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グラリ安倍・自公内閣<本澤二郎の「日本の風景」(1785) <公明・共産に助けられる自民党>
http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/254.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 10 月 21 日 08:12:19: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52083837.html
2014年10月21日 「ジャーナリスト同盟」通信

<鍵は意外や日本共産党>
 女性の敵であるやくざ取材に熱中していたら、政界では二人の女性大臣が事実上、更迭された。読売による政府支援の安倍・国粋主義内閣も、大きく揺れてしまった。アベノミクスというまやかしの経済政策も崩壊、円安経済による家計負担は重くなるばかりである。政局の鍵は、意外に思う向きもあろうが、日本共産党である。同党が野党統一候補擁立に努力すれば、来年に想定される総選挙・参院選で自公体制を崩壊するだろう。

<公明・共産に助けられる自民党>

 現役時代は、あまり気にしなかったが、森が見えてくると、悪しき国粋主義政権の影の主役は、公明と共産の両党であることがわかる。公明は自民党と連携して、公然と支援。他方、共産は独自候補を擁立、野党勢力の分断を図る。
 安倍・自公政権はこうして誕生したものだ。表向きは自民と共産は敵対関係にあるが、結果は共存・補完関係にある。これが自公政権の存続を許している。
 共産党が本気で政権交代に向けて、野党統一候補を擁立するように路線変更すれば、来年予想される選挙によって、戦後最悪の国粋主義・国家主義政権を排除することが出来るだろう。
 平和・軍縮派の悲願である。女性を大事にする政府とは、改憲軍拡へと舵を切っている安倍内閣を排除することにある。代々木の覚醒が強く求めらる。

<二匹目のドジョウはいない>

 安倍は人気取り人事に女性議員をたくさん閣内にいれた。小泉内閣での成功を夢見た二番煎じである。二匹目のドジョウはいなかった。
 「華やかさ」「見栄え」に愚民は踊るものだ。ある種の愚民を前提にした人事である。むろん、彼女らは安倍・国粋主義に傾倒する議員ばかりだ。靖国派である。信念もない。女性本来のやさしさ・寛容・平和主義の素養のないものばかりである。
 政界にはいっても、訓練されていないため、何事も他人任せだ。脇が甘い。看板娘ほど弱点が多い。まずは二人の大臣が血祭りとなって、安倍の大好きな神社に奉納された格好である。
 まだ安倍信者である靖国派が残っている。野党はここを追及することで、安倍体制を崩壊させることが出来るだろう。メディアも、女性閣僚を誕生時には、思い切り宣伝するが、凋落すると、いっせいに面白おかしくたたいて政権を揺さぶってしまう。

<黒田・日銀の嘘発覚>

 ワシントンをまねての超金融緩和政策による経済再生の嘘が、公然と表面化している。世界に明るい材料はない。そんな中での円札刷りに効果など出るわけがない。
 急激な円安によって、外国人の日本旅行が増えた、その程度のことである。国民生活は相次ぐ増税に悲鳴を上げている。財布を握る主婦の悲鳴は高まってきている。物が売れない店舗は、商品を値下げするほかないが、それでも消費者は手を出してくれない。黒田・日銀によって、日本の消費者経済は混乱と混迷を深めている。

<怒りの矛先は永田町と霞ヶ関>

 人々の怒りは、政治屋と役人の法外な収入に向けられてゆく。
 国民は今の与野党に対して、怒りをぶちまけている。大増税の前に役人と政治屋は、率先して身を削るしかないのだが、その政策がどこの政党にも見られない。野党統一候補の政策の第一は、これである。

<役人と議員の半減>

 日本丸が難破したのは、中曽根バブルが崩壊した1990年である。以来、政府はひたすら景気対策と称して借金政策を強行してきた。その額はいまや天文学的な数字になってしまっている。財政は破綻してしまっている。これに強く警鐘を鳴らしてきた村上誠一郎である。
 「借金することに誰も抵抗しない。一人もだよ」と悔しがっていた村上だった。財政家がいない日本は、90年以降である。福祉制度すべてが破壊している。そこに政治を集中する政党も政治家もいない、それが今の日本である。
 それでも安倍は、世界に金をばらまいて、国粋主義批判をかわしている。主権者は、議員と役人の定員を半減するように求めている。

<報酬の半減も>

 政治屋と役人の巨額報酬は、政府の財政上、負担が重過ぎる。高額すぎることも事実である。半減するしかない。そこから財政は健全化するものである。
 野党はこれにも公約するしかない。身を削るしか日本は生きられない。恨むのであれば、中曽根バブルを放置してきた与野党にある。霞ヶ関である。

<地方議員はいらない>

 ついでにいうと、日本もフランス並みに地方議員を排除すればいい。政務調査費を支払うなど論外である。地方議員はいらない。無料で奉仕する市民を採用することで十分である。
 世紀の改革を求められている。これに目を向ける野党統一候補の擁立で、政権の交代を実現する。これでしか日本の未来はない。

2014年10月21日記


 

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