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森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 消費税再増税凍結?(週刊実話)
http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/614.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 29 日 16:25:05: igsppGRN/E9PQ
 

森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 消費税再増税凍結?
http://wjn.jp/article/detail/6087099/
週刊実話 2014年11月6日 特大号


 安倍総理が来年10月からの消費税再増税に踏み切るのかどうかを判断する期限が、あと1カ月あまりに近づいてきた。

 客観情勢は明らかに増税実施だ。一つの理由は、内閣改造で安倍総理が敷いた布陣。消費税再増税が財政健全化のために絶対に必要だとする麻生太郎財務大臣が留任した。谷垣禎一自民党幹事長は元財務大臣で、消費税の再増税は絶対に必要だと言い続けている。

 さらに、元財務官の黒田東彦日銀総裁も、日本経済・財政への世界の信任を維持するためにも、一度約束した増税は反故にできないとしている。日本の三大権力が、揃って消費税の再増税を主張しているのだから、消費税再増税のシナリオは揺るがない。

 また、昨年夏に政府が消費税引き上げについての意見を聞いた有識者に、日本経済新聞が再引き上げの是非を聞いたところ、6割の有識者が賛成の意向を示した。しかも、60人の有識者の中で反対した人は9人に過ぎなかった。賛成派の圧勝だ。

 賛成の人は、一体経済のどこをみているのだろうか。8月の家計調査で、実質消費は前年比マイナス4.7%、勤労者世帯の実質収入はマイナス5.4%だ。消費税引き上げ前の駆け込み需要の反動で消費が落ちたのではなく、所得減で消費が落ちているのだ。

 そのことは、景気動向にも明確に表れている。景気動向指数(一致指数)は、一昨年11月の101.6から今年3月の114.6まで急上昇したが、そこをピークに、今年8月は108.5へと急落している。日本経済は、消費税引き上げをきっかけに、まさに「逆V字失速」をしているのだ。内閣府自身も、景気動向指数の評価を「下方への局面変化を示している」としており、景気後退を示唆している。これだけひどい状況でも、多数の有識者が消費税を再引き上げすべきと言っているのだから、普通に考えたら安倍総理は再引き上げの判断をせざるを得ないだろう。

 ただ、私の頭からは、どうしても安倍総理が消費税引き上げ凍結を断行するシナリオが消えない。安倍総理が経済の専門家だからではない。政治家だからだ。

 圧倒的支持率を誇ってきた安倍総理も、ここのところの景気失速で人気にかげりが出てきた。さらに、今後は支持率を落とす要因が目白押しだ。自民党候補の苦戦が予想される沖縄県知事選、川内原発の再稼働、TPP交渉での大幅譲歩、拉致被害者の帰国難航など、難題続出なのだ。当然内閣支持率はずるずると落ちていくだろう。

 そうした中で、年末に安倍総理が突然「消費税引き上げを凍結します」と宣言する。支持率は急上昇するだろう。しかも、この作戦には大きな副産物がある。それは、盟友の麻生財務大臣斬りだ。

 麻生財務大臣は、一貫して消費税引き上げの必要性を説き続けてきた。そこに安倍総理が凍結宣言をすれば、麻生大臣ははしごを外されてしまう。場合によってはウソつき扱いされてしまうだろう。

 実は、安倍総理の座を狙う男が2人いた。石破茂氏と麻生太郎氏だ。石破氏は、地方創生担当大臣として座敷牢に入れた。あとは、麻生氏の息の根を止めれば、安倍総理の長期政権がみえてくる。政治家はそれくらいのことをするものだ。


 

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2014年10月29日 16:30:16 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

問題は、消費税の2パーや3パーの増税で“財政再建”なんて果たされない、っていう点なんだが、

>あとは、麻生氏の息の根を止めれば、安倍総理の長期政権がみえてくる。

なんて寝ぼけたことを言ってる、相変わらずの森永さん。(千夜一夜物語だからしょがない!?)

悲しいのは、この森永さんでさえ“かなりマシな方”っていう日本の現状・・・


02. 2014年10月29日 16:45:14 : RCbun4ZBTg

 ま〜〜 誰が見ても 消費税UPを先延ばしせざるを得ないだろう

 表面的 政府発表の 7%の原則だが 現実は17%の消費落ち込みだと言うことだ

 ===

 愛は 基本的に 消費税UP派だから 消費の落ち込みはしかたないと思うが
 17%の落ち込みなら 消費税の効果は十分表れている

 ===

 一つには 中小企業が 「もっと潰れるべき」 だと考えているが
 7%の落ち込みではなく 17%の落ち込みなら かなり倒産がふえるだろう
 
 ===

 経済を良くすると ほざいた安倍と自民党が 「ウソの塊」であることが
 証明され 官僚が「何の仕事も出来ない」「無能の集団」であることも
 明らかになる

 中小企業が 潰れて 最終的には 官僚と公務員が その責任を取る形で
 リストラされなければならない

 ===

 この議論の根拠になる経済原則は 

 日本のGDPが 500兆円なら その10%が 海外に流れて行くと言う事
 50兆円が ロスとなる

 つまり 日本のGDPが 4割減って 300兆円になれば 
 海外に出て行く その10%で 30兆円となる 

 安倍の政策は 「国民の人気取り政策」で 不釣り合いな GDPを
 無理して ふくまらせる政策でしかない

 日本が 貧乏であるにも関わらず 大盤振る舞いしているだけだから
 消費税をUPして 経済が収縮することは 20年間 愛が主張してきた
 理想に近づいていることで 大変 喜ばしいことだ
 


03. 2014年10月29日 16:54:30 : Hw5Tqz3vkM
庶民の味方、森永氏まで論点にすり替えに参加しちゃダメですよ。
消費税が20%に上がっても、社会保障(年金、医療自己負担、介護自己負担、保育自己負担)が25%上がれば欧州型になって、別に問題ないばかりか、それが永続的に続くなら安心感から消費だって拡大するんじゃないですか。
消費税単独の値ではなくて、普通の人の社会保障(基礎年金に比べて過剰に良すぎた生活保護とかじゃなくて)のアップ率との比率が問題。


04. 2014年10月29日 17:36:07 : cKxknodE26
焦点:生産底入れでも再増税の決め手欠く、自動車回復に足かせ
2014年 10月 29日 16:15 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0II0EE20141029&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[東京 29日 ロイター] - 29日に発表された9月鉱工業生産は下振れに歯止めがかかり、消費増税の反動減からようやく回復の兆しが見えてきた。ただ、けん引役の自動車生産は在庫調整の長期化や国内能力削減に伴って、回復力の弱さが払しょくできない。生産以外の9月の経済指標からは底入れの兆しがうかがえるものの、消費再増税に踏み切るだけの確かな手応えは見い出せていない。

<反動減からの回復、ようやく生産にも>

「このまま生産が落ちていってしまうかと不安だった」──。 9月の生産は前月比の伸びとしては非常に高い2.7%と夏場の停滞からしっかりと反発し、経済産業省幹部は胸をなで下ろした。

今年2月以降、つるべ落としのように減少し続けてきた出荷に減産が追い付かず、在庫は前年水準を上回り続けてきた。9月になり、出荷が大きく伸びて、在庫も5カ月ぶりに前月から低下。民間エコノミストからは「消費増税の反動が長引いていたが、回復の兆しが、生産統計でもようやく見え始めた」(バークレイズ証券)との見方が広がった。

夏場まで反動減を長引かせていた最大の要因は、自動車など輸送機械工業だ。7─9月期の減産全体の半分超が、自動車の減産で説明できる。

しかし、9月は中東・アジア向けの輸出増加に支えられ、生産は反転。全体をけん引した。鉱工業生産指数の2割近いウエートを占める輸送機械の動向は、他の産業への波及を含め、生産全体の行方を占う上で重要な要素だけに、この先の動向が注目される。  

<メキシコ生産移管で5%の能力削減>

ただ、円安による輸出数量効果が出て来ない背景として、すでに広く認知されているように、海外生産シフトや企業の海外価格設定行動などが存在する。

特に今年に入ってからの生産停滞には、消費増税の反動減に加えて、自動車各社のメキシコ生産移管の影響が大きい。

昨年末から今年2月にかけて、日産(7201.T: 株価, ニュース, レポート)、マツダ(7261.T: 株価, ニュース, レポート)、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)のメキシコ工場が稼働し、合計で51万台程度、国内生産台数のほぼ5%程度がメキシコで生産されるようになった。

この影響で、輸送機械工業の生産能力は5%弱の能力が削減された。7、8月になり、新車販売のライン稼働で削減幅はやや縮小してきたが、中長期的には国内生産能力を縮小し、海外生産を拡充する傾向が続きそうだ。

従来であれば、米国経済の回復期には米向け輸出の4割を占める輸送機械を中心に輸出増加が期待できたが、メキシコからの輸出に各社が切り替えた今、従来のような対米輸出の伸びは期待できない。その結果、自動車をはじめ輸出産業の生産水準の回復には、限界があることがはっきりしてきた。

<「底打ち」には疑問の声>

一方、国内では消費増税の反動減が徐々に薄らぎ、9月の消費統計に明るさも出てきた。9月小売業販売額は3カ月連続で伸びを拡大している。中でも自動車販売はわずかながら増税後初めて前年を上回った。

しかし、民間エコノミストや政府関係者の間では、この先の消費・生産に楽観的な見方は少ない。あるはっきりとした傾向があるからだ。

足元の消費で好調なのは、百貨店で売られている高級品、自動車なら「3」ナンバーの普通乗用車など高級ゾーンで、消費の主力は富裕層に限定されている。政策当局幹部の1人は「日本全体の消費が良いわけではない」との認識を示す。

こうした消費動向を踏まえると、生産の勢いが秋になって力強く回復する期待は持てそうにない。特に消費増税後の消費の弱さもあり、在庫水準が積み上がっていることから、政府部内では「生産回復の時期は遅れる」(政策当局幹部)との判断を固めつつある。

その中でも、軽自動車の生産回復は極めて厳しそうだ。高齢化や税負担の軽さもあり、今や国内乗用車販売における軽自動車の比率は4割弱を占めている。

その軽自動車の在庫が、前年の4倍程度に積み上がっている状況だ。出荷が多少回復しても生産調整が長期化する可能性は高く、内閣府でも8月末のレポートにおいて「先行きについて楽観視することはできない」としている。

第一生命経済研究所では「在庫、在庫率の水準は依然高く、今後在庫調整が必要な状況は変わっていない。このことが先行きの生産活動を抑制する可能性が高い」として、まだ「底打ち」と言うには早過ぎるとみている。実際に、9月生産統計で公表された10、11月の生産予測は一進一退となり、ほぼ横ばいで推移する見通しとなった。  

<新車発売の行方、ホンダのリコール問題も影響>

こうした閉塞感を打ち破る材料として、期待されているのが秋の新車販売だ。この秋の発売予定をみると、9月にマツダがフルモデルチェンジの「デミオ」を発売。10月はトヨタが新型「レクサス」、11月以降にホンダが新型「グレース」、12月には高級セダン「レジェンド」を、それぞれ投入する予定だ。

ただ、そうした中でホンダは、主力のコンパクトカー「フィット」の相次ぐリコールの影響で、新車販売の遅れが懸念されている。四輪事業は日本や中国で販売が厳しく、岩村哲夫副社長執行役員は中間決算の会見で「国内の自動車販売台数の見通しを10万台下方修正する」と表明。「リコールに伴う点検を実施したため、新型車の発売が遅れている」と述べている。

民間エコノミストの中には、小売業販売額や良好な生産統計からみて「下振れリスクの後退を示唆していることは重要な変化。消費増税を予定どおりに実施することや、日銀が現状の緩和政策姿勢を維持することに強力な支援材料になる」(RBS証券・チーフエコノミスト・西岡純子氏)といった声が、一部で出てきている。

もっとも政府内には、統計上の数字がよくても、背景に隠れる消費二極化や企業・消費者のマインドの動きも見極めながら、最終的な判断を行いたいとして、慎重な姿勢も目立っている。

*第1段の日付を修正して再送します。


(中川泉 編集:田巻一彦)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0II0EE20141029?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


05. 2014年10月29日 17:56:43 : Hw5Tqz3vkM
 自動車が売れない理由は多々あるでしょうが、個人的には任意保険が一つの原因ですね。
 免許更新の時に講師に言われたのですが、「保険とは道路交通法を遵守している時に有効であってそうでないなら保険は支払われないと思ってください」・・・確かにそうなのかもしれないが、30年以上無事故無違反で通すために神経過敏な位に注意して運転して来たが、それでも注意しきれない場合があるから保険と言うものがあるのではないですか?
 「道路交通法を100%遵守している」なら事故率は限りなく低いし、事故が起きても賠償責任なんてありません。
 何かわけのわからない話になってきていて、気がつけば損保会社に正規社員が年収千数百万円とかの「世界最高峰のセレブ」になっているのに気がついて、細心の注意を払って運転するのが馬鹿らしくなってやめました。
 いくらトヨタが頑張ってもこう言うがあると「努力は国内では無駄」
 他にも車の運転には問題があります。
 痴呆老人の飛び出し、車載カメラによりたった1キロの速度オーバーでもそれが証明されれば訴訟では負ける とか。

06. 2014年10月29日 18:25:44 : Hw5Tqz3vkM
 05です。
 一部誤植があったので、訂正と追記。
 いくらトヨタが頑張ってもこう言うがあると「努力は国内では無駄」
 →  いくらトヨタの現場工員や経営陣が指の先から血がでる位の頑張ってもこう言うがあるとドライバーは身の危険を感じるので「努力は国内では無駄」。
 もう一つ、ある程度の割合の通常の労災も同様。
 事故が起きると、京都中を晒し者のされた石田光成みたいな制裁を社内で受ける例を目の当たりに見ているので、身の危険を感じて自分がそうならないうちに退職。 
 キレイごと並べて自己保身を計りながら決してリスクのある所には顔を出さない「建前ゴロ」の肥やしにはなりたくないので。

07. 2014年10月29日 19:12:30 : FDZ8iceb5Q
05 06 です。
森永氏はまだ「建前ゴロ」とは言いません。今迄して来た事が庶民の味方ですから。
・・・で、「建前ゴロ」って何だかわかります?
非の打ち所のないキレイ事並べて保身を図り、それに要する手間とか時間とか資材とかをチビる、仮に「それではできないからこうして」言うとその場では言わず、直接ではないが関連がない所で後であらゆる制裁をする「ゴロツキ」の事です。
輸出産業でもない内需関連産業で妙にISOとかで音頭とって出世した人達の多く(全部ではないが)がその部類。
車の運転もできないのに助手席に座って運転してる部下にギャーギャーわめくとかね。・・・人格的に少しオカシイ。
官僚批判では有りません。民僚批判です。
日本の現場力の低下もこうした事が大きいでしょう。

08. 2014年10月29日 19:41:32 : E7SnLubCIE
消費税を再度上げたら、安倍政権がどうのこうのではすまない。

日本中、大暴動。革命の夜明けが、、、
民衆が立ち上げる時が来た!

しかし最近は、ストライキをやらない。
皆さん満足しておられるのでしょうか?


09. 2014年10月29日 20:39:25 : QKj2V8oUfM
森永さんは庶民をアジってるね。

そしてこの人、意外とお調子もので的外れなことを良く言う。

三橋さんや渡邉さんなんかが言う事の方が信用できる。


10. 2014年10月29日 21:35:23 : aeTevmrJoA
この森永卓郎とかいう人、人畜無害だからしょっちゅうテレビに出してもらえる。
実態はお笑いコメディアンといったところ。しょせんガス抜き要員。

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