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律令体制においては、霞ヶ関官僚には、天下りする権利がある(uedam.com掲示板)
http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/174.html
投稿者 五月晴郎 日時 2014 年 10 月 19 日 20:07:09: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://8706.teacup.com/uedam/bbs/13237

2014年10月19日

(略)

 シチローさんのツイッターから。https://twitter.com/shichirom

 * 「Shichiro Miyashita @shichirom ? 8時間 8時間前

 政治は国民を写す鏡であり、政治家をバカにした所で自分に唾してるようなものだ。
日本の問題は犯人かを捜しても、原因を辿ると、最後には国民の価値観や甘えに行き着く。官僚の天下り問題も、優秀な人間をあまりの安月給で深夜までバカな政治家のためにコキ使うからこそ生まれた自衛措置でもある」


 まず、このつぶやきから、後段の問題です。
 なぜ官僚たちは、天下りをせざるをえないのか?

 シチローさんが、ズバリ、理由を言い当てています。
 安月給で、国を動かすほどの仕事を任せられることへの欲求不満が、退職間近になって、爆発、と。
 現役中は、どうしたって、公務員の給与規定で決められた額しか支給されません。
 それでいて、たとえば経産官僚は、原発推進の中核として動く、と。これでは、費用対効果、がつりあいません。つまり、官僚にしてみれば、「おれはこれだけの国家的大事業をしているのに、給料はなぜこれだけなんだ?」

 というわけで、天下りとは、官僚たちの、生活自衛装置です。
 この問題は、もうずっと古くから知られています。
 私が知るだけでも、「構造と力」で評判になった浅田彰。1990年代頃だったか、京大の教授になった頃か、なる前か、詳しい日時は忘れましたが、ある日、NHKラジオに出演しました。そこで、霞ヶ関官僚たちの待遇不満を代弁していました。

 「たとえばですよ、大学のときの同級生が、一方は、霞ヶ関官僚になり、他方は、三菱に行きます。両方とも、それぞれの仕事で大志を持っているかもしれないし、たまたまそうなったのかもしれません。問題は、民間の三菱に入ったほうが、会社づとめをしている間は、収入は圧倒的に優遇されることです。
 公務員になったほうは、公務員法で給料は決まっている。三菱のほうは、重役などになれば、年収が億の単位に行く。
 大学時代は、能力的には、ちょぼちょぼだった人たちです。これでは、霞ヶ関に行ったほうが、不満を抱くのは当然です。
 天下りは、その結果です。」


 だとしたら、問題は、霞ヶ関官僚の給料をアップすれば、解決するのか? 彼らの現役時代の収入を、三菱重役程度とする、と。(三菱は、商事でも、マテリアルでも、自動車でも、どこでもいいです。たとえば、の話ですから)。

 では、霞ヶ関官僚だけ、給料をアップしたら、他の公務員はどうなるのか?
 彼らは、あまねく公平に、国民に奉仕する公僕ではないのか?
 そこに、給料格差をつけてもいいものか?

 さて、次のつぶやきです。
 官僚問題は、問題の半分です。
 もう半分が、この国の「政治家」と呼ばれる人種です。

 * 「Shichiro Miyashita @shichirom ? 9時間 9時間前

官僚のサボタージュを恐れるのは、政治家の勉強が圧倒的に足らず、政策立案から国会の答弁まで官僚にお世話になるからだ。勉強しない政治家が大臣や総理になれる先進国は日本だけだ。政治家に政策能力ではなく、地元にカネを引っ張ってくる事か冠婚葬祭に出てもらうことしか期待しない国民に責任がある」


 なぜ日本の政治家たちは、国会で居眠りできるのか?
 といえば、国会での答弁にはシナリオがあるからです。そのシナリオを書いているのが、官僚たち。だから、彼らは、正々堂々と「天下り」を制度化してしまっています。自民党時代は、いつもそうです。

 そこで、自民党の代議士とは何か、です。
 この人たちは、政策をめぐる議論によって、国会議員になった人たちではない、という点が、ミソです。
 「地元にカネを引っ張ってくる事か冠婚葬祭に出てもらうことしか」と。

 自民党議員には、国会の場での政策論争はまったく期待されていません。
 彼らの集票力は、政策論争力ではありません。
 冠婚葬祭力です。

 これは何か、といえば、有権者が、国会議員に、政策論争をまったく期待していない、ということです。
 それよりも、オレの持っている一票を、買ってくれないかな、と。

 以上を整理すれば、官僚には天下りする、それなりの「権利」があるし、自民党政治家には、居眠りするだけの、それなりの「権利」があるということです。
 そうさせているのは、有権者です。

 で、そうなると、日本人の有権者は、なぜ、国会議員に「政策論争」を期待しないのか、となります。
 ここで堂々めぐりになりますが、日本人は、この国の体質が、律令体制であることを、心底、体感しているためです。
 この国は、神代(かみよ)の昔から、官僚が統治する国である、と。

 この、日本人の潜在意識(無意識)にまで刷り込まれた不比等戦略をナントカしない限り、日本の政治は、らちがあかないでしょう。  

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コメント
 
01. 2014年10月19日 20:23:03 : pQlWYKwovE
>それよりも、オレの持っている一票を、買ってくれないかな、と。

これを読んだだけで、この文章の発信主の品性がわかる。
俺の持っている1票が売れると思っている国民がいったいどれだけいるだろうか?
小生すらそんなことは、キチガイ宗教団体者から以外は聞いたこともなかった。


02. 2014年10月19日 20:44:02 : bBRdiSWRjI
>>1

そういう主旨の文章ではないと思いますよ。


03. 2014年10月19日 21:05:38 : wZP8ZZCCm2
原発を推進ために頑張って働いている経済官僚ならそんな人に対する報酬を国民の税金から払う必要はない。

国民の税金から金をもらって報酬を受け取り国民のためにならない政策を実行するのなら税金の二重取り。さらに天下りまで加えれば税金の三重取りだ。

国民の生活が向上しないわけだ。


04. 2014年10月19日 21:13:53 : pQlWYKwovE
>>02
02さん

判かっている。判っているさぁ。
でもね、こういう文書を見せられたら、書いた人間の底を見せられた気がしてねぇ。

書いていることは間違いじゃないのかもしれないが、どうしても作者が信じられないのは心が同意できないので、しかたがない事だと思ってもらえないのかなあ?


05. 2014年10月19日 21:22:39 : bBRdiSWRjI
>>4

わかります、わかりますよ。
正直、私も違和感はずっとあるんですが、なんせ言ってることは間違ってないというかズバリそのままみたいなとこがあるもんで。



06. 2014年10月20日 09:23:34 : tivI8OUQkI
「日本の問題は犯人かを捜しても、原因を辿ると、最後には国民の価値観や甘えに行き着く。官僚の天下り問題も、優秀な人間をあまりの安月給で深夜までバカな政治家のためにコキ使うからこそ生まれた自衛措置でもある」

ということが主訴に対する、私たち日本人、日本国に対する本質的な見立てなのではないかと見破れば、この中で「優秀な人間をあまりの安月給で深夜までバカな政治家のためにコキ使うからこそ生まれた自衛措置でもある」ということで、これが企業ならば、まともな人材ならば、あまりの安月給でバカな経営者のためにコキ使うことをされたのでは、まんまと騙されたふりをして、そっと静かに離れていくに決まっているし、敢えて退職まではしなくても、安月給しかもらえないならば、労働時間を減らし、残業だけは絶対にしないし、少しでも労働生産性の向上に繋がるのならば、いつでも首になるならば、まんまと騙されたふりをすれば、貰えるものはkもらっておこうということで、退職届を突きつけるくらいのことならば、簡単に出来ることだし、最後に残るのは、使い物にならない間抜け社員しか残らなくなってしまうだけのことだとすれば、これを国家公務員に置き換えれば、結局最後に天下りに頼るのは、使い物にならない間抜け官僚に他ならないという真実を見破れば、事務次官といったところで、結局のところは、このようなバカな政治家にしがみつくだけの使い物にならない間抜け官僚のリーダーでしかないという真実を見破れば、これだけでも怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんね。
これだけでも、日本という国は、アメリカの言いなりになるだけの間抜け国家に他ならないという真実を自ら曝け出しているに過ぎないと見破れば、戦前の日本というのは、「お国のため、天皇陛下のため」と言っておきながら、自らの権力欲に溺れ、天皇制を悪用しただけの「大日本間抜け帝国」に他ならないという真実を見破れば、靖国神社というのは、このような間抜け官僚に騙されて、命を奪われ、あるいは、戦場で慰安所なるところで、これもまた「お国のため、天皇陛下のため」等と言っておきながら、多くの女性を騙してかき集めては、こうした女性たちと好き勝手に弄んでいた使い物にならない間抜け兵士等を慰霊顕彰するだけの間抜け神社に他ならないという真実を見破れば、このような神社に首相や閣僚が公式参拝でもしようものならば、中国や韓国からすれば、まんまと騙されたふりをして、幾らでも馬鹿にされるに決まっているし、靖国神社なんか、容赦なく冒涜されることになろうとも、反論の余地は何処にもないことは、ドイツに置き換えれば、ナチスドイツの犠牲になった多くの兵士たちや、被害を受けた相手国の被害者の皆様と共に、ヒトラーやゲッベルス、ゲーリング等のナチス指導者連中も、一緒にまとめて慰霊顕彰をするのと、本質的には同じ真実を見破れば、フランスやイスラエルにしてみれば、まんまと騙されたふりをして、幾らでもドイツを揺さぶり、コケにするようなことをされたところで、反論の余地は何処にもないことは、日本にしてみれば、中国や韓国に、幾らでもこれと同じことをされて、このような使い物にならない間抜け官僚なんか容赦なく馬鹿にされ、コケにされるようなことになろうとも、反論の余地は何処にもないことはドイツと同じこととしか言いようがありませんね。

だが、これを「逆転の罠」に利用するならば、今度は日本国が、まんまと騙されたふりをして、中国や韓国に対しては、こうした戦前の日本が仕出かした悪事の全ての罪を認めて、誇りを持って、自ら涙を流しながら、心から深く謝罪をすることによるメリットとデメリットというものを比較するならば、メリットはないものの、デメリットが小さい方を選択することにより、これが、日本にとってのメリットに繋がるばかりでなく、韓国や中国にとってのメリットに繋がり、アメリカにとってのメリットに繋がることで、これが結果的にアジア太平洋地域全体にとっての平和と安定に繋がり、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る様になるのならば、返って此れ程喜ばしいことはございませんし、此れ程素晴らしいことはございませんし、この代償として、こうした律令体制そのものを、粉々にぶち壊してしまうことで、これを個人主義のベースとして、日本社会全体にインテグレートさせ、この日本社会全体の象徴として君臨するのが天皇制であるということで、これこそが日本のあるべき姿として明確にすることで、聖徳太子の頃から続いてきた律令体制の中での伝統文化については、歴史考古館や民族博物館に保存することにすれば良いのだし、これならば、靖国神社については、全国各地の護国神社と同様に、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守り、寄り添いながら、大切に存続させてあげれば良いのだし、遊就館については、全国各地に点在する特攻隊資料館や特攻隊記念館、あるいは戦争博物館等も含めて、歴史考古館や民族博物館と同様に、そっと静かに、大切に保存していくだけで十分なことだし、律令体制にしがみついてきた使い物にならない間抜け官僚や間抜け社員の皆様につきましては、これをベースとして、自己理解や環境理解ならびに仕事理解を通じて、どうすれば幸せに暮らすことができるのか、ということを分かち合いながら、そっと静かに暖かく見守り、寄り添うことで、これに対しては、幾らでも涙を流しながらも深く感謝をして応えて頂くだけで、十分ですから、ということで、今度はこれを、全人類に対しての良いロールモデルとなって示して行くことで、誇りを持って恩返しをして参りましょう。


07. 2014年10月22日 03:16:39 : QBrYpzDGwo
   要するに、これは我々の風土でもあるから改革が困難なのだ。
   というのは、強きに弱く、弱きに強いという立場主義、それに伴い、寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろ、もの言えば唇寒し、という処世術。こうした根強い風土が如何にして作られたかと言えば、農民と庄屋の関係から既に始まっているのではないかとも思われる。
   こうした風土下では、予算権限を持ったり、給与の支給事務を担ったり、人事案件を担ったりする部署の人間には弱い。いわゆる、企業で言えば総務、人事などには何故か頭が上がらない構造となっている。
   考えて見れば彼ら人事、総務の人間が現場の人間より優れている筈はなく、たまたま従業員や社員の人事や給与に関する事務処理を任されているだけだ。
   ところが、今は振込だが昔は給与袋に給与が入っており、それを総務の人間から渡される際深くお辞儀をしてしまうという状況であった。一事が万事である。
   さて、官僚は公僕であるが、予算権限を握る事務方というのは勘違いをすることも多いから、自分らは公僕であると思っていない。従って、基本法さえ国会で可決させれば、後は通達や行政指導という疑似法律で国民を従わせるを是とする。
   国民はそれを不思議にも思わず、逆らっては大変とばかりに従う構造だ。
   これはやはり、官僚主導の秩序の維持のために補助金や規制、制裁など、飴と鞭を使われてきたせいもあろう。そのために政党助成金や議員歳費を大判振る舞いし、議員をも官僚の僕として来たと言える。
   即ち、議員でさえも自分の歳費の世話をしてくれる事務方には弱いのだ。
   常に強きには弱く、弱きには強い。場の空気を読み常に大勢に付く。物事の真理、いわゆる書生論が交されることのない風土の所以であろう。

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