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自民党がつまらなくした10・26福島県知事選、渦中の人々に直撃も傷心、沈黙…!(週プレNEWS)
http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/250.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 21 日 07:26:15: igsppGRN/E9PQ
 

自民党がつまらなくした10・26福島県知事選、渦中の人々に直撃も傷心、沈黙…!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141021-00037529-playboyz-pol
週プレNEWS 10月21日(火)6時0分配信


10月26日、福島県知事選が震災後に初めて行なわれる。当然、県民の関心は高いと思いきや、現地では「もう決まったようなもんでしょ?」というあきらめの声ばかりが聞かれる。

なぜ、そんなことになっているのか? その原因は、今回の県知事選の経緯にある。

今年3月、自民党福島県連の岩城光英(いわきみつひで)会長は、民主党出身の現職・佐藤雄平(ゆうへい)知事の面前で「知事選に独自候補を擁立する」という方針を表明。この時点では、佐藤知事は進退を明らかにしておらず、現職として知事選に出馬する可能性もあった。つまり、自民から民主への“宣戦布告”だったのだ。

実際、自民党県連は今年8月に日本銀行元福島支店長の鉢村健(はちむらたけし)氏(55歳)を推薦することを決め、9月初めには県庁のそばに大きな後援会事務所まで借りていた。

ところが、佐藤知事がなかなか進退を表明しなかったこともあり、知事選の構図は固まらなかった。7月の滋賀県知事選に続いてここでも連敗すれば、11月の沖縄県知事選へも影響が出ると考える自民党本部は、県連からの要請にもかかわらず、鉢村氏に推薦を出さず、鉢村氏は中ぶらりんの状態が続いた。

結局、佐藤知事が「県政の継続性」を訴えながらも引退を表明したのは9月4日。すると、翌5日には双葉地方町村会が、当時副知事だった内堀雅雄(うちぼりまさお)氏(50歳)に出馬を要請。その翌日には、民主党県連も内堀氏を支援することを決めた。さらに9日には、県内の全町村でつくる県町村会も続いた。

そして9月11日、満を持して内堀氏は出馬表明……。

つまり、わずか1週間のうちに、県民不在のまま超スピードで「内堀大応援団」がガッチリと形成されたのだ。これにより、自民、民主、公明、社民がひとりの候補に「相乗り」する異例の構図が完成。地元から「投票の前から決まったようなもの」という諦めにも似た失望感が渦巻いているというワケ。

一方、日銀を辞職して背水の陣で知事選への出馬を決めていた鉢村氏は、その直前まで県内を回って支持拡大を訴えていた。

ところが、自民党本部は鉢村氏に推薦を出さないどころか、独自候補よりも「負けないこと」を優先し、県連に内堀氏への相乗りを指示。結局、土壇場で自民党にハシゴを外された鉢村氏は、出馬断念を発表する記者会見を開かざるを得ない屈辱的状況に追い込まれたのだった。

鉢村氏の胸中はいかばかりか。そう思って本人に電話をすると、

「私自身、心の整理もついていません。引きずり降ろされてしまった心中をお察しいただき、どうぞご容赦ください」と、丁寧な応対で取材を断られてしまった。

自民党本部の決定に屈する形になった岩城県連会長にも直撃したが、

「今はみんなで内堀さんを支援するということ。選挙が終わるまでは何も話せません」と、言葉少なだった。

また、一時は自身の出馬を模索し、「内堀氏を積極的に支援できない」として民主党福島県連代表を辞任した増子輝彦(ますこてるひこ)参院議員にも取材を申し込んだが、秘書から「日程の都合で不可能」との回答があるだけだった。

誰も語らない。盛り上がらない。しかも、今回の県知事選は「争点が見えない」ともいわれる。

それは、日本各地の原発再稼働を進めようとする自民党の支援を受ける内堀候補でさえも、「県内の原発全基廃炉」を掲げているからだ。しかし、細かい部分を見ると各候補の主張は異なる。

前双葉町長の井戸川克隆(いどがわかつたか)候補(68歳)は「県の原発事故対策の反省をしないままでは復興はない」と主張。県内の放射能汚染度を核種ごとに調査し、情報公開する必要性を訴えている。その上で、避難するかどうかを住民が決められるようにする「史上最大の避難作戦」をぶち上げた。

牧師の五十嵐義隆(いからしよしたか)候補(36歳)の選挙事務所は、津波で大きな被害を受けたいわき市平薄磯(たいらうすいそ)にある一軒家。「県民全員参加型の県政」を目指すとともに、子育て支援の拡充、情報化と国際化に対応した教育の充実を訴えている。

元岩手県宮古市長で福島出身の医師、熊坂義裕(くまさかよしひろ)候補(62歳)は、「県内はもちろん、福島だからこそ全国の原発再稼働反対を訴えていく。原発事故子ども・被災者支援法の理念にのっとり、被曝を避けて暮らす権利を尊重する」と主張する。

コンビニ店長の伊関明子(いせきあきこ)候補(59歳)は「2大政党が相乗りを決める経緯をテレビで見ていた娘が、『お母さん、もう福島県に未来はない。今すぐ店をたたんで福島県を出よう』と言ったんです」と、出馬のきっかけを語る。「女性がひとりもいない。だから“普通のおばさん”である自分が出ようと思った。風評被害の払拭(ふっしょく)に力を入れたい」と主張している。

建設会社役員の金子芳尚(かねこよしなお)候補(58歳)は、「震災後の福島県は暗いイメージになっている。私も年内に孫が生まれる。次世代のために明るい福島県にしていきたい。これまで経営者として、ある種の政治をやってきた実績もアイデアも自信もある。例えば福島空港の名前を『福島ゴジラ空港』と変えるだけでも違ってくる」と記者に語った。

街頭演説を見てわかるのは、どの候補も「福島への熱い思い」を持っているということ。そして、各陣営とも投票率を気にしている(前回の2010年は過去最低の42.42%)。投票率が低ければ、いくら「オール福島」と叫んでもむなしく響くだけだからだ。

そのためには、投票日までに県民の関心を集めることができるか――。福島県の今後を決める重要な選挙は、中央の都合によって歪(ゆが)められている。


 

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コメント
 
01. 2014年10月21日 08:19:17 : 3mWmT9Yw6F
受かるわけない井戸川の発言批判を推進派の工作員と決めつける小出カルトたち

02. 2014年10月21日 09:20:02 : dh0nk2mOo2
【福島県知事選】一致したのは「廃炉」のみ。「尿検査」「水利権」など違い明らか〜公開質問
DAILY NOBORDER 10月21日(火)8時21分配信

 26日投開票の福島県知事選に向けて「ふくしま希望会議」が6人の立候補者に送付した公開質問の回答が、18日に開かれたシンポジウムの席上、発表された。全員が明確に賛成したのは「県内原発の即時廃炉」のみ。質問の多くは放射線防護や健康管理に関する内容だったが、圧勝すると言われる前副知事の内堀候補は抽象論に終始。子どもたちの被曝回避に前向きに取り組む姿勢は示さなかった。

【抽象回答に終始した内堀候補】
 違いは明らかだった。
 同会議が6人の立候補者に送付した10項目の公開質問。16日までに全員から回答が得られたが、「賛成」で全員一致したのは1問目の「福島県内のすべての原発について即時廃炉を宣言し、実行行動をとります」のみ。2問目の「避難者の市民的権利を守るため二重住民票など具体的な法制度を立案し、国へ提言するとともに、国が実現しない場合は県で同様の効果が認められる制度を具体化します」では、熊坂候補が「法制化も可能と考えるので国に対して提案する」、伊関候補が「大賛成。安全でない所には住まわせない」と答えたのに対し、内堀候補は「個々人の事情に配慮しながら、生活再建支援や十分な賠償実現などを丁寧に進めて行く」とするにとどまった。

 7問目の「全県民の生涯にわたる健康管理と医療支援を実現するために「ふくしま健康手帳」を発行し、県内市町村と協力して運用します」では、熊坂候補が「もっと早い段階から発行するべきだった」、井戸川候補が「子ども・被災者支援法の理念は県条例で実現する」と賛成。金子候補は「福島県民への差別的な見方が出ることを危惧するので一部保留」。内堀候補は「県民健康調査における外部被曝線量値やホールボディカウンターによる内部被曝線量値などを総合的に管理し、将来にわたって県民の健康をしっかり守っていく」と答え、賛否は示さなかった。

 8問目の「県民の内部被ばく検査のため、尿放射線測定を実費で行える体制を県内市町村と協力して構築・運用します」でも、熊坂候補が「検出限界値が高く精度の低いホールボディカウンターよりも、尿測定検査を導入すべき」としたのに対し、内堀候補は「様々な御意見を頂きながら(県民健康調査の)充実強化を進めていく」と賛否を示さず。五十嵐候補は賛成ながらも「ただし、被ばく検査はこれだけではないので、費用対効果を見ながらより良い内部被ばく検査に改善と発展を柔軟に試み続ける」と回答。金子候補は「希望する県民には有効と思います」と答えた。

 全10問のうち、7問が原発や被曝、被災者支援に関する質問。地元紙の世論調査でも「圧倒的優位」が伝えられる内堀候補の回答に注目が集まったが、明確に賛意を示したのは「即時廃炉」のみ。他はすべて賛否を示さず、議会答弁のような抽象的な回答を記入するにとどまった。唯一、明確な姿勢を示したのが6問目の「福島県民の財産である猪苗代湖の水利権、県内の水力発電所・火力発電所、送電線の所有権を東京電力から分離させ、たとえ電力を首都圏へ供給してもそれに見合った税収が県民に還元されるよう県内に本社を置く会社設立をさせるべく県として具体的に行動します」。これには「財産権等に関わるものであり難しい問題」とやんわりと否定した。

【「新知事は放射線の正しい情報を」】
 新しい県政に向けて、13項目の政策提言をまとめた「ふくしま希望会議」。シンポジウムで飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所長)は「原発事故以降、いろんなことが合意形成なしに進められている。一旦、立ち止まろう」。「除染一辺倒が本当に意味があるのか検証もされていない。全体として議論する場をつくりたい」と会議の意義を語った。

 「福島は街には活気があるが、健康的にはまったく駄目。希望が持てない」と放射線防護に対して激しい口調で語ったのは西尾正道氏(北海道がんセンター名誉院長)。「モニタリングポストの数値は4-5割低い。嘘を言っている。新しい県知事には正しい情報を出すというところから始めてもらわなければ駄目」、「ストロンチウムもベータ線も全部測るべき」、「情報が隠され過ぎている。フェアじゃない。御用学者とディベートしたいが、呼びかけても応じない。それで甘んじているのは民意が低いのではないか。正しい知識を分かりながら住み続けてほしい」と話した。

 藤本典嗣氏(福島大学准教授)は「現在のモニタリングポストは2キロ平方メートルに1台で足りない。もっと増やすべきだ」と指摘。除本理史氏(大阪市立大学教授)は、原発被災者への損害賠償について「加害者である東電主導で進められている」「故郷を追われた『喪失感』が慰謝料に全く考慮されていない」などと批判。「これまでの福島県は『陳情・調整型』だった。もう少し当事者として賠償支援に取り組んでほしい。この知事選が良いきっかけになれば良いと思う」と県政に注文をつけた。

【「既に電力は自給できている」】
 与野党相乗り候補の圧勝ムードの中、低投票率が懸念されている今回の県知事選。「ふくしま希望会議」の理事であり、会津電力株式会社を設立した佐藤彌右衛門氏(大和川酒造会長)は「原発事故から3年以上が過ぎたが、問題が解決したようでしていない。どう福島を創造するかというところまで至っていない。そういう中で、新しい福島県のリーダーを選択するが、課題があまりにも多すぎる。何を基準に選べば良いのか、有権者は五里霧中の状態で進んでいる。今日のシンポジウムを機に課題を県民と共有したい」と語った。

 再生可能エネルギーの観点から同会議に参加している佐藤氏は「2013年7月のピーク時で、福島県内の使用電力は154万kw。2011年に会津の水力発電が生産したのは500万kw。既に時給できている。なのになぜ原発を造ったのか…。自分たちの電力は自分たちでまかない、電力会社には金を払わないということは可能だ」。「規模は小さくて良い。みんなで金を出し合う『市民ファンド』でエネルギーをつくっていくのが理想」と話した。

 会場には制服姿の中学生の姿も。「僕らの意見も聴いて欲しい」と大人に注文をつけたが、未曽有の原発事故後の知事選というのに空席が目立った。これには西尾氏が「重要な選挙。会場は熱気にあふれていると思ったがガラガラ。自腹で来る会議では無かったなと反省している」と皮肉を言う場面もあった。

 週明けには新しいリーダーがかじ取りを始める。放射線防護策はさらに後退するのか。「ふくしま希望会議」が示した政策提言や、各候補者の直筆回答書は http://www.fukushima-kibou-kaigi.jp/#proposal  で読むことができる。

鈴木 博喜

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141021-00010000-noborder-pol


03. 日高見連邦共和国 2014年10月21日 10:34:12 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

福島の方々が、『当て所の無い怒り』をマグマのように抱えて途方に暮れているのは間違いない。

『低投票率』⇒『内堀圧勝』というストーリーが素直に“成就”するとはとても思えない。

岩手の田舎モンが“勝手連活動”で福島を歩き廻っての、正直な感想である。

一緒にがんばろうゼ、福島っ!!!


04. 2014年10月21日 15:44:26 : Y3WKg6uI2Q
選挙投票権は、福島県民にある。

与野党相乗りであろうがなかろうが、福島県民の心一つで、当選者が決まるのだ。

ただし、ムサシではなく、公開開票として。

福島ばかりではなく中央日本が廃墟になる瀬戸際、海洋は徐々に汚染を広げ、太平洋が死の海化、しかるに福島事故点は、ここ3年放置されたまま。

国家挙げて収束すると言った民種痘、自罠塔、何故手を付けぬ?

いずれ東京も海から空から、死んでゆくというのに。

福島県民に、最早住み続ける将来の土地はないのだ。
移転、転居を解決して、放射能の巷から、逃れて身を守ってほしい。

この知事選、一にも二にも原発収束一点にあると思うべし。

それを公約し実行できる人材を、応援すべし。

まだまだ、当選者が決まったわけではないのだ。


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