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本澤二郎の「日本の風景」(1753) <二兎を追う者は一兎も得ず> <ホワイトハウスとクレムリンに逃げられた晋ちゃん>
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/744.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 9 月 23 日 13:54:47: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52081400.html
2014年09月23日 「ジャーナリスト同盟」通信

<二兎を追う者は一兎も得ず>

 体調のよくない人間は、ことを急ぐ。いまの自公内閣の1・5年が如実に物語っている。経済政策も失敗、外交は見事に破綻させてしまった。クレムリンとホワイトハウスを、手玉に取ろうとした晋ちゃんの野望に両者は失望している。「信頼できない東京」を内外に印象付けてしまった。二兎を追うものは一兎も得ず、である。

<ホワイトハウスとクレムリンに逃げられた晋ちゃん>

 オバマ米大統領は、米連邦議会調査局の報告書をよく読んでいる。ナショナリスト・ストロングナショナリストの安倍の正体に衝撃を受け、これまで脇の甘さを見せようとはしない。北京やソウルの主との信頼関係には全くない。

 日本人はまず、これくらいの国際常識を持っておくべきだろう。要するに、国際社会では通用しない人物なのだ。しかも靖国参拝によって、それを明白に証明したことになる。
 シャーマニズムそのもののような国家神道・神社信仰が、キリスト教やイスラム教のように、国際社会で認知されることなどない。むろん、いかなる宗教も自由である。そうはいっても、白装束を着た人物が、神主と称して榊の枝を振り回して、それでもって「お払い」「戦勝祈願」などといわれても「はいそうですか」とまともな人間は理解できない。
 考えれば考えるほど、不思議な宗教である。それが天皇を現人神に格上げ、それでもって狂気の日本人を作り上げ、日本帝国となって侵略戦争を強行した。こんな野蛮な信仰に、1国の指導者として晋ちゃんは今もとりつかれ、そこから改憲軍拡政策を、創価学会を巻き込んで強行している。

<森喜朗は元青嵐会>

 安倍後見人の森喜朗もまた、熱心な神社信仰の人物で、選挙になると真っ先に神社に駆けつけた。むろん自由だが、それでも「日本は天皇中心の神の国」と信じ込んで、それを常人に押し付けようとするのだからたまったものではない。よくぞこんな原始的信仰論を言いふらせるものか。しかし、彼は首相として本気で公言したものである。神社が極右の源流なのだ。
 森のような神社信仰者は、なぜか反共・反中派の青嵐会メンバーだった。石原慎太郎もそうである。もう消滅した「みんなの党」を立ち上げた渡辺は2世だ。2世は自民党の浜田もそうである。ほかにも青嵐会2世がいるが、ろくなものは一人もいない。
 彼らのことに詳しい元福田派秘書は「連中は税金泥棒さ」と決め付けている。愚民も多いのだろう。
 いうまでもなく、晋ちゃんのクレムリン接近は森が関係している。「背後は資源利権」と周辺で見られているのだから、情けないし、恥ずかしい。

<岸信介・蒋介石の配下に本物はいない>

 この青嵐会は、日中国交正常化を実現した田中・大平連合に噛み付く役割を担って、永田町で暴れまくった。これの黒幕が岸信介と台湾の蒋介石だった。
 「大金をもらった」と証言してくれた青嵐会関係者がいる。何事も金で動く輩で、まともな信念の持ち主ではない。金で転ぶ連中である。
 岸人脈でややまともな政治家というと、福田赳夫の息子・康夫である。父親も日中平和友好条約を締結した時の首相である。岸の重荷を背負いながら、大平・田中連合の馬に乗り換えて実現した。康夫は靖国参拝派ではない。福田の忠臣というと、田中龍夫がいる。よく事務所をのぞいたものだ。彼は右翼とは無縁で、岸に翻弄される福田のことをいつも心配していた。

<日本財閥は習近平に会えるか>

 さて話は変わる。北京訪問中の財閥代表団のことである。13億人の市場はいまやここだけである。インドの道のりはまだ先なのだから。
 彼らは、習近平主席との会見を目的に北京入りしている。団長は三井傘下の経団連会長である。財閥が戦後、実に賢く立ち回っていることは、財閥という言葉さえ消したことからも理解できる。

 右手で官邸を突き上げて、財閥向けの政策をすべて勝ち取っている。最近は武器弾薬製造と武器輸出という憲法違反政策を実現した。これは驚くべき事態だが、電通を使って新聞テレビの批判をさせないため、多くの日本国民はその深刻さをわかっていない。

 まともな市民がいれば裁判所に駆け込む場面である。集団的自衛権もまた、彼らの利権につながるものである。要は、今の自公内閣の政策のほとんどが、財閥向けなのである。改憲軍拡の本当の主役は、政府というよりも、政府を操る財閥なのだ。財閥の力なくして、今のような暴走政治は不可能なのである。
 そうして今回、北京では左手で商売ということになる。歴代の国家主席は、会見時間をたっぷりとって中国での商売に側面から支援してくれた。今回もそうなるのか。筆者はこれに注目している。財閥の二兎狙いの行方である。
 北京にとっても、本物と偽者を見分けるには時間もかかる。頭脳も明晰でないとなかなか困難である。どうなるか?

2014年9月23日記


 

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コメント
 
01. 北の零年 2014年9月23日 17:56:56 : pi7eKAjFENWsU : O5KRxcOhdg

最近の本澤さんは時に認知症が出るらしい。安倍ちゃんは追う猟師では無く寧ろ、
狩人たちに追われ逃げ惑う兎である。共に逃げ回る兎仲間を探せるかが勝負処か。



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