それなら公安など要らないね。

菅官房長官、韓国人拉致被害者団体代表の主張を否定

　北朝鮮に拉致された日本人・横田めぐみさんについて、韓国の拉致被害者家族の団体「拉北者家族会」の崔成竜（チェ・ソンヨン）代表は7日「北朝鮮による薬物の過剰投与によって1994年に死亡した」と主張した。

　これに対し、日本政府の報道官に当たる菅義偉官房長官は「信ぴょう性は全くない。これまでにも（めぐみさんの）生存情報とか、いろんな情報が乱れ飛んでいる。現時点では拉致被害者の全員の生存を前提に、懸命な取り組みを行っている」と述べた。

　崔代表はこの日、めぐみさんが入院していたとされる北朝鮮の精神病院に勤務していた脱北者2人の証言を基に「めぐみさんが20年前、（うつ病の）治療中に薬物の過剰投与で死亡していたことが確認された」と語った。崔代表はまた「日本政府の拉致問題対策本部側の関係者たちが今年9月、第三国で脱北者たちへの聞き取り調査を行い、報告書を作成した。日本人拉致被害者についての全面的な再調査を前提に北朝鮮との交渉を行ってきた日本政府は、報告書の存在を認めようとしないだろう」と述べた。日本政府が同日、報告書の存在を否定したのに対し、崔代表は日本の拉致問題対策本部の企画官が署名した文書を公開した。また崔代表は「めぐみさんの死を目撃した脱北者たちと、めぐみさんの両親との面談も推進していく」と話した。

　めぐみさんは13歳だった1977年、北朝鮮に拉致された。翌年に全羅北道群山市の仙遊島海水浴場で北朝鮮の工作員に拉致された金英男（キム・ヨンナム）さん（拉致当時17歳）と結婚し、娘ウンギョンさんをもうけた。

　北朝鮮は2002年、平壌で行われた日本との首脳会談の席上、めぐみさんが1993年（後に94年に訂正）にうつ病のため自殺したと発表した。04年にはめぐみさんのものとする遺骨を日本側に渡したが、DNA鑑定の結果、別人の遺骨だったことが判明した。

東京＝ 車学峰（チャ・ハクポン）特派員

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/11/08/2014110800555.html

http://www.nytimes.com/2014/11/09/world/kenneth-bae-matthew-todd-miller-released-by-north-korea.html
Kenneth Bae and Matthew Todd Miller, American Detainees, Released by North Korea
By DAVID E. SANGERNOV. 8, 2014

ということだ。先月の一人に続いて今回の二人と、計三人がここ一月ほどの間に立て続けに解放されたわけだな。

なんでも、アメリカの国家情報長官（CIAをも統括する情報機関最高組織のトップ）がわざわざ北朝鮮に出向いて交渉に当たったということだ。

あ、アタマの悪いネトウヨ向けに一言加えると、国家情報長官というのは爆撃機とか軍艦とかじゃくてエラいお役人な。いまだに「アメリカだったら軍事力で取り返す」なんて都市伝説を信じてるバカが、同じような恥ずかしいコメントを繰り返して皆から相手にされてないのが憐れだから一言注釈しておくわ。

もうバカでもない限り察しがつくよな、これら一連の動き。

今回の再調査が、前回のようにいつの間にか沙汰止みに・・・ということならなければよいけどね。