止まらん“政治とカネ”釈明に追われる閣僚、早期衆院解散説も
http://www.hochi.co.jp/topics/20141029-OHT1T50001.html

　次々と明るみに出た“政治とカネ”問題で、望月義夫環境相（６７）、有村治子女性活躍担当相（４４）、宮沢洋一経済産業相（６４）の３閣僚は２８日、記者会見や国会審議で釈明に追われた。すでに小渕優子前経産相（４０）、松島みどり前法相（５８）が辞任したが、野党は追及の手を緩めず、安倍晋三首相（６０）の任命責任を問う構え。防戦一方の自民党幹部からは、首相が打開のため、早期の衆院解散に打って出る可能性を指摘する声も上がり始めた。

　炎上状態の安倍内閣の閣僚。新たに問題が発覚した望月環境相も含め、３閣僚は釈明に追われた。

　▼望月環境相　２８日未明、緊急会見で会合費など計約６６０万円の支出を、新年の賀詞交歓会の支出と偽って後援会の政治資金収支報告書に記載していたことを明らかにした。事実なら虚偽の記載を禁じる政治資金規正法に抵触する可能性があるが、２８日の閣議後の会見で、「当時はこの種の支出が社会的に批判されており、妻が（支出を）付け替えたと推測する」と述べた。「私自身に法令違反はない」と強調した。妻は既に故人。これ以上の調査は「考えていない」としている。

　▼有村女性活躍担当相　脱税で罰金判決を受けた企業から献金を受けていた問題で「脱税は社会的によろしくないが、法律に触れるようなことは一切していない」と述べた。計１２０万円の献金は全て返したと説明。「（脱税は）今回初めて知った」と強調した。

　▼宮沢経産相　資金管理団体によるＳＭバーへの支出問題や、株式の過半数を外国人が保有する企業からの献金問題について、参院経産委員会で「お騒がせすることになり申し訳ない」と改めて陳謝。自身の続投を改めて表明し、ＳＭバーに行ったとされる秘書についても「もう少し続ける」と、なぜかペナルティーを科さない方針を示した。

　これら問題について、民主党、維新の党などは徹底追及する方針で一致した。与野党は２８日の参院予算委理事懇談会で、１１月４日に安倍首相が出席し「安倍内閣の基本姿勢」をテーマにした集中審議を実施することで合意。野党は３閣僚を追及するとともに、首相の任命責任を問う。

　安倍首相と菅官房長官は２８日、望月氏らの辞任は不要との認識を改めて示した。だが、安倍首相は民主政権時の２０１２年１０月、当時の田中慶秋法相の外国人献金を「事実なら当然辞めざるをえない」と責め立てた経緯があり、既に野党は、これを逆手に取るなど首相を追及し始めている。

　泥仕合との批判を避ける意味もあり、ドミノ辞任阻止の火消しと、防戦一方に回る与党側。自民党幹部からは、野党の準備が整っていないことを念頭に「首相が乾坤一擲（けんこんいってき）、早期に衆院解散を打つ可能性も出てきた」との声も上がっている。

[スポーツ報知 2014/10/29] 　

コメント
01. 2014年10月29日 06:37:55 : KzvqvqZdMU 左翼の、総力を挙げてスのキャンダル攻撃だな。 ま、安倍政権の新自由主義政策は、大企業ばかり得して国民は塗炭のなにだから 早く潰れるのも已む無しではある。が一方で戦後初めて、日本悪玉論とゆぅ戦後思潮に矢を放ったってとこは大いに評価するべきだ。この点につぃて左翼は自分らの偽善と欺瞞がばれるもので、必死で安倍打倒をなにしている。これに中国情報部が加勢しておるやに推察される。 ま、そんなとこだな。 　いづれにしても政界はグズグズに崩れるだろうな、安倍攻撃の側も、安倍政権以上にくだらんクズばかりだからな。むしろ安倍の側にまともなのがいる、西田昌司とか稲田朋美とか高市早苗とか山谷とか、よーわ左翼が嫌う政治家だな、これらの人材に将来を期待したい。 [３２削除理由]：削除人：アラシ
02. 2014年10月30日 01:58:09 : QBrYpzDGwo 　　 ０１よ、心配するな。彼らは自信があるから解散総選挙だなどと言っているんだよ。何しろ、幾ら投票に行っても、ＮＨＫの出口調査で開票前から布石を売っているんだから、開票後の結果などはタダの数合わせだよ。多分、出口調査と結果が違うなどということは一件だって無いと思うよ。何しろ、最強ムサシだし。 　　　それにしても、出口調査で結果が判明するなら投票箱に用紙を折っていれたり、ブースで回りに見られないように候補者名を書いたりする必要全く無いな。 　　　出口調査所まで出掛けて行って、そこにいる調査員に声を掛けられた有権者だけ答えれば良いのだから。投票は秘密だなどという定義はもう無いも同然だ。調査員の見ている前で支持候補者名や政党名を書くのだから。「選挙らしき体裁」は予算の無駄使いということになる。 　　　結局のところ、出口調査は単に参考だからこそ、確たる信ぴょう性は無くても当確の当たりを付けることが出来るのであって、公式に書面で書いて投票箱に入れた票が正当性が有るのは誰が考えても当たり前だ。 　　例えば適当に候補者名をアンケート用紙に書いたり、アルバイトの調査員が有権者の年齢構成や職業的偏りなどが無いように対象者を選んでいるかと言えば、それは恐らくそこまで厳密ではないだろう。５、６人の固まりが一度に行き過ぎて行くのに、万弁なく偏りの無いように呼びとめられるとは思えない。 　　だがこのあくまでも参考にしか過ぎなかった筈のＮＨＫ出口調査が、今や公式な発表と同様に開票前から万歳三唱、勝利インタビューが行われる有様だ。 　　しかも、ムサシの計数機器にかけるために投票所を締め切ったら十数キロも離れた開票所にタクシーや個人の車で投票箱を警察なりの先導も無しに運ぶため、結局開票が始まるのは投票締め切り後の一時間以上後になるようだ。この間に一体何が行われるのか、投票箱がどうなっているのか、不信視されても仕方が無い。 　　出口調査で開票前から当選者判明、その後１時間も経ってからムサシのプログラミング機器で計数を出し、新聞発表、という段取りである以上、公明正大な選挙からは程遠く、やろうと思えば何でもやれるだろう。

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