが、そうではないのでしょうか。

  朝日新聞の記事が世界的なステイタスを持っているとは信じがたい。
 朝日新聞の評価は、朝日新聞内の自己評価はどうであろうと、すでに 
 他紙と同じ穴のムジナとしての評価が行き渡っており、朝日が特に秘
 密保護法の生贄になろうがなるまいが体制に影響はない、つまり自滅
 してゆく新聞全業界内の局所的状況の話で、事改めて朝日がねらわれ
 た、などとは考えにくい。

  ま、しかし、元来この新聞社の社風は中身がないのに「イタケダカ」。

 嫌われて当然だから、狙われても不思議はない。なんか、周囲には理
 解できにくい「ねじ曲がった」プライドがあるらしくて素直じゃない。
  どうやったらあーゆう性格が出来上がるのかね?
  相当ひどいコンプレックスが潜在している、としか考えられない。

 報道機関がコンプレックスの塊だったらどーなるか。
 まともな報道はできません。


 朝日新聞は会社自体が自己愛型人格障害なんだろーなア、と私は思う
 けどどうかしら??

   


06. 2014年9月13日 22:01:04 : XREbrd5T2M
>>05
>朝日新聞が秘密保護法の生贄になったのかどうかは、わかりません。
>判断が(私なんか)できない。

などと書きながら、

>朝日が特に秘密保護法の生贄になろうがなるまいが体制に影響はない、つまり自滅
>してゆく新聞全業界内の局所的状況の話で、事改めて朝日がねらわれ
>た、などとは考えにくい。

判断してるだろ。(笑い)
判断できないんだったら判断するなバカ。

>嫌われて当然だから、狙われても不思議はない。なんか、周囲には理
>解できにくい「ねじ曲がった」プライドがあるらしくて素直じゃない。

今度は、狙われて当然などと全く意味不明。

他人を自己愛型だなんだと批判する前に
自分の脳味噌を点検しろや。



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