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「日中合意文書は法的拘束力なし」とした政府答弁書をわらう  天木直人
http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/251.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 26 日 07:33:25: igsppGRN/E9PQ
 

「日中合意文書は法的拘束力なし」とした政府答弁書をわらう 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/11/26/#003009
2014年11月26日 天木直人のブログ


 きょう11月26日の東京新聞と日経新聞が一段の小さな記事で報じていた。

 政府は25日の閣議で、先の日中首脳会談直前に発表された日中合意文書について、「法的拘束力を有するものではない」、とする政府答弁書を決定したと。

 浜田和幸参院議員の質問主意書に答えたものであるという。

 この政府答弁書にはわらわされた。

 あたりまえだろう。

 あんな玉虫色の意味不明な文章に法的拘束力など与えられるはずがない。

 法的拘束力など与えたら司法の争いに耐えられるはずがない。

 しかし、その政府答弁書に言及されているかどうかわからないが、あの文書には大きな政治的拘束力がある。

 政府はそれを否定できないであろう。

 なぜなら、法的拘束力がない上に、政治的拘束力もないような文書であれば、何のためにつくったのかということになるからだ。

 そして、あの文書の最大の問題点は、まさしくその政治的拘束力において、曖昧にした事にある。

 政府は今回の答弁書であの文書の核心である第4項について次のように述べているらしい。

 「話し合いを通じて意見の一致を見た諸点であり、こうした位置づけについて日中間に齟齬はない」と。

 これ以上の詭弁はない。

 中国はあの文書に尖閣という文字を入れた時点で、日本に尖閣問題の存在を認めさせたと、「してやったり」と思ったに違いない。

 意見の違いがある事を双方が認めたということだから、日本は中国が尖閣領有を主張することを合意文書で認めたことになるのだ。

 今後一切日本は中国に対し、「尖閣は中国の領土だと主張するな」とは言えなくなる。

 それを言ったとたんに、中国はすかさず、日中合意違反だと逆襲するだろう。

 あんな文書をつくった福田元首相と谷内正太郎NSC局長は、大きな禍根を残す過ちをしたのだ。

 それとも、あの文書は、安倍首相の面子のために、見せかけの日中首脳会談を実現するためだけにつくった合意文書だったとでもいうのか・・・


 

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コメント
 
01. 2014年11月26日 07:50:44 : 1i0t12PjXA
日中合意文書「法的拘束力なし」 政府が答弁書
2014/11/25 19:08 日経新聞

 政府は25日の閣議で、日中両政府が首脳会談直前の7日に発表した合意文書について「法的拘束力を有するものではない」とする答弁書を決定した。文書に盛った4項目は「話し合いを通じて意見の一致をみた諸点であり、こうした位置づけについて日中間に齟齬(そご)はない」とした。浜田和幸参院議員の質問主意書に答えた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H1W_V21C14A1PP8000/


02. ひでしゃん 2014年11月26日 08:31:59 : dsqbUTCLpgzpY : l9iSwseQ8k
支離滅裂の安倍政権
国民無視のアメリカ隷従国民裏切り政策が頓挫

国際会議の場で安倍晋三は
近隣諸国からは無視され
アメリカからはバカにされる

日本は国連通常予算負担率10%超でも存在感ゼロ
アメリカに次いで第二位
中国の二倍
韓国の五倍
諸外国からはアメリカの植民地としか見做されていない

日本人は奴隷根性から脱却する意地を示すべきだ
まず日米安保の足枷を引き千切ることが先決だ

新自由主義が齎す荒んだ社会
時間単位の低賃金で精神まで侵された働き中毒の群れ

自民党と創価学会の公明党政権が進める
(黒幕アメリカが強制する)
日本人の心のゆとりと安心を奪う様々な仕掛けに誤魔化されてはならない


03. 2014年11月26日 12:14:27 : kDVop4u7Ig
「日中合意文書」外交上の約束事ですね。日本国の憲法規定・法律が中国に通用すると思ってるのかしら?

まあ、最初から「日本政府の独り相撲」じゃないの?中国はAPECの主催国だったから「日中首脳会談」に
応じたのでしょ。そして「中国が仕方がなく会談に応じた事」を世界中に示したのです。
日本が<独自の外交は出来ない>アメリカの属国であることも承知しております。

中国が繰り返し『歴史認識』や『信無くば国立たず』だと、日本批判をするけど、真の敵は「誰?」を知ってる。
現実主義の国、勝てない戦争はしない。「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」に基づき、諸事万端を
整えたら、多少まずいやり方で短期決戦に出ることはあっても、長期戦には持ち込んで行かないのでしょう。

それに、プーチン大統領も<アメリカはロシアを屈服させたがっている。しかし、その様な事は無かったし、
どの国にもできない>と述べています。

西側諸国が世界を取り仕切っていた時代は終わったのです。21世紀の潮流から脱落した「日本の危機」です!


04. 2014年11月26日 16:33:38 : UI0IOK8sII
第三者からみると、約束を守らないのは日本だ、となる。
当たり前だ。政府の関係者が鳴り物入りで会見をセットし合意文書を作ったのだ。

約束を守らない国ニッポンとなれば日本は世界でますます孤立する。


05. 2014年11月26日 16:49:13 : tivI8OUQkI
今後一切日本は中国に対し、「尖閣は中国の領土だと主張するな」とは言えなくなる。

ということを裏返せば、中国にしてみれば、それこそまんまと騙されたふりをして

「そりゃそうだろう。「尖閣は日本の領土だと主張するな」と言えなくなるのだからな!」と言い返すしかございませんよね。

それこそ、中国にしてみれば、「どうしたら良いのか分からなければ、アメリカに相談して来い」と言い返して、追い返してしまえばよいだけのことですよね。

アメリカにしてみれば、「現状変更は認められないよ」としか答えることしかできないのは当然のことだし、これに対しては、「それでは、中国との棚上げ合意をした約束は無効にすることはできないのですね」と聞いて見れば、アメリカにしてみれば、「当然だろう!それを破ろうとしたのは日本ではないのか!」となるだけのことならば、これだけでも怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんね。


06. 2014年11月26日 20:27:08 : FfzzRIbxkp
政治的拘束力 は、ある。

07. 2014年11月30日 05:39:43 : 4hwYqnfWvM
中国との棚上げ合意w
極一部の人が証言してるだけのシロモノですね

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