2012年12月衆院選480議席
小選挙区の300議席の内訳から与党系241，野党系59
比例区180議席の内訳から与党系100，野党系80
合計，与党系341議席，野党系139議席とした。(与党系には自民+公明+他一部とした)

2014年12月衆院選480議席(予測)マイナス定数が20％となる
小選挙区の300議席の内訳から与党系148，野党系152
比例区180議席の内訳から与党系80，野党系100
合計，与党系228議席，野党系252議席となる

2014年後半解散なら「与党系228議席，野党系252」
2015年後半解散なら「与党系169議席，野党系311」
2016年後半解散なら「与党系120議席，野党系360」となる。

自民党マイナス定数20％・-30％・-40％となる
公明党マイナス定数5％・-10％・-20％の計算で当落が判定できる。前回落選の同情票が作用する。今回は75％の反自民で連合すると野党系が勝てる。このマイナス定数は自民と公明の当選した選挙区にマイナイ定数が有効に働く。

自民党与党は，総選挙の任期まで選挙を延期ても，支持率50％超えていても与党は勝利することが出来ない。なぜなら今回は多くの解決しなければならない政治的複合要因が多数発生した，前回はこれが優位に働き，お化け民主党に裏切られ選挙への関心がなくなり，投票率が低下した。しかしアベノミクスの賞味期限切れ,そして安倍靖国参拝軍国後継改革は賞味期限をとっくに過ぎた。そして世界的信用恐慌の進行と認識できないからである。そのために与党自公政権は消費税再増税だけでなく，銀行・証券・為替の一時閉鎖前に解散を企んでいるが，賞味期限切れと弱者に耐乏を押し付け，国民に格差を拡大させてしまった。そのことでマイナス定数が作動している。そのために野党が連合すると与党は敗北する。

米国オバマ民主党の敗北は，ルーズベルト的，弱者救済政策を採用しなかったからで，マスコミや有識者はデタラメや嘘を報道している。世界恐慌でドン底を経験したルーズベルトは，ニューディール政策で弱者を救済したために三選されたのです。オバマ大統領はそうしなかったために，中間選挙で民主党の議席は減少したのです。日本も同じ弱肉強食政策で弱者に耐乏を押し付ける政権は敗北します。

世論調査で内閣支持率や消費税の引上げ容認が過半数を越えていても、個人レベルでは自己防衛のために、消費税値上げを主張する政党への投票行動は、避けられる。だから、値上げ賛成／反対を対立軸にした選挙で、勝った政党例は、世界には一つもない。選挙で勝利してから消費税をアップした与党で，次の選挙で敗北しなかった例も一つもない。これは、左右の前頭葉脳が「建前では容認、本音では反対」を思考して、投票行動するためである。