イギリスから独立をするか否かというスコットランド住民投票は「否」という結果に終わりました。
もしもこれが議会で決められていたのであれば　スコットランド住民の約半分は納得できず激しく怒ったでしょう、独立派の人々はモチベーションが高い人々ですから、場合によりゼネストほか実力に訴えていたかも知れません。

住民の選択結果についての可否は言いません。ただ住民投票の素晴らしいところは、結果の「反対意思だった住民も納得する」ところです。

不満ながらも「同胞の過半数が独立に反対というのなら仕方があるまい」となるのです。
このテーマがもしも議会で決めたとなれば、利権などの情報が飛び交い、全住民は後味の悪いことになつたのは当然でした。(欲を言えばスコットランド出身の元首相などによる援護射撃が余計だつたかも・・・)

過半数の住民の選択「離脱せず」が後日悪い結果を招いたとしても　全ての住民が「悪い結果」も納得し、政治への関心を高める即ち「民度の向上」につながることになるでしょうし、修正も賛成を得られるのです

向上、進歩は、失敗などの体験の結果得られるものです。「政治はプロに任せておくべきだ」という考え方はそのうち「時代にそぐわない考え方」になるでしょう。第一、役所に頭が上がらない人々(議員)によった政治は二極化をもたらし国を破局に導いてゆくのです

　維新の会はじめ　野党は小異を捨てて「安保・原発など飛びきり重要な政治テーマは国民投票、次位の5-7の政治テーマは参政員制度で消化する」の一点で合意して、自民党と対決すべきでしょう

そうでなければ　全ての野党は　次の選挙では　お気の毒な結果になることは明らかですし　自民党の独裁、独断的政治は結果として日本を不幸に導くことになります
　

コメント
01. 2014年9月19日 18:45:37 : FfzzRIbxkp 投票の様子がネットに流れていたので興味深く拝見しました。 １６歳から投票できるので若い層も目立ちました。 各地域で投票結果を発表するブースが設置されているのかな、 同じ場所にさまざまな意見を持つ人々が集まっていて、結果に反応を示していても分断や衝突という様子が見られません。 イギリスのバールで、議論をし明かすのでしょうか。 友達がイギリスに暮らしていますが、日本の文化を紹介するイベントや学習会に声がかかるそうです。 あれこれ質問攻めにも合うし、あたりまえに思っていた日本の習慣をいざイギリスの人に説明するとなるとなかなか難しいと話していました。 日本で暮らす外国人の方々などから、母国の文化や習慣などを学びとっていく交流が活発になっていくといいですよね。
02. 2014年9月19日 21:52:55 : 9YGR1mSpzg ヒミコは何人だったのだろうか。 ヒミコ族のようなのが、スコトランド人ですね。 このあたりの歴史は、日本では空白なので話が判らないです。
03. 2014年9月19日 22:09:12 : wziiOmA0e2 仏軍、イラクで初空爆　対過激派、米戦略後押し http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014091901001393.html 【パリ共同】フランス大統領府は１９日、フランス軍がイラク北東部で同日、過激派 「イスラム国」に対する空爆を実施したと発表した。イスラム国に対する仏軍の空爆は初めてで、 主要国としても米国に次ぎ２国目。 イラク関係では通常、米の次に英が来るはずのところになぜか仏が・・・ イギリスがイラク空爆でぐずったか？ それで懲罰対応でイギリスを揺さぶった米。 米民主党と、今は野党の英労働党は近いとも言われてるし。 米オバマ目線で裏で圧力かけて選挙やらさせて、スコットランドの顔を立て 負けても労働党のメンツは保て、一人負けの苦しい立場の英保守党。 という米の陰謀仮説を立ててみよう。
04. 2014年9月20日 00:31:22 : 2QSW27CtVE 労働党のブラウン内閣になってから国がダメになったとか何かの雑誌でイギリス人が言っていたのを読んだ記憶がある。ブラウン内閣が成立したのが２００７年の６月で第１次安倍政権の末期に当たる。その前のブレアー労働党内閣と米・ブッシュ共和党大統領府と小泉自民党・公明党連立内閣は共同で違憲のイラク派兵を実施。その違憲行為の先にあるのが安倍政権で今の第２次安倍政権はその焼き直しに当たるがキャメロン保守党・自民党内閣は違憲内閣である故の安倍政権のネオリベ政策に影響を受けている可能性がある。そこからイギリス国民の不満が高まりスコットランドの独立騒動につながりキャメロン首相の政策的な譲歩を引き出した。ということはこれは最終的に出どころの日本にも政策的なリフレクションとして跳ね返る可能性が高いのではないかと考える。
05. 2014年9月20日 02:05:38 : j2EOPrepI2 で？ 仮に独立後 第二のウクライナになるとかの計画だったって本当？
06. 2014年9月20日 04:40:36 : YxpFguEt7k 01氏と同じようなところに着目しました。 16歳から投票できるのは素晴らしいですね。日本もそうなりましょう。
07. 2014年9月20日 07:56:28 : eObS6WrwWU 英国は流石に市民革命発祥の地であり、素晴らしい民主主義国家である． 自治国が独立国家になることを住民投票で決めることができる． 中国やロシヤは非合法として住民投票を認めていない非民主国家である．

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