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埋立承認取消が実行可能で最も有効な方策である(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/668.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 10 月 30 日 18:12:26: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-65bd.html
2014年10月30日 

沖縄県知事選が告示された。

投票日は11月16日。

最大の争点は名護市の辺野古海岸を破壊する米軍基地建設の是非である。

米軍基地建設阻止を求める勢力は、

「埋立承認を撤回し、政府に事業中止を求める」

ことを統一候補が掲げる公約の条件に掲げてきたが、統一候補として擁立されることになった翁長雄志氏の公約は、

「新しい知事は承認撤回を求める県民の声を尊重し、辺野古基地を造らせない」

に変化した。

翁長氏は「撤回」あるいは「取消」を確約していない。


辺野古米軍基地建設を阻止するうえで「撤回」もしくは「取消」がどのような意味を持つのかについては、10月7日の那覇市でのシンポジウムで概要を説明させていただいた。

【2014.10.07】基調講演 植草一秀

http://www.youtube.com/watch?v=NP67c8WyGPg

辺野古米軍基地建設を阻止するためには、知事選の公約において、

「撤回」または「取消」を明示すること

が重要である。

翁長氏がこの点を明示して候補者を一本化することが望ましかったが、翁長氏側がこれを拒絶したために候補者の一本化が実現しなかったことは残念の極みである。


喜納昌吉氏は「撤回」もしくは「取消」の明示を求め、候補者の一本化を提案したが、翁長氏側がこれを拒絶したために知事選への出馬を決めた。

そして、「撤回」および「取消」についての検討を進めて、知事就任後に「取消」を行うことを明言した。

「撤回」および「取消」について、喜納昌吉氏が詳細を正確に理解していないかのような「風説」が一部で流布されているので、そうではないことを明確にしておきたい。この点は10月7日のシンポジウムでも確認済みのことなのである。

10月7日のシンポジウムの基調講演を見ていただければ分かることだが、この時点で、選挙公約への「撤回」もしくは「取消」の明示が重要であることを訴えている。

このなかで次の主旨の説明をしている。

「撤回」と「取消」の間には、法的な意味の違いがあり、どちらの手法を取るかについては、法的な問題点を検討したうえで決定する必要がある。

いずれかの手法以外には、辺野古米軍基地建設を阻止する実効性のある方策は示されておらず、公約としてこの点に踏み込むことが必要である。

このシンポジウムのあと、喜納氏は「撤回または取消の確約」の必要性を訴え、これを翁長氏陣営に提案したうえで、これを拒絶されたために立候補に踏み切った。

そして、告示日前に、「取消の実行」を公約に明示したのである。


喜納昌吉氏を批判する陣営の関係者が、喜納氏が「取消」と「撤回」の区別もついていないなどと発言するのは、単なる誹謗中傷であり、このような事実誤認に基づいて候補者を攻撃することは慎まれるべきことである。

10月7日のシンポジウムでも説明しているが、仲井真弘多氏による埋立申請承認については、すでに、

「辺野古埋立承認取消訴訟」

が提起されて、現在、公判係争中である。

シンポジウムでも説明したように、

「公有水面埋立法第4条」

が定める要件を満たしていなために、承認には瑕疵があるとの訴えが提起されているのである。

国の環境アセスメントにおいて、仲井真県知事自身がこれでは環境を守れないと言ってきた。


ところが、その知事が昨年12月に、安倍政権と会話をして埋立申請を承認してしまった。

この経緯を踏まえれば、埋立申請承認に瑕疵があることは明白であり、新知事による埋立申請承認の取消は十分に可能であると考えられるのである。

しかしながら、シンポジウムでも説明したことだが、「取消」や「撤回」を行なえば、それで問題が解決するということではない。

新知事が取消・撤回した場合には、国からの是正指示が出る可能性が高い。

これに従わなければ、国が勧告し、さらに行政代執行に踏み切ることも生じ得る。

また、国は沖縄県に対して訴訟を提起することが予想されるから、その訴訟に勝つための対応も必要になる。

こうした、予想される国による対抗措置に対処することが必要になるのである。

しかしながら、菅義偉官房長官が9月10日の会見で、「埋立承認がすべてで過去の問題」と明言している以上、「撤回」や「取消」に明確に踏み込むことなくして、辺野古米軍基地建設阻止の実現は見えてこない。

翁長氏は喜納氏の提案を受けて、「撤回もしくは取消の確約」を明示するべきだったが、これを拒絶した。

その理由は、翁長氏支持陣営のなかに、「撤回もしくは取消の確約」を絶対に受け入れられない勢力が存在するからなのだと考えられる。

翁長氏の「腹八分腹六分の契り」発言はこのことを示すものであると考えられる。

翁長氏が9月13日の記者会見で、「撤回もしくは取消の確約」などの具体策を明示しない理由を質問されて、「逆ギレ」する対応を示したのは、この痛い部分を突かれたからであると考えられる。

沖縄の主権者必見「翁長雄志氏出馬表明会見」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-004e.html

「今大議論となっている翁長市長、県知事選出馬記者会見2

https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421


 

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2014年10月30日 18:23:40 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

総理や感冒長官を含め、国がサ、辺野古移設は『決まったこと、過去の事』と、
木で鼻を括ったような言い方を白々しく言うさまと、その背景を想像してみよう。

単純ならざる様々な“悪魔の仕掛け”が施されているのは間違いない。

>翁長氏は「撤回」あるいは「取消」を確約していない。

この事実だけをもってして、扇長さんの“不実”を煽るのは正しいと言えるのか?

>埋立申請承認に瑕疵があることは明白であり、新知事による埋立申請承認の取消は十分に可能であると考えられるのである。

その希望的観測だけを根拠に、正面突破を試みる選択が本当に正しいのかどうか、だ。

植草さんの事は、心から尊敬する私だが、こと沖縄知事選に関しての、扇長さんへ繰り返される“疑念”には、
“疑念”を向けざるを得ない。けれど、『正論』として植草さんの言葉を飲み込みのはやぶさかでは無い。

言いたいのは、『事はそんなに単純じゃないよ!』ってこと!!


02. 日高見連邦共和国 2014年10月30日 19:22:01 : ZtjAE5Qu8buIw : AMkKUy9Ccg

時間がないんでね、植草さんがご指摘の動画の部分(2分)、

>まずは、次の動画映像の
4分45秒経過時点〜6分45秒経過時点まで
のやり取りをじっくりご覧いただきたい。
(引用終わり)

を見たが、これを植草さんは『痛いところを突かれて逆ギレ』っていうのか・・・
それをマジで言ってるなら、植草さんへの見方を変えなくちゃならないかもしれない。

まず、ゴミ売り新聞の記者の、まったく失礼な質問!!
扇長さんもはっきり言ってるが『普通じゃありえない、失礼な質問』だよぅ!
知事の出馬会見で、『今まで反対と言って阻止できなかったじゃないか』って言ってるんダゼ!?
そういう物言いに、マナジリ真っ直ぐに怒りを秘めて、それでも論理的であろうとする扇長さんの態度はまことに立派だ。
だからこそ、今までの延長じゃ何も変えられないからこそ、扇長さんが大きな決断をして立ったんじゃないか!

扇長さんの発言を支持し、歓迎する会場の歓声を聞いたか!?
『これだけの皆さんの応援を頂いている、だから知恵を絞って行くんだ』
という台詞は、“本物”だけが持つ迫力と真実に満ちていた。

動画を見て尚いっそう、扇長さんへの支持の気持ちを確かなものにした私です。
広く皆さんのご意見も聞いてみたいですネ!!


03. 2014年10月30日 19:46:54 : YxpFguEt7k
「喜納昌吉氏を批判する陣営の関係者が、喜納氏が「取消」と「撤回」の区別もついていないなどと発言するのは、単なる誹謗中傷であり…」

いやいや…
事実として、喜納氏は「撤回」しか言ってこなかったのです。中傷ではありません。事実です。事実は中傷にはなりえないのです。残念ながら…
ブログは修正できても、歴史は修正できないのです。

大失敗でしたね。

植草氏、(別の方面で)がんばってください。応援しております。


04. 2014年10月30日 20:15:51 : YxpFguEt7k
【参考】

翁長雄志氏、出陣式
http://www.youtube.com/watch?v=AzECyRxeZz8

実質5〜6月から動いてきて、ようやく告示。もう少しですね、ラストスパートです。
照屋寛徳氏、糸数慶子氏、玉城デニー氏… そうそうたるメンバーです。
城間みきこ氏の演説は聞きごたえがありました。

それにしてもカジノは不評なんだねぇ…


05. 2014年10月31日 04:20:03 : YxpFguEt7k
喜納昌吉氏
「民主党も除名されたし、私が辺野古担当をして、あなたの副知事にしてくれるなら、(僕が)降りてもいいですよと言ったんですけどね」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/200195

公選法221条の違反のようですね。
http://www.houko.com/00/01/S25/100.HTM#s16


06. 日高見連邦共和国 2014年10月31日 09:38:33 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

【最初にお詫び】私こと、日高見連邦共和国、有り得ない&恥ずかしい誤記をしてました!
 な・なんと、翁長さんを『扇長さん』って書いていました!超恥ずかしいっ!!(赤面)
 きっと、他スレッドでも同じような“誤記”をしていたと思われます。スミマセン!!!

で、気を取り直して・・・

お?このテのスレッドにお約束のように現れる“カオス化工作員”は、
このマトモな論調のコメント欄にビビッて“出社拒否”かな?(笑)

さて、公示された沖縄県知事選、今朝の新聞各紙の扱いに注目していたのだが・・・
『一面トップ』に持ってきたのは朝日新聞だけかよ〜〜〜!!!
またぞろ、“知事選挙隠し”デスカ?
でもネ、福島のように上手くは行かないよ・・・

気になったのは、その朝日の2面記事の太見出し。
『本土と対決か強調か』って、アンタ沖縄の新聞ですか?
“本土”の人間(新聞)が“分裂=2極対立”煽ってドーしんだよ!
あま、朝日だからギリ許容範囲か・・・

沖縄の方々が、本土(沖縄意外)の一般の人間と対立したいなんて思っている筈がなく、
彼らが怒っているのは、没義道で恥知らずな中央政府・政治・官僚に対してだ。
その中には、無関心・他人事を決め込む本土の人間への“苛立ち”も当然あろうが、
沖縄の人たちが本気で沖縄以外の日本人と“争いたい”などと思う道理がない。

ちなみに、今朝の朝日の紙面から、各候補の『辺野古基地移設』への姿勢(見解)を列挙すると・・・

【仲井真】推進、普天間の解決が最優先。最終的に考えられるのは辺野古だ。
【翁長】反対、新辺野古基地はありとあらゆる手段を尽くして造らせない。
【喜納】反対(埋め立て承認取り消し)辺野古埋め立て承認の取り消し。いかなる方法でも承認を撤回する。

【下地】中立(県民投票で)、県民投票で旗を決めて、安倍総理に従ってもらう。

扇長さんと喜納さん、表現が違うだけで、別の事を言ってるとは思えない。
しかも翁長さんは『基地は県外・国外へ』と明言しているのだから、その旗手は鮮明すぎるだろう。

私は喜納さんが知事選出馬を表明したときは多いに喜び、支持したが、
後から立候補表明した彼が、『“撤回”という言葉尻に拘って』翁長さんに
『撤回と名言するならば私は降りる』と言ったのはやり過ぎだと感じた。
彼が本気でそれを望み、希求するならば、センセーショナルに表で言うのではなく、
裏の方で打診して会談し、ようく理解しあった上で進めるべきが候補一本化だろう。
それが出来ない(しない)のは“ひと騒ぎ起こしたいだけだろう”と言われてしょうがない。

翁長さんの『撤回』という文言に関わる“歯切れの悪さ”は、次に紹介する週刊誌の記事を読んで、私は既に得心済みである。
これを読んで、まあ普通の人はそれなりに納得はするだろうし、納得しきれない人も居られるでしょう。
始めから“納得する気”の無い人は、あれこれまたぞろ難癖つけるのは分かりきっています。
小沢一郎の時がそうでしたから・・・(笑)


07. 日高見連邦共和国 2014年10月31日 10:44:44 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

『週間プレーボーイ』掲載の記事を文字書き起こしします。 

No.42号 10月13日刊行
P.136 川喜田研『衆偶レアリズム宣言!!』より
==============================

◆沖縄県知事選挙に立候補!喜納昌吉の「愚」◇

 11月に控える沖縄県知事選挙に民主党、沖縄県連代表を務める
ミュージシャンの喜納昌吉が立候補すると言いだした。正直、「大愚行」
だと思う。普天間基地飛行場の辺野古移設を強行しようとする安倍政権
と自民党県連、仲井眞弘多陣営にとっても「思うツボ」の展開である・・・
 喜納氏は、「辺野古移設反対派」の支持を受ける翁長雄士那覇市長が
「辺野古埋め立て承認の撤回」を知事選の公約に盛り込まない点を問題視し、
「普天間基地の辺野古移設撤回は自分しかできない」と主張しているという。
 だが、沖縄の人にとって、少々シビアな言い方かもしれないが、
翁長氏が「埋め立て承認撤回」を公約に盛り込めないのは、仮に知事選で
当選しても、現時点では、普天間基地の辺野古移設を阻止するための具体的
な方法論が「見えていない」、あるいは「ない」からではないだろうか?
 安倍政権は、仲井眞県知事が昨年12月に辺野古の埋め立てを受け入れた
時点で、それが沖縄県と国、そして米国と日本の間との「決定事項」だと
いう立場をとっており、それを新たに知事が正面から「全面撤回」することは
手続的にも、法的にも非常に大きなハードルが予想される。
 自民党の菅官房長官がしきっりに、「辺野古の問題は県知事選の争点には
なり得ない」と強調するのは、選挙結果がどう転ぼうと、この一点を論拠に
強行突破を図ろうという構えだからにほかならない。
 そんなわけで、翁長氏が、「埋め立て承認撤回」を公約に掲げて当選し、
それを知事就任後に正面から実行しようとすれば、国は法的手段を含めた
あらゆる方法を使って翁長氏を潰しにかかるだろう。
 単純に「撤回」を宣言すれば片付く問題ではない。それなりの長期戦を
覚悟し、知事としてのあらゆる権限を活用しながら、「圧倒的な民意」を
盾にゲリラ戦を展開する意外に「国の方針」に打ち勝つ手段はないと思う。
 だからこそ翁長陣営が今回の知事選で大切にすべきは、「圧倒的な大差
で勝利する」という一点に尽きる。選挙結果に反映された「辺野古反対」
への声が、つまり翁長氏と仲井眞氏の得票差が大きければ大きいほど、
この選挙の「争点」と、そこに込められた「民意」としての沖縄の声が
明確になるからだ。
 それは沖縄県民が翁長氏に与えられる唯一の武器であり、同時に、
翁長氏が将来「翻意」できないよう、彼の首につける「鎖」の役割も
果たすことになるのだ。
 もちろん、翁長氏が「圧倒的な大差で勝利」するために重要なのは
「辺野古移設反対」の票が分散せず、ひとりの候補に集中すること。
そして(本当に信用できるかはともかく・・・)翁長氏の「辺野古移設反対」
の方針に対する「信頼」を醸成することだろう。
 実際、喜納氏がどれだけの票を集めるかはわからないが、ある程度の
票の分散は避けられない。しかも、すでに「辺野古反対」のメインストリーム
が翁長氏の周りに出来上がっているところに、今から喜納氏が立候補する
ことは喜納氏が「翁長氏にだまされるな、ヤツは信用できない!」と
喧伝してまわることにほかならない。
 そしてこうした「反辺野古票の分散」と「翁長氏への信頼を揺るがすこと」
を最も望んでいるのが、自民党安倍政権であり、仲井眞氏の陣営なのだ。
 ちなみに、民主党本部は喜納氏の公認を拒否。一方の県連はその決定に
納得がいかない様子だが、喜納氏の出馬が安倍政権を利することもわからない
のか?「すべての武器を楽器に、すべての基地を花園に」というメッセージ
を発信し続ける喜納氏の頭の中は「お花畑」に違いない。
==============================


08. 2014年10月31日 12:25:39 : g6I9J3DDFM
私は日高見連邦共和国さんを尊敬しているが、翁長氏に対する評価については貴殿はやはり間違っていると言わざるを得ない。仮に翁長氏が圧倒的大差で知事になってもそれが具体的に埋立を止めるたにどういう効果があるのかハッキリしません。政府にとっては反対派の知事が当選したというだけのことです。工事は粛々と進むでしょう。何故なら県民に反対派が多いだけで、工事が進めば県民も諦めざるを得ないからですし、政府もそう考えているに間違いありません。最後は多少けが人が出ようが物理的強制力でもって工事を進めるでしょう。しかし、それを止める可能性がある唯一の方法が法的手段なのです。何故ならこの国は一応法治国家ですから、それが大義名分となるのです。菅官房長官も翁長氏も反対派に法的手段を取られることが一番困ることなのです。菅長官自身がそれを大義名分として拠り所としているからです。埋立承認取消公約を実行することは政府の行政権力を無効にする可能性があるのです。基地建設の不可能性がでれば予算の無駄ですから工事がストップすることも考えられます。大差で知事になろうが小差でなろうが県民から負託を受けた知事に違いはありません。新知事が直ちに法的手段を取ってもしばらく工事は続くかもしれませが、反対派が勝つ可能性が大いにあると思います。そのうちに政府が諦めるかもしれません。

09. 3535 2014年10月31日 12:52:47 : de6M5da9nfABc : 7iNAimA0ag
日高見連邦共和国 様

>沖縄の方々が、本土(沖縄意外)の一般の人間と対立したいなんて思っている筈がなく、
彼らが怒っているのは、没義道で恥知らずな中央政府・政治・官僚に対してだ。
その中には、無関心・他人事を決め込む本土の人間への“苛立ち”も当然あろうが、
沖縄の人たちが本気で沖縄以外の日本人と“争いたい”などと思う道理がない。

大多数の沖縄県民、の本土側への意識を的確にとらえていると思います。
少なくても純ウチナンチュの私はそう思います。


10. 日高見連邦共和国 2014年10月31日 15:19:42 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk
>>08

>翁長氏に対する評価については貴殿はやはり間違っていると言わざるを得ない。

はい、貴方の見解を頭から否定するつもりはありません。私が>>07 で引用した記事でも、

>翁長氏が将来「翻意」できないよう、彼の首につける「鎖」の役割
>(本当に信用できるかはともかく・・・)翁長氏の「辺野古移設反対」の方針に対する「信頼」を醸成すること
(引用終わり)

と重ねて書いていますし、私はその2か所こそが、ご紹介した記事の要所であると思っています。

私は去る福島県知事で、元宮古市長の熊坂さんを全面的に、勝手連にて支援させて頂きました。
繰り返し小沢一郎と鉾を交えた熊坂さんとは、常に敵陣営に居ながらも、彼の能力と人格の素晴らしさに感心しており、
こたびの福島知事選挙で全面的に応援・支援するのに一切の迷いや揺らぎはありませんでした。
それは直接彼の人間を知っているからこそ、に他なりません。

さて翻って翁長さんや喜納さんに関しては、残念ながら直接の面識もなく、
文章や映像だけで彼らの能力・人格を図るのは間違いを起こす可能性もあるのは当然です。
あらゆる情報ソースを動員してお互の人物像・背景・今後の行動の蓋然性を慎重に見図り、
翁長さんこそが『信頼に値する』という結論を得ている私です。
但し、それは“現時点”という注釈つきの判断であって、未来を保証するものではないのは当然です。
だからこそ、今般の選挙に勝った負けた、という視点ではなく、『どのように勝ち』、
『勝った後どうするのか』を何よりも注視して行かなければなりません。

そして貴方がそうは思わず、喜納さんにこそ“信を置ける”と思うのであれば
素直な心で喜納さんを応援してください、と申し上げさせて頂きます。
翁長さんと喜納さんは、努々、足を引っ張り合い、誹謗中傷しあう仲でいい筈がありません。
同じ目標『辺野古基地建設阻止』を掲げる、手法や支持基盤が多少異なる“同志”の筈です。
違いますでしょうか?

であればこそ、私はこれ以上、必要以上に喜納さんを貶める発言をするつもりも


11. 日高見連邦共和国 2014年10月31日 15:23:03 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

10です。文章が尻切れトンボで終わってしまいました。追記します。

**********

であればこそ、私はこれ以上、必要以上に喜納さんを貶める発言をするつもりもありませんし、
『喜納さん翁長さんの得票を合わせて、あの仲井眞にトリプルスコアをつけようぜい!』
という熱いエールを送らせて頂きます!!


12. 日高見連邦共和国 2014年10月31日 15:24:22 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>>09

そう言って頂けますと、まことに有り難いです。
っていうか、こそばゆい・・・(笑)


13. 日高見連邦共和国 2014年10月31日 15:54:59 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk

>>08

追記。

私はね、このスレッドの投稿内容(植草さんの言い草)とか、私のコメント>>01>>02での指摘(見解)を踏まえて、
植草さんのような方でさえ、どこか感情的になり平衡を乱しているよな批判が翁長さんに向けられる、
まさにこの一点にこそ、翁長さんの立つ位置の正しさと、彼の信義の居場所を、逆説的に証明する事態なのだろう、と思っています。

先週までは、私は『福島知事選挙、集中!!』で、あえて沖縄知事選関連のスレッドでの発言は控えていましたし、
繰り返される植草さんからの翁長さんへの“疑念”も、ある意味でまっとうな“問題提起”であると許容していました。
けれど、私の>>02 での検証のように、植草さんでさえ、どうも“恣意的な揚げ足取り”を始めた状況に、
大きな危機感を抱かざるを得ないのです。

このスレッドの投稿主旨、植草さんの指摘のように、翁長さんは痛いところを突かれて『逆切れ』、したのだと思いますか?
それとも私が分析したように、ゴミ売りのバカ記者の質問が常識外れのアホ質問で、
それに対して“論理的に怒っているのが翁長さん”だというのが正しいと思いますか?
是非にご意見を伺いたいと思うのです。

批判も危惧もあるでしょうが、それはあくまで、客観的且つ論理的である必要があると思うのです。
そうれあればこそ、『聞くに値する批判』になり得ると信ずる私です。


14. 2014年10月31日 17:40:00 : IRkakMxOGM
わたしは、基地建設反対派が一本化されることが一番大事だと思います。
しかし、承認の撤回・取り消しを確約しない候補者では、まったくこの問題はことにならないと思います。あらゆる手段を使って、基地建設を阻止すると言っても、全く具体性がありません。日本は法治国家です。法的根拠がない限り阻止はできません。他の方法では絶対に阻止できません。反対運動をしたところで建設推進派は、承認を根拠にやりたい放題進めてくるだけです。それがあたりまえの現実です。

15. 2014年10月31日 18:12:03 : g6I9J3DDFM
日高見連邦共和国様 08です。翁長氏と喜納氏をはじめとする沖縄県民の皆様へのエールは大変喜ばしく有難く思います。私もこの上は誰が当選しても県民の皆様の決定したことを尊重したいと思います。大変ありがとうございました。

16. 2014年10月31日 21:49:10 : IRkakMxOGM
<基地建設推進派が一番危惧していること>

推進の確固たる法的根拠になる「承認」の撤回・取り消し

         ↓

紛れもなく「承認」の撤回・取り消し確約の候補者の一本化である。
(なぜなら推進派の候補者が落選する可能性が非常に高まる。)


<基地建設推進派の危惧の対策としての防波堤>


@基地建設推進派の立候補者を擁立

A基地建設反対は表明はするものの承認の撤回・取り消し確約の候補者(の擁立?)

<総括>

推進派の戦略の構造はいたって単純である。

Aの候補者が立てば、一応基地建設反対を表明しているので、基地建設反対派が「承認」の撤回・取り消し確約の候補者で一本化されることを分断する機能性が十分発揮できる。
それが現実に発揮でき、奏功すれば、漁夫の利として、@の候補者が勝利し、シメシメである。その可能性は90%以上と見ているの違いないであろう・・・。

仮に@が落選しても、Aが立っているので、いきなり「承認」の撤回・取り消しを確約した候補者が勝利することを防げる。基地建設反対を表明しているので「承認」の撤回・取り消し確約の候補者を支援する人たちをAに選挙日までにオルグすることも十分できる踏んで、Aが勝利できる可能性を90%以上と見ているに違いない。そして戦略通りAの候補者が勝利し、新知事になったとしても、推進の確固たる法的根拠である「承認」の撤回・取り消しを確約していないわけだから、痛くも痒くもないので、シメシメである。

単純な推察であるが、もしAの候補者が全く立たなかったら、反対派は、95%以上で、「承認」の撤回・取り消しを確約する候補者で一本化されてしまう。これだけは、なんとしても避けなければならいと考えていた推進派は、あらかじめ最悪の「承認」の撤回・取り消しを確約する候補者が立つことを想定して、その対策としてAをはやくから擁立させていたとおもわれる。そしてマスゴミをつかってオール沖縄モードを盛り上げ、世論誘導を図っていたものと思われる。


ここまで分析してみると、やはり植草先生がおっしゃっていることは大事なことだと思う。沖縄県民は、推進派の戦略の構造をしっかりと見抜き、騙されないようにすべきだと思う。
「物事の本質は発生にあり」・・・・・、この場合、「発生」は「仲井間氏が行った承認」である。この承認は、撤回取り消しをしない限り、いくらあらゆる反対運動を行ったとしてもこれから先ずっとつきまとい、基地建設阻止は不可能となる。


17. 2014年11月01日 00:22:36 : sK8ukAep6U
植草先生が繰り返し切々と訴えられているのに、また>>16.様も述べられているが、「承認撤回取り消し」を翁長さんが謳えば、どんな敵も倒せように、ここまできてなぜ伝家の宝刀を抜かないのか、不思議である。

山本太郎君のような、怖いものなしのパワーこそ今この国が最も必要としているものだと思う。

それだけの力量が翁長さんにあるかどうかで勝負が決まりそうですね


18. 日高見連邦共和国 2014年11月01日 06:43:36 : ZtjAE5Qu8buIw : lt7TdFOYcQ

私の立場は、福島県知事選挙のときと一緒です。

@まず、己の旗色を鮮明にすること。
Aその理由を、できるだけ論理的に主張すること。
B投票率を上げ、その上で現れた『民意』を最大限に尊重すること。

沖縄の皆さん、私は沖縄が大好きです。
沖縄は岩手(東北)の人間にとって、“楽園”というイメージです。
それは主に、気候的なものもありますし、『琉球王国』という文化的側面もあります。
だからこそ、小沢一郎が沖縄の土地を買ったの気持ちはよーく分かるんです。
私だって、ニーズと(支払い)能力があれば、沖縄の海っぷちの土地を買いたいですって!(笑)

小学校時代『ひめゆりの塔』を読んで号泣しました。
青春時代『遥かなる甲子園』というマンガを学校で回し読みして、授業中にも関わらず皆泣いて呼んでいました。
大野倫くんが肘を疲労骨折してまで投げぬいた『2年連続の夏の甲子園』も決して忘れ得ません。

さらに1993年の大冷害のとき、翌年石垣島から“種籾”を分けて頂いたご恩は絶対に忘れません。
その後、岩手県が開発し耐寒品種『かけはし』の名前は、そのときの感謝の気持ちを忘れないための名前です。

よそ者の“余計なお世話”であることは重々認識の上で、改めて言わせてください。
ごめんなさい、ありがとう、そして、がんばれ沖縄っ!!!



19. 2014年11月01日 07:57:23 : hojihu3kRw
一戦術にこだわるのは異常というか常軌を逸している、すでに政府は承認撤回は
織り込み済み、広く基地負担軽減策を考えると言う 翁長氏 の方針が正解と思う

20. 2014年11月01日 10:00:45 : RcIGLh7G6o
そもそも早くから承認の撤回・取り消しを明言しない基地建設反対の候補者が立候補していたこと自体、不自然です。
これは紛れもなく罠です。
なぜなら、真に基地建設反対なら、承認の撤回・取り消しを明言しないというのはあり得ないからです。
これは、明らかに反対派を分断させるためのものだと思われます。
承認の撤回・取り消しを明言する候補者が分断してけしからんとよく言われるようですが、これはまんまと騙されていると思います。
16さんがいわれたように、推進派の戦略に完全に嵌められていると思います。
ダマスゴミを総動員して「オール沖縄」というモードを醸し出し、このせっかく数の力関係で優勢な「オール沖縄」を分断しようとするものは、実にけしからん、推進派候補者を勝利させるのかと否定・排他しているわけですから。

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