★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK173 > 811.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
歴史の退行に歯止めをかけ日本政治を再刷新する(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/811.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 11 月 03 日 07:02:18: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-0381.html
2014年11月 3日

本ブログを開設して6年半、メルマガの刊行を開始して3年1ヵ月の時間が経過した。

本日、メルマガ第1000号の発行を行う。

ブログは本年前半に1億PVを突破した。

「光陰矢の如し」というが、時の過ぎ去るのは本当に早い。

本ブログ、メルマガを支えて下さっている読者の皆様に、心よりお礼を申し上げたい。

自分自身が巻き込まれた冤罪謀略事案の真相を解明すること、そして、日本政治を刷新することを目指し、誠に微力ではあるが、情報発信を続けている。

さまざまな情報が氾濫するなかで、私の主張に耳を傾けて下さっていることに心より感謝の気持ちを表したい。

日本にとっても、私にとっても激動の時代が続いている。

2009年8月30日の選挙により、政権交代の大業が成就した。

政権交代の意義は限りなく大きなものであったが、政権交代は日本政治刷新の第一歩であって、ゴールではなかった。


2010年7月の参院選に勝利して、初めて新政権の基盤は強固なものになる。

この参院選に勝利することが、日本政治刷新を現実のものにするために必要不可欠であった。

だからこそ、2009年8月総選挙を受けて政権交代が成就した際、私は、本当の勝負は2010年7月の参院選にあることを強調した。

同じ見解を表明していたのは小沢一郎民主党幹事長(当時)だった。

日本政治刷新とは、日本政治の実権を握る主体の交代を意味する。

戦後日本の政治を支配してきた三つの存在がある。

米国、官僚、大資本

である。

そして、この三者と結託して、支配者の一翼を担ってきたのが、

与党政治屋、電波産業=マスコミ

である。

私は、この五者を

米・官・業・政・電

の利権複合体(悪徳ペンタゴン)と称している。

この

米・官・業・政・電

の五者が支配する日本政治を

主権者国民

が支配する日本政治に転換すること。

これが、政権交代の実現によって目指された目標である。


2010年7月の参院選で、「主権者による政治体制確立」を目指す勢力が勝利すれば、衆参ねじれは解消し、本格的に日本政治の刷新が進むはずであった。

しかし、逆の側から見れば、日本を支配してきた米・官・業・政・電のピラミッド利権複合体は、2010年参院選での情勢転換を至上命題に位置付けたはずだ。

この勢力の反撃を私は2009年の年初から警告してきた。

2009年1月16日のブログ記事

「手段を選ばぬ「悪徳ペンタゴン」次の一手」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8352.html

末尾に次のように記述した。

「検察当局が西松建設の裏金疑惑解明に動き出した。「悪徳ペンタゴン」による政権交代阻止活動の一環としての行動であるとの見方が存在する。

日本の政治を「悪徳ペンタゴン」から「一般国民の手」に取り戻す、千載一遇のチャンスである。「悪徳ペンタゴン」はあらゆる手段を用いて、本格的政権交代阻止に全力を尽くすと考えられる。あらゆる工作活動の本質を洞察して粉砕(ふんさい)し、本格政権交代を成し遂げなければならない。」

西松建設の裏金疑惑捜査の延長上で2009年3月3日、「西松事件」の謀略工作が火を噴いたのである。

この謀略工作により、民主党代表の小沢一郎氏が代表職を辞する結果が生じた。

政権交代は実現したが、謀略工作はさらに拡大し、2010年の陸山会事件、そして、小沢一郎氏強制起訴事件という事態に発展していったのである。

攻撃の矛先は鳩山由紀夫首相にも向けられた。

普天間の県外・国外移設構想は粉砕され、鳩山政権が破壊されるとともに、米官業政電の利権複合体側に寝返った菅直人氏がクーデター政権を樹立し、日本政治刷新の偉業は粉々に粉砕されたのである。

その延長上にいまの安倍晋三政権がある。

振り出しを過ぎて、日本政治はいま、戦前に回帰しているのである。

しかし、ここで挫けてしまっては元も子もない。

権力の刷新は容易なことでは実現しない。

しかし、既得権勢力が支配する日本政治を、主権者が支配する日本政治に刷新しなけらばならないことは、歴史の必然であり、遅かれ早かれ、必ず実現しなければならないことである。

その実現に向けて、もう一度、原点から再出発を図らなければならない。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年11月03日 07:29:28 : YxpFguEt7k
「原点から再出発を図らなければならない。」

安倍政権は戦前回帰を狙っています。私たちは戦後からの再出発を目指しましょう。
そして、その時代できなかった「アメリカ支配からの脱却」を果たしましょう。「(民主主義国)日本の独立」です。

アメリカが日本支配の道具として用いている原発を廃止し、駐留米軍を撤退させ、権力者をキチンと縛るための憲法が書けるようになりましょう。

植草氏、がんばってください。応援しております。


02. 2014年11月03日 07:42:20 : b5JdkWvGxs
小沢こそが悪徳ペンタゴンの切り札だったんだけどね

03. 2014年11月03日 09:35:14 : oXkjkYPcZM
自民に代わって政権交代しても、その政党が米の代理政権となることの忠誠を誓わない限り、すぐに政権の座から引き下ろされるのが、現実であった。この現実をどう打開するかまで具体的な戦略を持っている政党こそ、真の政権交代にふさわしい政党である。これは、電、官に対抗できる実力を備えている政党である。

04. ひでしゃん 2014年11月03日 10:03:54 : dsqbUTCLpgzpY : l9iSwseQ8k
民主主義の基盤が破壊されている
営利優先国益無視の情報産業企業大手マスコミの横暴を止めるには
記者クラブ制度という「特権」を許してはならない
テレビ電波の割当を拡大し小規模企業の進出を容易にする
情報リテラシイに劣る多くの市民の啓蒙の必要
現状での権力監視は玉石混交ではあるがインターネットを通じた情報発信者に期待する
まず日米安保廃棄で日本国が自主独立に向かうべく舵を切ることから始めましょう

05. 2014年11月04日 10:47:07 : tPo2o0p0DQ
洗脳されている国民がまだまだ多い事を思えば、せめてマスコミが本来のジャーナリズムを取り戻す事だと思う。その為にもひでしゃんさんの言う様に先進国ではあり得ない記者クラブ制度を一刻も早く廃止すべきです。今の安倍総理とマスコミの異常な関係は真の報道など出来る筈がない。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK173掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK173掲示板  
次へ