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「アンカー」解散総選挙へのシナリオ&マンガのような北京APECと日中首脳会談(ぼやきくっくり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/418.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2014 年 11 月 13 日 06:03:25: 8rnauVNerwl2s
 

消費増税の延期を掲げて解散を狙う安倍首相。
海江田牧場長の民主は何がテーマでしょう?
「中韓への謝罪」?「外国人の人権」?
安倍潰しが社是の朝日新聞は、小泉政権と異なり、全力で反自民キャンペーン?
「風」はどう吹くか?

https://www.youtube.com/watch?v=ND2QSRR1aj8
https://www.youtube.com/watch?v=tNjawxIdn2w
https://www.youtube.com/watch?v=fMlqCf86Puc

ぼやきくっくりから
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1641.html#sequel


■11/12放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

風雲急を告げる解散・総選挙…増税先送りで決断か?▽2年半ぶり日中会談、笑顔なき両首脳の思惑&真相を青山がズバリ

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 テレビ欄は上記のようになっていましたが、今週のズバリのコーナーは、前半が解散総選挙、後半が北京APECと日中首脳会談です。

 先週の青山さんのご指摘通り、年内の解散総選挙が現実味を帯びてきました。っていうか、もうほとんど確定みたいです。
 あと、日中首脳会談、実は直前の交渉で中国側は「握手やめたい」と言ってきたんだそう。子供か!(-.-#)

 前半のキーワードは『センキョノミクス』。
 後半のキーワードは『すべてマンガのよう』。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 内容紹介ここから____________________________
 
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※“解散風”強まる 来月14日投開票へ…のストレートニュースのあと

岡安譲
「さて、今のVTRにあった解散総選挙についてはこのあと、青山さんに“ニュースDEズバリ”でたっぷりとお話ししていただきます」

青山繁晴
「はい。えー、皆さん、まだ先週ですから」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「あの、ご記憶だと思うんですけれども、先週のこのコーナーで、年内解散ってことを、まあいわばはっきり打ち出しまして、それからたった1週間しか経ってないんですけど」

岡安譲
「そこから一気でしたねえ」

青山繁晴
「もう世の中、もう選挙一色ムードみたいになってきましたけれども。まあ正確に、もう一回たどるとですね、その先週の水曜日のこのコーナーで、ま、あとでもう一度詳しくお話ししますけど、僕の意見、という形で、ま、官邸、総理が、解散総選挙を、決心してると、いう趣旨の話をしました。で、そのあと、金曜日に、先週の金曜日に、今のニュースにもあった通り、安倍さんと、公明党の山口代表がお会いになって、その時に安倍さんから、実は、消費増税を延期しますと。で、ついては、国民にその上で意見を聞くので、解散したいってことを、実は先週金曜日の段階で、はっきり、山口さんに伝えて、で、山口さんはすぐに動いて、支持母体にも連絡をした。それが伝わったので、日曜日の、朝の読売新聞の一面トップで、年内解散と、いうことが出て、で、読売新聞と、まあ安倍政権との距離の近さからして、本当じゃなかって各社がわーっと動いて、今日に至ったと、いうのがまあ、本当のところなんですよね。で、その上で、ただ今朝の朝刊を見ますと、12月14日の選挙なのか、21日の選挙なのか分かれていたりするんですが、ま、そういうことも含めて、本当はどうなってるかっていうことを、このあと皆さんと一緒に考え、そして総選挙っていうのは何より私たちの、1票の力を行使できる、まあ、一番大事な機会ですから」

岡安譲
「そうですね、ええ」

青山繁晴
「その参考にしていただくための今日はコーナーです。で、その上で、キーワード、最初のキーワードは、実はこれなんです(フリップ出す)」

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岡安譲
「ほう。『センキョノミクス』(笑)」

青山繁晴
「はい。こんな言葉作っちゃいましたが、要は、この、突然の解散総選挙の、争点っていうか眼目は、アベノミクスをやめるのか続けるのかっていうことであって、逆に言うとアベノミクスがやはり今、壁にぶつかりつつあって、それを選挙で突破したい。経済政策をやるために、総選挙で突破するって話は、あまり聞いたことがない、行われたことがありませんから、いわば、選挙で経済政策を作ろうとする、センキョノミクスみたいなもので」

岡安譲
「ああ、そういう意味なんですね。ええ、ええ」

青山繁晴
「で、さあそれが、私たちにとってどういう意味を持つのかっていうのを、えー、このあと、皆さんと一緒に考えたいと思います」

岡安譲
「はい。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」

(いったんCM)

岡安譲
「先週水曜の段階ではまだ凪のような状態だったこの解散総選挙の話なんですが、このコーナーのあとで一気にこの風が強まってきたともいえます。さあ、どんな政治日程になるんでしょうか。青山さん、よろしくお願いします」

堀田篤
「お願いします」

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青山繁晴
「はい。まず、先週何をお話ししたかっていうのを一瞬、フェアに振り返りたいと思うんですけども、出して下さい」

村西利恵
「VTRです」

 …………………………VTR開始…………………………

先週(11月5日)放送

青山繁晴
「これ最後に見て下さい」

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中島めぐみ
「『消費税10%延期』を決断した上で、11月解散、12月総選挙、年内組閣。第3次安倍内閣発足かと」

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青山繁晴
「これ『か』と書きましたが、安倍内閣、(年内に)第3次安倍内閣発足すべきだと、意見を申しました。まず、(消費税率)10%は延期すべきです。…」

 …………………………VTR終了…………………………

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青山繁晴
「はい。あの、今の話の最後に、その、消費再増税は延期すべきですということを、あの、申しましたけど、まさしくそれが、今回の、解散総選挙のいわばきっかけ、動機なんですよね。何のために解散するかっていうことですね。で、これあの、先週の報告、あの、内容なんですけども、この次をちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「いま解散総選挙をやる理由というのは、『10%延期』の消費税増税法の改正には、政治的エネルギー(国民力)が必要だから」

青山繁晴
「はい。あの、まずこの前提として、えー、今年春に、4月に、消費税を5%から8%に上げてみたら、予想以上に経済へのダメージがあって、このまま10%にしますよってことを決めてしまったりしたら、もうデフレ脱却が、できなくなると。デフレ脱却ができなくなるだけじゃなくてですね、これ本当は、そもそもたとえば、アベノミクスの第1の矢で、金融緩和、異次元の金融緩和っていうのをやって、為替の水準をまともに、していったと。そういうことまで全部否定される、ことにもなりますから、そうすると日本経済立て直す術がなくなって、日本だけじゃなくて、アジア、世界の経済が、いわば立ち直れなくなっていくと、いうことを考えると、まずこの、増税延期を、やっぱり決断しなきゃいけない。ところがですね、ここに出てる通り、これは当時、首相を送り出してた民主党と、それから野党時代の自民党と公明党が、その、民自公の、3党合意っていう、まあ異例の、合意をしてですね、この来年の、10%まで決めてしまってたわけですから」

村西利恵
「そうでしたね」

青山繁晴
「それを改正するには、はい、しょうがありませんじゃなくて、やっぱり、国民に訊かなきゃいけない。国民がそれを支持して下さったら、法改正のエネルギーが出るということで、今回解散するということなんですよね。で、これ、やっぱり今回の解散そのものが正しいのか、そして私たち主権者がそれぞれの考えに基づいて、どう投票行動すべきなのかを考えるためには、もう一度ですね、そもそもの根っこの、その、再増税ってことが、一体どういうことなのかってことを、考えるべきだと思います。えー、実は僕は、この解散の話の前に、こう申しておりました。はい、出して下さい」

村西利恵
「はい、これもVTRです」

 …………………………VTR開始…………………………

去年11月の放送では…(去年11月6日放送)

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村西利恵
「2度も増税すると、やりたい政策ができない」

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青山繁晴
「はい。これはいわば本音中の本音だと思うんですが。要はその消費増税のために、第2次安倍政権できたんじゃないから、(中略)同じ内閣で2度増税して、しかも、2度目は1割に、(中略)それをやると他のこと(政策)はできなくなってしまうと…」

ことし8月の放送でも…(ことし8月6日放送)

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青山繁晴
「これ僕の責任で断言しますが、安倍さん本人は(増税)やりたくない。1内閣で2回増税なんていう、そういう、その、おごったことをやっちゃいけないっていう考え方をずっと安倍さんは持ってる」

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 …………………………VTR終了…………………………
青山繁晴
「はい。えー、ですから去年の11月、去年の秋の段階だからもう、ちょうど1年前ですね(一同同意)。1年前から、もう再増税はしないと、しないんじゃなくて延期すると、少なくともこの春、上げてから、3年ぐらいあとに、1年半じゃなくて3年ぐらいあとに延期するってことを、安倍さんはすでに、そこで固めていて、で、それを実現するためにはどうしたらいいかっていう、こう、道筋があったってことなんですね。で、じゃあその、再増税延期は実は1年前から決めていましたが、解散自体はいつ決めたのかというと、はい、これです」

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村西利恵
「それが、10月27日の週の初め」

青山繁晴
「どうして僕がこれを断言できるかというと、これがあったからです。出して下さい」

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村西利恵
「政権中枢が青山さんに『意見を聴きたい』と言ってきた」

青山繁晴
「はい。これ、えー、10月27日の週の中です。何日かはちょっと申せないんですね。それと、これたまたまシルエットお1人ですけど、もちろん1人じゃありません。但し、複数で同時に会ったんじゃなくて、個別に、しかもおそらくこの政権中枢、の中で連絡がそうあったわけじゃないと思うんですが、いずれも重なってですね、この週に、実は安倍総理は、すでに再増税延期は決断してると。それは青山さん、も分かってますよね、はい分かってますって言ったら、その上で、それをやるからには、解散総選挙を、年内に、やる、決断を、してますと。決心、いや決断じゃない、ごめんなさい、正確に言います、決心をしてますと。その上で、その、自由な民間人としてのあなたの意見を聴きたいと、言われたんで、僕としては、そもそも国民の声をもっと聴くべきだと、私たちの意見を直接反映できる、機会を作るべきだっていうのが僕の持論でもありますし、それから、消費再増税反対ってこともずっと安倍総理にも申してきましたから、その意味では賛成ですと、いうことをお話ししたんで、えー、その時に政権中枢たちから、自分たちが、その、こういうふうに言ってきたってことは、えー、この、つまり先週の『アンカー』の段階では、言わないでねと」

村西利恵
「なるほど(一同笑&ざわ)。口止めされている状態だった…(ざわ)」

青山繁晴
「みんなもちろん東京なんですけど、総理官邸だから。あの、『アンカー』よくご覧になっててですね」

村西利恵
「どうやってご覧になってるんでしょうね」

青山繁晴
「ま、口止め、口止めされると僕は絶対それに刃向かいますけど、そうじゃなくてこれは情報源との信頼関係からして、要するに、この人(シルエットの人物示して)が情報源なんだと。安倍さんの考えはそうやって、あの、民間人に漏らしたんだということになってはいけない。それはたとえば僕は裁判を受けても、あるいは爪を剥がされて拷問されても、絶対に情報源ってのは言わないんですよ。これは情報を扱う、私たちのイロハのイなんですけれども、その約束で、その、えー、先週の『アンカー』の段階では、青山さんの意見として、っていうか僕は、僕の意見を言いますよと。それをあなたに止める、権利はありませんからと言ったら、それは認めますと。だから意見として実は、『アンカー』で申したわけです。で、こういうこと全部踏まえてですね、したがっ…踏まえますと、実は、かなり前から決まってたんだなってことが、今、視聴者、国民の方々に分かっていただいたと思うんですよ。したがってですね、日程ももうずいぶん踏み込んで、かなり決まってるんです。はい、それを出しましょう」

村西利恵
「来週17日月曜以降のスケジュールです。この17日、この日に安倍総理が帰ってきます」

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青山繁晴
「はい。で、えー、まずですね、今までの一般的な報道だと、その、安倍さんが、消費再増税をするかしないか決めるっていうのは、このGDP、成長率の、えー、数字を見てからだっていうのは、それは言われてたけど、でも、どっちかというと11月の速報値じゃなくて、12月に出される、ここに出てないですけど、12月に出ることになってる、改定値ってやつですね(一同同意)。つまり、もっといろんな要素をちゃんと入れた、それを見てから、12月に決断っていう話をずっと、一般的には報道されてきたんですが、違うんです。えー、もうこの速報値で、決めてしまう。堀田さん、それどうしてだと思います?」

堀田篤
「できるだけ早く解散したいってことですか?」

青山繁晴
「うーん、それもありますけど、もっと根本的な理由。…はい、打ち合わせなしでやってますから」

堀田篤
「何だ?」

青山繁晴
「すみません、考える時間がなくて申し訳ないんだけど」

堀田篤
「すみません、答えられない…(苦笑)」

青山繁晴
「これは、つまり、それぐらい、このGDPの様子が悪いってことです」

堀田篤
「ああー」

青山繁晴
「つまり、改定値を待つまでもない、それだったら微妙な数字だったら改定値をちゃんと入れて、もっと、その、数字を確かめましょうってことだけど、そんなことする必要もないぐらい悪いんで、もう、ここで、えー、安倍さんとしては、増税延期と、いうことを発表する、段取りが整うことになるわけです。で、それがあるからですね、この、今、えー、今、っていうか、今やってるっていうか、始まった、この45人の有識者に意見を聴くって点検会合の、最後の日に、内閣参与の本田さんが登場するわけです。で、本田さんは、あの、ずっとはっきりものをおっしゃってて、えー、この再増税ってことを今のタイミングでやってしまうと、まさしく、さっき僕も申しましたけれど、デフレ脱却できなくなるだけじゃなくて、その、いろんな経済政策が、とれなくなってしまうと、いうことをずっとはっきりおっしゃってるんで、最終日にその本田さんが意見を言われる、ま、他の方々、違う意見と同時におっしゃる。ね。で、このあとどうなるかというとですね、これあの、国会を解散してしまうと、その大事な法案が廃案になりますから(一同同意)、当然そこは批判を受ける。ね。で、したがって、さっきのニュースであった、その、自公の、幹部が集まって話してたっていうのはですね、要するに法案の選り分けなんですよ。これはもうあきらめましょう、これはどうしてもやりましょうって選り分けをやってたんで、さっきの自民党の佐藤国対委員長が、解散想定してないからって言ったのは真っ赤な嘘(一同ざわ)」

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青山繁晴
「そうじゃなくて想定してるから、もう選別したんですよ。そうは言えないからああやって嘘を言ってただけであって、最低限、この地方創生関連2法案だけはどうしても成立させないと、地方軽視っていうことになると、それは選挙にも直接影響するから、これだけは通さなきゃいけない。で、与党は19日水曜日に、普通でいったら通るってことになってるわけですよ。与党側から見たら。これ、野党がどうするかですけども、抵抗した場合はこれがずれ込む。ずれ込んでもですね、もうどんな無理をしてでも、21日金曜日までにはこれを通して、そして延期を決断ってことは、国民に安倍総理が記者会見をして、消費再増税は延期しますと。で、その時に、国際社会の、信任を保つために、つまり日本は、財政再建をあきらめたわけじゃありませんよっていうことを示すために、その、ずるずる延期じゃなくて、2017年4月に延期しますと。つまりそれまでにデフレ脱却、やらなきゃいけないって重い荷物を背負うんですけど、今の段階ではそういう原稿を、総理は用意されつつあります」

一同
「はあー」

青山繁晴
「だから、この週にそういう記者会見行われた上で、衆議院を解散すると。で、この通り行くと、次に、公示と投開票がどうなるかですけど、これも今朝の新聞、2つに分かれてて、14日説と、21日説があるんですね、投開票。ところがですね、これ、政治のヒントっていうのは、政治って必ずくり返すんですよ。で、この第2次安倍政権について言うとですね、思い出していただくと、この政権ができた2012年、12月16日に、投開票をやったんです(一同同意)。それでも、年末ぎりぎりの12月26日に、26日から28日まで、12月の、特別国会、つまり総選挙のあとに必ずやらなきゃいけない特別国会を開いて、今の内閣が成立したんです。ということはですよ、21日(投開票)だと、もう年内組閣はできないんですよ」

岡安譲
「確かに…(一同ざわ)。年を越えちゃいますね」

青山繁晴
「はい。14日でないと間に合わない」

堀田篤
「ああー、そうか」

青山繁晴
「で、年を越したくないっていうのは、どうしてかというとですね、その、これは野党の追及にもある通り、問題閣僚をたくさん抱えてる体制を、年内に真っさらにし直して、年、明けて、1月の通常国会から、まともな論戦やりたいっていうのが、あの、安倍さんや菅さんの本心だから、したがって、本心はここで、これで(14日投開票で)行きたいと。だからそれが、それを野党が、どう見るかですよね。で、その上でですね、これやがて、公示に、特に公示になってしまったりしたら、その、選挙の結果がこうなるってことは絶対言えませんから」

岡安譲
「もちろん、それは報道できませんからね」

青山繁晴
「僕はこの生放送で打ち合わせなしでもう好きなこと言ってますけれど(一同笑)、でもこれは、いわばリーガルマインド、法を守る精神からしても絶対それ言えなくなるんで、今のうちに(笑)」

岡安譲
「今のうちに…(笑)」

青山繁晴
「お話ししておきますが、じゃあその総選挙やったらどうなるのか。こうです」

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村西利恵
「気になる結果、青山さんの見立てでは、議席を減らすはずの自民党は、消費税10%延期を掲げて、善戦するのではないか。野党第1党の民主党は、3党合意を貫き、増税を掲げれば大苦戦(一同ざわ)」

青山繁晴
「これがですね、あの、一番肝心要のところで、まず、ここに書いてある通り、議席を減らすはずっていうのは、安倍さんも、官房長官の菅さんも、実際に、水面下ではそういう言葉があります。やっぱり減るだろうねと。それはですね、この、日本の有権者ってすごい健全な感覚を持ってて、こう、振り子なんですよね。あの、イチローじゃないんですけど、振り子、振り子打法じゃなくて、振り子投票法なんですよ」

岡安譲
「それはどういうことでしょうか」

青山繁晴
「つまり前回大勝ちした政党は、次には厳しい判断をして、で、また次の振り子、常にこうやってバランスを、本当に僕は賢いと思いますよ。で、あの民主党政権の3年は何だったかっていう話をよく聞くけど、自民党政権が酷すぎたから、国民は、振り子を振って、あえて民主党にやらせてみた。すると民主党は未経験なこともあってですね、ま、失敗をたくさんくり返した。でもその中でも尖閣を、ちゃんと国有化したり、いいこともやってるんですけれども、まあいずれにしても、その、全体的には、福島原子力災害の対応も含めて目茶苦茶だったから、2012年の前回選挙では、自民党が圧勝したんですよね」

岡安譲
「またそれ振り子になったわけですね」

青山繁晴
「はい。だから今度、振り子が元に戻って行くから、その、強気の安倍さんといえども、あるいは戦略家の菅さんもいずれも、減らすと思ってるわけですよ。で、これ減らす中には今度、定数が5減るんで、衆議院は、その分もまあ、あるんですけれども、ところがですね、もし民主党が、この、自民党と公明党は延期って言ったけど、3党合意はちゃんと貫けと、増税予定通りやれと、ね、そのままやったりするとですね、これは自民党は自然に、大善戦っていうか、あの、僕は実際、増えることだってあると思います」

岡安譲
「ああー、そうですか」

青山繁晴
「民主党が、これを言えばですよ?(一同ざわ)。今、視聴者の方から、民主党にそんなヒントを言っていいのかと、いう声が、聞こえそうですけど(一同笑)」

村西利恵
「ヒント(笑)」

青山繁晴
「僕が言わなくてもですね、たとえば今日の僕の個人ブログに、その、一般の方から、まぁまことに的確な書き込みがあってですね。青山さん、民主党はもう、この消費税についてこのまま増税しろじゃなくて、延期じゃなくて中止にしろっていう声が、民主党の中から出てるようですよと。ね」

岡安譲
「ほうー」

青山繁晴
「いや、あの、立派な書き込みだと思うんですよ。あの、匿名の書き込みっていうかハンドルネームの書き込みですけどね。それは実際、僕の知り合いの民主党の中にも、僕に電話さっそくしてこられて、あの、自民党と公明党が延期って言うんだったら、こっち中止にしたらすごい有利だよねと。ね。で、まあ僕の反応なんかも窺いながら、やってるんですが。まあ、それはしかし本当は大義に反するっていうか、あの、大義に反するっていうより、民主党の中の、野田元総理、ね、野田さんはおそらく、あの人はこう、貫きたい性格ってこともあって、あの、海江田さん、もしこれやろうとしたらそこでぶつかってくると思うんですよ。ということは民主党はかなりバラバラな状態に、ならざるを得ないんじゃないかと」

岡安譲
「分裂してしまう可能性がありますね」

青山繁晴
「はい。あの、実質的にですね。で、海江田さんがすごい強いリーダーシップのリーダーだったら違うけど、海江田さんは、幸か不幸か、残念ながらそういう人じゃない。これはもう時間ないですけれど、僕は一番びっくりしたのは、この、民主党政権の時に、福島原子力、第一原発に作業員以外で初めて入りまして、吉田所長が許可して下さって、『アンカー』でもやりましたけれども。そのあと国会に呼ばれて、中は本当はどうだったかって話を、この国会で証言してる時に(書き起こしこちら)、ちょうど今の、村西キャスターぐらいの、だからすぐここに、東電の当時の清水社長がいて、ここ(清水社長の隣り)が海江田さんだったんですよ、経産大臣の。そしたらですね、その海江田さんがぶつぶつおっしゃってるから、まあ長い付き合いなんで、思わず顔見たらですね、俺だけが悪いんじゃないよ、俺を責めるんじゃないよって、ずーっとぶつぶつ、国会の、最中におっしゃってるんですよ」

村西利恵
「えっ、声に出して、おっしゃってるんですか?」

青山繁晴
「声に出して。いや、だから、あの、僕には聞こえますよ。で、菅総理にはたぶん聞こえてないんじゃないかと思うんですが。全然、海江田経産大臣のことなんか非難してないのに、もう、そういう、被害者意識が出ちゃうと。だから、とても、こう、純な人ではあるけれども、あの、大胆なことを、党内の反論を押し切ってできる人じゃないから。そうすると民主党はやっぱりかなり苦しい戦いになるんじゃないでしょうか。そうすると予想されるのはこれです」

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村西利恵
「結果として第3次安倍内閣が年内に発足へ。問題大臣を一掃して、国民力を手に入れた安定政権を狙う」

青山繁晴
「はい。あくまで狙う、ですよね。で、こういう与党の狙いに対して当然批判はあります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「きのう(11月11日)、民主党の川端国対委員長は、『全てをリセットしたいという、ご都合主義の、身勝手な大義なき解散になる』と話しました」

青山繁晴
「あの、今朝の新聞各紙でも、たとえば朝日新聞などは、もう、もちろん、もちろんっていうか、こういう立場で、要するにこの解散には大義がないんじゃないかっていうこと、あの、論調も、展開してますよね。で、これは野党の主張として当然、あり得る批判ですし、よく理解できますが、その上でですね、なぜか、あの、今のところメディアに全然出てこない、懸念材料ありますよね。それは何かというと、これです」

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村西利恵
「これで、拉致問題の解決がさらに遅れることになるのではないか」

青山繁晴
「あの、菅官房長官の、あのいい加減な会見の言葉を思い出して下さい。常識的に言えば年内に北朝鮮が回答するんじゃないですかと。ね。僕、この言葉自体おかしいと思いますよ。常識的に、北朝鮮がそうするんじゃないかって言ってる場合じゃなくて、当然日本側から期限を切って、たとえば年内なら年内に、その再調査なるものの、特に、拉致被害者の方々、特定失踪者を含めた、拉致の被害に遭われた方について、生きてる方々について、ちゃんと報告しなさいってことを日本が言うべきなんで」

岡安譲
「おっしゃる通りです」

青山繁晴
「常識的に言ったら北朝鮮はそうしてくれるんじゃないかってこと自体が、これは実は、安倍内閣の、その拉致への取り組みが、緩くなってるということだと思うんですよ。でもその常識的には年内って言ったのも、これでもう、解散でお終いですよね。その、北朝鮮は当然、選挙のあとの安倍政権がどうなるかっていうのを当然見ますから、年内などに報告してくるわけがない。もし報告してくるなら、それはあくまで攪乱情報ですよ(一同同意)。で、これは、これも私たちの考えどころにやっぱりなってしまうんですけど、じゃあ解散総選挙の結果、北朝鮮がやっぱり、日本に対して、まともに、拉致被害者返さなきゃいけないなと、思うような、政治の安定は、その、どっちが勝つということよりもですね、政治の安定、その、ちゃんと論戦もできる、それから拉致事件のように立場の違い乗り越えなきゃいけないとこは乗り越えられる、そういう国会、もうスキャンダル追及だけじゃなくて、そういう国会に、した方がいいっていう意見はたとえば1つはあると思います」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「ですから、この大義なき解散って批判は当然、今、起きてますけれども、さらに僕たちは、この、政治家はどうしてもこう、拉致事件よりも、その、本当は野党も含めて自分たちの身勝手な都合を考えがちだから、安倍政権といえども、官房長官の会見にみられるようにそんなことがありますから、僕ら国民は絶対に拉致被害者を、見捨てない、あきらめないので、こういうことも念頭に入れていただきたい。さあその上でですね、その安倍総理は本当は、解散を決断した上で、さっき申しましたね、10月のあの週に、もう決めてたんですから、解散を決心した上で、行ったのが、ここでした」

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村西利恵
「北京でのAPEC、アジア太平洋経済協力会議はきのう(11月11日)閉幕しました」

青山繁晴
「はい。このAPECで、まあ非常に、珍なる光景も、たくさん見られて」

岡安譲
「珍なる光景(笑)」

青山繁晴
「まあこんなAPEC、僕、経済記者の時代から見たことないですけれども、えー、それを後半、お話ししたいんですが、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここで後半に向けてのズバリキーワードは、『すべてマンガのよう』。北京でのAPECのどんなところがマンガのようだったのか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

岡安譲
「北京で行われたAPEC、青山さんは『すべてマンガのよう』というふうにおっしゃいました。何となく分かる気もします(笑)、青山さん」

青山繁晴
「実は僕もマンガは大好きなんで、あの、もうぼろぼろになるぐらい、すり切れるまで読んだマンガもたくさんありますから」

岡安譲
「ええ、ええ」

青山繁晴
「だからマンガのようってほんとは言いたくなかったんだけれども、しかし、そのAPECって本来、地道な経済会議なんで、それをあんまりにも演出が酷すぎるでしょうって意味なんですね」

岡安譲
「ショーアップしすぎですよね」

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青山繁晴
「これ見ていただくとですね、皆さんあの、ご覧になったと思うんですが、まずこの赤色のLEDで、この、中国共産党の手のひらのように、これを作ってですよ、そこをこの静々(しずしず)と、各国首脳がやって来るんですけど、えー、その演出自体が異常な上にですね(一同同意&ざわ)。ね。経済会議で何でこんなことやんなきゃいけないのかって上に、その車っていうのが、まあ、中国の全く実用性のない、大きいだけの自動車。つまり性能も燃費もほとんど考えない、つまり、偉い人だけ乗せて、こう見せつけるだけの車っていうのに各国首脳を乗せてですよ、で、さらにこの周りで、北京オリンピック思い出していただくと、少数民族の人に、まあ踊りを踊らせて、中国はその、内部の問題はないんだと、いうことを北京オリンピックもやりましたよね、2008年の。それと同じことを、経済会議でやりますか?と。ね。で、その結果、その、どういうことが実際に、この経済会議の成果として出たかというと、それがこれなんですよ。はい、出して下さい」

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村西利恵
「首脳宣言で、『FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)を、早期に実現する』と明記されました」

青山繁晴
「はい。このFATTPって言葉はまだ馴染みあんまりないと思うんですけど、要するに、TPPっていう交渉を、僕自身も、今も反対ですし、賛否両論あるけれども、でも、交渉を苦しみながらもですね、その、日本・アメリカを中心にした新しい貿易圏を作ろうという動きになってて、中国は、それをずっと気にしててですね、その、もっと大きいやつを作ろうと、いうことを言ってるわけですよ。その、アジア太平洋、全部入れちゃって、要するに、中国は、さっきのニュース(トップニュースで伝えた)にあった通り、アメリカと手を組んで、もう日本をはじき出して、こういう貿易圏作ろうみたいなことを言ってるんですよ。日本をはじき出せるわけはないんですよ、日本の経済力を考えたら。で、今回は、この習近平さん、本来の目標っていうのはですね、このFTAAPってやつを、いつまでに作るかっていうことを、明示するってのが目的だった。でも安倍さんも、これはオバマさんも、はっきり反対したので、結局、早期に実現っていうね、これ何も決まってないのと同じですよ」

岡安譲
「ええ(笑)」

青山繁晴
「で、それを習近平さんは、その、自分の言葉では、ロードマップができたと言ったけど(一同笑)、ロードマップっていうのは、その、いつまでに作りますという工程のことを言うんで、早期実現ってのは、ロードマップじゃなくて、ロード、道も、マップ、地図もありませんっていうことなんですよ。だからこれだけ大騒ぎしたけれども、中国は何も手にできてないんですよ。で、裏で何を手にしたいかというと、とにかく、お金がほしいんですよ。つまり外国からの投資がほしい。中国経済、今、非常に際どい状況だから、外国からの投資、特に日本のような良質な投資がほしい。ところが日本の、日本からの投資はどんどん減っててですね、もう半分以下になりつつありますから、それで、皆さんご存知のこれになったわけですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「おととい(11月10日)、日中首脳会談が行われました」

青山繁晴
「だから、経済的には、っていうか、アベノミクスだけじゃなくて、中国共産党の支配する中国でも、やっぱり経済が、もう根っこ根っこ根っこで、経済悪かったら独裁も続けられないんですよ。だから経済上、日本のマネー、日本の資金力、日本の産業資本が必要だから、日中首脳会談をやらなきゃいけないけど、習近平さんの政権が不安定だから、これは嫌なんだっていうことをですね、マンガというよりは子供じみて、その中国共産党の内部と中国国民に見せなきゃいけなかったから、皆さんもうおなじみになったと思うんですけれども、こういう奇怪な(VTR出る)」

岡安譲
「そうそう…」

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青山繁晴
「つまりホストなのに迎えずに、待たせておいてやって来て、そして安倍さんが話しかけてるのに、途中でそっぽを向き、えー、そして、何も答えずに、そしてこの子供じみた、その、これ、作り笑顔の反対で、作りムッと表情(一同笑&ざわ)。これ日中首脳会談の直前の水面下の日中交渉で、中国側が、握手やめたいって言ったんですよ」

岡安譲
「えー」

青山繁晴
「で、日本側はびっくりして、これ本当にね、日本の外務官僚によると、心配しましたと。(習近平は)ホストですよ?」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「ホストが、こう、手を出さないで近づいて、これ中国は、それはえらいことになるんじゃないですかって言ったら、そうか、やっぱりじゃあこう握手はしなきゃいけないなと。じゃあその代わり、この、顔つきと、その、言葉は、非常に憮然としたものになりますと。それ、納得して下さいって、実は事前に言われてるんですよ、日本側が」

堀田篤
「えー、そうなんですか」

青山繁晴
「はい。で、僕は、そこまでして日本は別に日中首脳会談やる必要なかったと思うけど、それアメリカがやってくれやってくれって言われたからやったんであって、で、そういう今までの日本の政治のあり方ってのはそろそろやめるべきです。日本の自立性を考えればいいんです。しかし、話を元に戻していくとですね、やがて総選挙を経て、その、いろんな結果出るでしょうが、もしも安定政権ができれば、そしてその安定ってのは別に与党が絶対多数っていうんじゃなくて、それは安定っていうよりは独裁的政権になっちゃうから、国会の論戦とか、まともにやれるようになる。まともに批判も、その、賛成も、いずれも、かみ合わせた、新しい法律ができるようにすると。そういうことがもしできたら、どうなるかというとですね、ちょっとこういう顔出してもらえますか」

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青山繁晴
「はい。これ今の、世界の、ま、韓国ちょっと主要国っていうのは抵抗あるけども、サミットに、韓国以外は、要するにサミットに、本来、参加してもおかしくない。但し、習近平さんもともと参加できない。それから、プーチンさんは今、あの、はみ出しましたけどね(一同同意)。こういう人々考えていただくとですね、オバマさんもうレームダックです。さっき言いました通り、野党に、上院握られてしまって外交ができない大統領になっちゃってる。そして習近平さんは、この、こんな顔を演技しなきゃいけないぐらい政権基盤が弱い。プーチンさんは今、残念ながら、世界の孤児です。そして、朴槿恵大統領は韓国の中からも非常に批判が強まってます。というのは日中首脳会談やって、その、韓国の孤立がはっきりしてきましたから。そしてこのAPECの間に、韓国と中国が、貿易協定、自由貿易協定結んだことになってるけど、あれ、自動車とコメを省いてるんですよ」

岡安譲
「問題ですね」

青山繁晴
「だから韓国も何も手にできてないから、韓国の大統領、そして、再選もともとありませんから、オバマさんと同じようにもうレームダックになっていく。そうするとですね、ここで(中央に線を引く仕草)はっきり分かれちゃって、世界の主要国で安定政権って言えるのは、日独だけなんですよ」

一同
「うん…、はあ〜」

青山繁晴
「ね。場合によってはそうなる。そうするとたとえば、国連安保理の、常任理事国が、日本やドイツは敗戦国だから入れませんと言ってたのに、世界の中で安定した政治を持ち、そして経済もリードしていけるってのは、敗戦国の日独だけだってことになると、これはいよいよですね、来年、たとえば中国もロシアも、日本に戦争に勝った70周年ってことで実はもう一回反日を盛り上げようとしてるんですけど、その時に実はその、あの、反日の、ね、ターゲットになるはずの日本が、ドイツと、アジアとヨーロッパそれぞれで、アジアと欧米社会でそれぞれ唯一の安定政権になって、この2つを抜きには、政治ができない、経済はもっとできないと、いうことの、来年の前半になる可能性があるんですよ。そうすると、私たちはむしろ、その、敗戦国っていうくびきから、やっと脱出する、最初のきっかけをつかむ、総選挙になるかもしれない。これはもう個別の選挙区で、もう一回言いますが、その政党よりも、その政治家と直接話をして下さい。小選挙区は、身近に政治家がいるっていう利点がありますから、直接話をして、党派にこだわらずに、その人が、憲法改正も含めて、憲法の問題も含めて、そして憲法改正すれば本当は、拉致被害者も帰ってくる可能性は高くなる。ここはいろんなご意見あるでしょうが、そういうことも議論をして、今までにない、私たちの投票行動を示したいと、これは僕からの今日の提案です。はい」

岡安譲
「青山さん、ひとついいですか。日中首脳会談についてね、これ素人考えかもしれませんけれど、どうせだったら、やっぱり安倍総理は、たとえば尖閣だったり、中国のサンゴの密漁だったり、防空識別圏についてビシッと言ってくれるかなと思ったんですが、なかなかそれは言えない…」

青山繁晴
「あ、これは、あの、岡安キャスターが大事なことを言ってくれたんですが、その、今、岡安さん、岡安キャスターが言ったのは、その、日中首脳会談のあとの報道はそうだったんですよ。その、つまり、安倍さんは、その、中国を慮(おもんばか)って、小笠原諸島のサンゴの密漁に触れなかったと、報道したんですが、これ真っ赤な間違いなんですよね」

岡安譲
「真っ赤な間違い…」

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青山繁晴
「これ皆さんね、あの、首相官邸のホームページから印刷したものです。で、安倍さんは、その、北京での記者会見の冒頭に、こうおっしゃってます。『このところ小笠原諸島周辺で違法操業を続ける中国サンゴ船の問題など、先般の外相会談で取り上げた個別の問題について、私から』、つまり安倍さんから、『前向きな対応を求めました』、習近平さんに対して。そう言ってるんですよ。だから報道は実は、間違いなんですよ」

岡安譲
「なるほど」

青山繁晴
「で、なぜ、これが起きたかというと、日中首脳会談のあとの、外務官僚のブリーフィングに、それがなかったからです。だからこれは、私たちはよく見る必要があって、こんな大事なことを安倍総理が、習近平さんに言ってるのに、外務省がそれを、外した」

岡安譲
「外したんですか」

青山繁晴
「はい。これはブリーフィングを受けて記事を書きますから、記事は。僕もそうでした。だって中に入れませんから。で、このことは日本の大きな問題として、これはマンガですまない日本の大きな問題として考えなきゃいけないです。岡安キャスターのおかげでこの話できました」

岡安譲
「はい。ありがとうございました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 解散総選挙について、もうすでに安倍政権へのネガキャン始まってますね。

 ツイッターにも書きましたが、報ステで古館氏なんかは、「総選挙やる前に、やるかどうかを国民投票でやってもらいたい」なんて言い出す始末。
 そっちの方が二重に税金使って無駄やっちゅーねん。

 青山さんは自民党が善戦するのではないかとおっしゃっていますが、スタート前から自民党がかなり不利になってるような気がするのは私だけでしょうか。
 もちろん現在、野党でこれといった党もないので、そちらに票がドッと行くこともないのでしょうが…。


 

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コメント
 
01. 2014年11月13日 06:43:04 : 9kgsMM8NN6
青山繁晴じゃん また
相変わらずのタイトル詐欺

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