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翁長氏支持辺野古基地反対市民に広がる疑念(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/722.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 10 月 13 日 06:27:18: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-c091.html
2014年10月13日

いま、一番苦悩しているのは、辺野古に米軍基地を造らせないことを真剣に考え、行動を続け、辺野古基地建設阻止の統一候補として擁立された、翁長雄志氏を支持している人々である。

辺野古に米軍基地を造らせないために、辺野古米軍基地建設を阻止する統一候補を選定し、その候補者の当選を勝ち取ることを目指してきた。

ところが、ここに、一発の核心を衝く行動が炸裂した。

きっかけを作ったのは菅義偉官房長官である。

菅官房長官は、辺野古米軍基地建設の核心を内外に明示したのである。

それは、知事による埋立申請承認である。

この「埋立申請承認」があれば、基地建設は粛々と進めるしかない。

こう明言した。

さらに、知事が埋立申請を承認した以上、この問題は「過去の問題だ」と言い放ったのである。

この結果、11月16日に実施される沖縄県知事選に激震が走ることになった。

つまり、沖縄県知事選の最大争点に、知事による埋立申請承認問題が浮上することになったのである。

結果的には、このことが、菅義偉官房長官の致命的な失策と評価されることになると思われる。

安倍政権の官房長官が「埋立申請承認がすべて」と明示したことの意味は計り知れなく重い。

この発言によって、辺野古米軍基地建設阻止の核心が、

「埋立申請承認撤回または取消」

ということになった。

知事選の争点が、より明確に、

「埋立申請承認の撤回または取消」

についての対応に絞り込まれることになったのである。

辺野古米軍基地建設阻止を求める沖縄県民が苦悩に陥っている理由は、辺野古米軍基地建設阻止の旗を掲げている翁長雄志氏が、頑(かたく)なに、

「埋立申請承認撤回または取消」の確約を

拒絶しているからである。


9月13日に実施された翁長雄志氏出馬表明記者会見の模様をすべての沖縄県民はじっくりと視聴するべきである。

「今大議論となっている翁長市長、県知事選出馬記者会見2」

https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421

の4分45秒〜6分45秒の箇所は、とりわけ必見である。

辺野古米軍基地建設を阻止するには、埋立申請承認の撤回(または取消)が必要であり、具体策を示す考えがあるのかを問う質問に対して、翁長雄志氏がこの質問に真摯に答えるどころか、「逆切れ」する場面が収録されている。

翁長雄志氏は、なぜ、「埋立申請承認の撤回または取消」を確約しないのか。確約できないのか。

辺野古米軍基地建設阻止を目指して活動してきた沖縄県民自身が戸惑っているのである。支持者の疑念を払拭するには、翁長氏が「埋立申請承認の撤回または取消」を確約するしか道はないだろう。

翁長氏がたしかに辺野古米軍基地建設阻止を目指していることを示す確証が欲しいという、悲痛な叫びが轟(とどろ)き始めているからである。

翁長氏が本当に辺野古米軍基地建設阻止を求めるなら、埋立申請承認撤回または取消を拒む理由はないはずである。

理由があるなら明示すればよいわけで、理由を明示できないということが、問題の本質を明らかにしているように思われる。

「辺野古に基地は造らせない」と繰り返し叫んでも、埋立申請承認を撤回または取消しない限りは、辺野古米軍基地建設は進んでゆく。

菅義偉官房長官がこのことを明言している。

つまり、「辺野古に基地は造らせない」と叫びつつ、「埋立申請承認の撤回または取消」を確約しない行動は、実態上は辺野古米軍基地建設容認につながるものであると判断せざるを得なくなる。


9月13日の菅義偉官房長官会見により、11月16日の沖縄県知事選の具体的争点が、

「埋立申請承認の撤回または取消」

問題に絞られることになった。

この基準に照らして現在名乗りを上げている有力4候補は次のように分類されることになる。

仲井真弘多氏 埋立申請を承認した本人
       =辺野古米軍基地建設推進

翁長雄志氏  「埋立申請承認の撤回または取消」を確約しない
       =辺野古米軍基地建設実質容認?

喜納昌吉氏  =「埋立申請承認の撤回または取消」を確約
       =辺野古米軍基地建設阻止

下地幹郎氏  =辺野古基地問題についての住民投票による決定

下地氏の手法は二度手間になる。本来は下地氏が方針を明示し、その上で県民が判断すればよい。知事選は貴重な県民の意思を確かめることができる貴重な機会である。

下地氏のこれまでの言動を踏まえれば、辺野古基地建設容認の考えが強いと推察される。

こうして見ると、辺野古米軍基地建設阻止を明示する候補者は喜納昌吉氏ただ一人になるという可能性が浮上している。

この喜納昌吉氏の後援会ブログが立ち上がった。

喜納氏の考えが示されているので、沖縄県民は、まずは、その記述を熟読するべきである。

「喜納昌吉 地球に愛を!」

http://kinaokinawa.ti-da.net/


 

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コメント
 
01. 三多摩壮士 2014年10月13日 08:37:10 : 2pqh9KvbRoh7E : iCsi19P6XQ
この4人の候補者の中ではっきりと埋立承認撤回を公言してるのは喜納氏だけです

翁長氏は何故承認撤回を確約できないのだろう可笑しいよね

これでは選挙をしても結果は同じになる(埋立は着々と進む)

此の期に及んで喜納氏の当選の可能性は極めて低い、仲井間氏が当選したら

翁長氏は基地阻止派の分裂が影響したとか言い訳を言うんだろうね(笑

自分のスタンスを棚に上げて

植草氏の指摘はごく当然の事

翁長氏のはっきりしない公約を支持推薦する公党の意見をききたいものです。

特に日頃原則云々言われる政党の!。


02. 2014年10月13日 08:56:13 : YxpFguEt7k
公平を期すため5人目の方の主張を見てみましょう。

「(大城浩氏は)米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対の立場で、沖縄の独立を主張している。」
http://www.yomiuri.co.jp/local/okinawa/news/20141008-OYTNT50071.html

大城浩氏
「難しいことではありません。県民の支持があり、県知事が独立を宣言したら、日本政府は『独立するな』と言うことはできません」
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/262438/

この方は「撤回」する方法として「沖縄の独立」を掲げておられますね。喜納氏のブログを毎日チェックして、そこから具体的な撤回方法が発信されることを、お待ちしております。

植草氏、がんばってください。応援しております。


03. 三多摩壮士 2014年10月13日 09:03:50 : 2pqh9KvbRoh7E : iCsi19P6XQ
現在日本の選挙の状況はトンデモナイ不思議な状態が続いている 衆参議員選挙

都知事選挙等の結果 沖縄県知事選については埋立容認派(既得権益層)は

ずっと以前から準備をしている訳でその中での戦術の一つが埋立申請撤回を

曖昧にすると云う事でしょう(すべての阻止勢力の結集の為と云う方便)

阻止派を分断するための策略と思われても仕方ありませんね。


04. 信陵君 2014年10月13日 09:26:16 : ni8b7lPstfka. : Xwlemfst1A
辺野古埋立を止めるには翁長ではダメだね。翁長は隠れ基地容認派だから知事になったら埋立反対と言いながら、工事は着々と進むだろう。除名されたのかよく知らないが、元自民党なんだろ。自民党出身の政治家なんて、仲井間もそうだけど本気で信用したら絶対に痛い目に合うこと間違いない。策士の菅長官が裏で翁長を動かしているのだろう。基地建設を止めさせるために沖縄県民には賢明な選択をしてほしいね。

05. 2014年10月13日 13:40:28 : FfrQpeDcm2

<阿部とんでも政権が現在鋭意注力していること>

「反対派の知事が誕生しても、埋立ての承認を撤回するのは困難だ」と吹聴しまくり、反対派勢力を減退させる目論見を展開しまくっているわけです。
そうした背景を踏まえるなら、その一環!? 工作員!?
なんて思っちゃいますよ・・・・・


翁長氏支持勢力の中に、工作員をたくさん紛れ込ませているな。
「埋立ての承認を撤回するのは困難だ」と吹聴しまくっている。
翁長氏は「疑似餌」だと思うぜ。
基地建設反対阻止県民を引きずりこんで、「埋立ての承認を撤回するのは困難だ」と洗脳する構造になっていると思うぞ。


06. 2014年10月13日 18:06:41 : j43ctWKxR6
翁長氏は、菅官房長官とホーセー大学のの同級生らしい。きっと裏で手をニギニギしてます。

07. 2014年10月13日 22:27:17 : JFBcDRs0dM

東京都知事選でも話があったように候補者一元化の戦略で沖縄県民は纏まるべきですね。

腹黒い候補者をすべて落選させなければ長年の努力は報われず沖縄の悲願が無惨と変わる。

自公政権は埋め立て承認の撤回に対してあらゆる阻止工作を展開するだろう。

自公連立温度差発電エネルギーを最大限に活用して沖縄の民意を表現するのはどうだろうか。

沖縄振興の予算は現政権だけが執行する訳でもないのだから民主主義の原則で民意を反映できる。

アメリカも在日米軍基地の問題では従来より態度を軟化させたので沖縄の民意が尊重される可能性は高くなっている。

問題はあくまでも沖縄の民意を踏みにじって無視し続ける日本の自公連立政権の方にある。


08. 2014年10月13日 23:44:09 : h7a0LTrbfs
懸念を示しているのは植草だけ
小沢さんも翁長氏支持。

喜納陣営に行くことこそ辺野古建設推進になる


09. 2014年10月14日 00:07:04 : JFBcDRs0dM
日本は何も変わっていないのに、アメリカの方が誠実かつ妥協の後だしジャンケンをくれた。

それに群がって現政権が下野した当時の日米合意なる辺野古移設案に固持し続けるのは新たな暴挙。


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