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尖閣の“致命的譲歩”と日中首脳会談  門田隆将
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/266.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 10 日 00:01:06: igsppGRN/E9PQ
 

尖閣の“致命的譲歩”と日中首脳会談
http://blogos.com/article/98329/
2014年11月08日 23:33 門田隆将


中国の“力の戦略”に、ついに日本は屈した。APEC(アジア太平洋経済協力会議)を前にして日中両政府が11月7日に発表した文書について、私は、「ああ、日本はやってはいけないことをしてしまった」と思った。

第一報を聞いた時、正直、耳を疑った。それが、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題に関して「(日中双方が)異なる見解を有している」ことで「一致した」というものだったからだ。

中国問題に多少でも関心がある人間なら、「まさか」と誰しもが思ったに違いない。日本政府は、これまで一貫して尖閣について、「日本固有の領土であり、領土問題は存在しない」という立場をとっていたからだ。

今回、日中両国が4項目で合意した文面の中で問題の部分(第3項目)を読んでみると、「双方は、尖閣諸島など東シナ海の海域で近年緊張状態が生じていることに異なる見解を有していると認識し、対話と協議を通じて、情勢の悪化を防ぐとともに、危機管理メカニズムを構築し、不測の事態の発生を回避することで、意見の一致を見た」というものである。

日本側から見れば、至極当然の文言で、なんら目くじらを立てるものではないように思える。だが、私には、冒頭のように「ああ、してやられた」としか思えなかった。たしかにこの文章では、尖閣諸島など東シナ海の海域において「“領土問題”が存在する」とは言っていない。

しかし、あの中国共産党相手に、これはいかにもまずい。今後、中国は、この文言をタテに「尖閣(釣魚島)の領有を中国は一貫して主張してきた」という基本姿勢を強く打ち出すだろう。

中国の論理では、日本が「異なる見解」を有していることを「認識」したというのは、すなわち「領有権を中国が主張していること」を日本側が認めたことになる。今後、日本側からいくら「領土問題は存在しない」と言っても、中国側から言えば、「おまえは“異なる意見”があることを認識していたではないか」となるからだ。

さらに問題なのは、後段の「対話と協議を通じて、危機管理メカニズムを構築し、不測の事態を回避する」という見解である。これは、尖閣に対して延々とおこなってきた中国による“示威行動”がついに功を奏したことを意味している。なぜなら、「不測の事態を回避する」というところまで「日本を“譲歩”させた」ことになるからだ。

中国にとって、これで尖閣問題は、フィリピンやベトナムが頭を悩ませる西沙(パラセル)諸島や南沙(スプラトリー)諸島と、同じレベルの問題まで「引き上げること」に成功したと言える。

言うまでもなく中国にとっては、「自国が領有権を主張している」海域に公船を派遣しようが、民間の漁船が出向いていこうが、「日本とは“見解が異なる”のだから当然」ということになる。

なんでも都合よく解釈して、あとは“力攻め”で来る中国共産党にとっては、願ってもない「成果を得た」ことになる。本日、外国記者たちとの会見に出てきた王毅外相の抑えようのない「笑み」がすべて物語っている。

私が疑問に思ったのは、日本は、「前提条件なしの首脳会談」を求めていたはずなのに、なぜこんな譲歩をしてしまったのか、ということだ。そして、日本はこれで「何を得たのか」ということである。

中国の首脳とそこまでして「会談しなければならない」理由はいったい何なのか。APECのホスト国である中国で、なぜ、日本は首脳会談を実現しなければならなかったのだろうか。

日本は、「会話の扉はいつでも開かれている」という立場をただ堅持していればよかったはずだ。「前提条件なしの首脳会談」がだめというのなら、つまり、向こうが会いたくなければ、「会わなければいい」し、これまで当ブログで何度も書いてきたように、冷静さを堅持し、毅然として中国と「距離を置くべきだった」のである。

独善と傲慢な国家運営によって周辺諸国と摩擦を繰り返している習近平政権に、なぜ日本は擦り寄らなければならなかったのだろうか。レームダック状態に陥ったオバマ政権がいくら日中の首脳会談と摩擦の緩和を望んでいようと、日本がそれに乗る必要はなかったはずである。中国との「真の友好」を目指すなら、今はむしろ「距離を置くこと」の方が大切だからだ。

報道によれば、8日付の環球時報(中国共産党機関紙の「人民日報」系)は、さっそく4項目の合意文書について、「安倍首相の靖国参拝を束縛」することができ、さらに(釣魚島の)主権に関して、これまで“争いは存在しない”と公言していた日本が、「危機管理メカニズム構築に関して中国と協議したいと望んでおり、これは釣魚島海域で“新たな現実”が形成されたと宣告したのと同じだ」と、勝利宣言ともとれる記事を掲載した。

私は、この報道の通りだと思う。中国にとって、それは「歴史的な勝利」を意味しており、その“新たな現実”なるものによって、尖閣周辺の“力による示威行動”は今後、増えることはあっても、減ることはないだろうと思う。

つまり、「何年後かの日本」は、尖閣をめぐってより危機的な状況に陥るだろうということだ。絶対に譲歩してはならない国に対して、なんの益もない「日中首脳会談実現」のために、日本は致命的な失策を犯してしまったのである。

http://www.kadotaryusho.com/blog/2014/11/post_772.html


 

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コメント
 
01. 2014年11月10日 00:14:27 : RCbun4ZBTg

 まことに その通りですね〜〜

 愛は 尖閣を「平和の島」にすることを主張していた

 「平和の島」にするために 尖閣の「平和利用」が決まるまで
 日本の管理下にすることができたのだ

 アメリカも平和の島のためなら 日本の管理に協力することができたのだ

 「平和の島」は 日本 中国 台湾だけではなく 完全に世界の中で
 「ニュートラル」にできたのだ

 ===

 異なる見解とは 個々の国々の利己的要求の事であり
 ニュートラルではなく もろ 利己的要求の「激突」でしかない

 ===

 だから ウヨはバカ だと言っただろう
 


02. 2014年11月10日 00:22:20 : 3aRCOCAWqw
> 中国の首脳とそこまでして「会談しなければならない」理由はいったい何なのか。APECのホスト国である中国で、なぜ、日本は首脳会談を実現しなければならなかったのだろうか。

日本は、「会話の扉はいつでも開かれている」という立場をただ堅持していればよかったはずだ。「前提条件なしの首脳会談」がだめというのなら、つまり、向こうが会いたくなければ、「会わなければいい」し、これまで当ブログで何度も書いてきたように、冷静さを堅持し、毅然として中国と「距離を置くべきだった」のである。

独善と傲慢な国家運営によって周辺諸国と摩擦を繰り返している習近平政権に、なぜ日本は擦り寄らなければならなかったのだろうか。レームダック状態に陥ったオバマ政権がいくら日中の首脳会談と摩擦の緩和を望んでいようと、日本がそれに乗る必要はなかったはずである。中国との「真の友好」を目指すなら、今はむしろ「距離を置くこと」の方が大切だからだ。


門田はこれでジャーナリストをやっていられるのだからいい気なもんだわw
門田の言うように中国が周辺国と摩擦ばかり起こしているなら、なぜAPECを中国でやること自体、参加国は拒否しないのだろうね?
口が裂けても中国がこの地域にとって欠かせない国になったとは言いたくないのか、それとも中国ごとき張子の虎だと見下ろしているのかどうか知らんけれども、もし後者のほうを本当に思っているとしたならジャーナリストの看板降ろしてネトウヨ相手に講釈垂れて日銭稼ぐほうをお勧めします。


03. 2014年11月10日 00:27:04 : RCbun4ZBTg

 「異なる見解」という言葉を聴いて 愛は 背筋が寒くなった

 ===

 外務省は チャイナスクール なのだ
 バカな 安倍は チャイナスクールの 手玉にされた

 ===

 だから 言ったじゃ〜〜ないか
 あの島を日本固有の島だと言うのは ダメなんだと
 
 あの島は 誰からも 手の届かない所に 祭り上げるべきだったのだ
 あの島を 遊びにしたウヨは 真の愛国者とは 到底言えない
 尖閣を もてあそんで 手あかにまみれた島にしたのは 誰だ!!
 
 日本の「汚い手」で触って 中国の「汚い手」から触られない方法は無い

 あの尖閣列島を 日本は 「清らかな手」で 神にささげるべきだったのだ
   

  


04. 2014年11月10日 00:30:11 : RCbun4ZBTg

 お〜〜い ウヨ この事態を どう考えるのか??

 説明しろ   この売国奴!!!
 


05. 2014年11月10日 00:36:13 : vjAsmoXaW2
所詮、バカクソニートウヨなど政治にかかわるべきでない。底辺のごみくず野郎は

押入れに籠っていればいいのだ。

[12削除理由]:管理人:言葉使い

06. 2014年11月10日 01:34:26 : NPYta4Hr6k
間抜けな安倍だ。

07. 2014年11月10日 04:06:30 : EUkdfVzCyM
歴史勉強して良かっです、
真実を教えてくれるから。

08. 2014年11月10日 10:57:27 : hLDxxdwxlU
03>

>だから 言ったじゃ〜〜ないか
>あの島を日本固有の島だと言うのは ダメなんだと
>あの島は 誰からも 手の届かない所に 祭り上げるべきだったのだ

そう、もともと、尖閣を日本領と主張することが無理なのだ。
そこには理もなければ利もない。だからせいぜい「棚上げ」にしてきた。
門田はその根本をどう考えているのか?無知なのか?

http://www.minusionwater.com/senkakushotou.htm

http://www.minusionwater.com/ryuukyuukaikou

尖閣などさっさと放棄して
新造の巡視艇を駆使して
中国の赤サンゴ漁船を小笠原から追い出すなど、
もっと筋の通ったことをするのが真の国益だ。


09. 2014年11月10日 12:06:45 : RCbun4ZBTg

 尖閣は

 日本の固有の領土でもない が
 中国の固有の領土でもない ということにすべきなのだ
 


10. 2014年11月10日 16:16:22 : kkKSgKKsSg
日中双方が尖閣諸島など東シナ海の海域で
近年緊張状態が生じていることに異なる見解を有していると認識し
対話と協議を通じて情勢の悪化を防ごうとしても
なおかつ論者が言うように「尖閣周辺の“力による示威行動”は今後、増えることはあっても、
減ることはない」のなら、日本が国際司法裁判所へ訴える条件が整うんじゃないのか。

11. 2014年11月10日 16:52:57 : 1wFjwjFQa2
将来的に民主党が政権を取る可能性がなくなれば習氏と小沢氏の間で問題となった2009年の天皇特例会見でのイザコザを忘却することが可能になる。近く行われる沖縄県知事選で予期される結果を踏まえて日中両国間でそんな判断があったかもしれない。尖閣国有化の有無よりも会見を巡って宮内庁長官に辞表提出を求めるような行為を排除することを第一に考えているのではないかと思う。


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