飯島が、テレビの党首討論を見て青くなり、
即、各社に「300議席超えの調査」を書かせた。
議員でもない飯島に頼らなければならない程、
安倍は追いつめられている。だが、安倍は
追いつめられている自覚がない。飯島には
分かる。内閣不支持＋自公支持＝安倍降ろし
に、舵をきった一瞬だろう。そもそも、
集団的自衛権の閣議決定時に、「公明は
離れてもらって結構」と言った安倍だ。
離脱を仄めかした公明を、
「米国はカルト認定するゾ」と脅して公明を
つなぎ止めてきた飯島だ。
だが公明の自民票が、その後、福島滋賀沖縄と、
ゆっくり溶けている。飯島には公明の自民離れ
→自民敗北となる選挙結果が分かっている。
それゆえ他地区で票を入れるからと維新を騙し、
大阪府知事・市長の立候補を押さえ、
公明に恩を売った飯島。TVはこぞって維新を
もてはやし。ところが、いい気になった橋下は
党首討論で安倍山口をコテンパに。青筋立てて
「維新は激減だぞ＝公明の維新票はないぞ」と
情勢調査結果を通して、飯島が脅しをかけたのだ。
野党統一戦線を組まず、自公政権維持に貢献する
共産は倍増。野党統一戦線に走れば海江田小沢は
危ないぞ、という飯島の脅しの『情勢調査』である。
非常に分かりやすい官邸飯島の威嚇射撃。

だが、残念なことに、選挙情勢調査を通して脅す
やり方を理解できたのは、小沢だけだった。
安倍も橋下も、何のことやら？？？だ。
安倍は「慢心するといけないネ」と言い、
橋下は意気軒昂！　飯島のやり方は古い。

調査結果が真実＝早刷りと差替られたことは、
国民の知るところとなった。国民は
太郎の言う「陶片追放」から始めようか。
国民の総意を反映しない政府は、権力の
二重構造に怯え、絶えず両方の世界を
行き来する評論家や参与を飼い続けねば
ならない。参与は悲劇を身内に抱え込み、
寝首を欠かれるまで、眠れない。

権力の二重構造がいけない理由は、唯一つ。
国民が、子供が、一つの事象に対し、
権力側と国民側の解釈に引き裂かれ、
『yes』と『no』の判断を
同時に絶えず持たねばならなくなり、
統合された自分を保てなくなることだ。
その精神に、絶えず、飯島もどきの
怪僧を飼い、妄想的解決をしつづけ
ねばならない。小泉のように、、、。

わたしは、飯島にはNOと言い続ける。
この選挙は、国民が自分を取り戻す戦いだ。
調査結果は要らない！という選挙だ。
本当か？と思ってしまった自分を、
嘘だ！と言い切れる自分にしたい。
真実がほしい。自分の頭で考えたい。

米国は、日本の消費税は、輸出企業への
不当な補助金であると、反対している。
財務官僚はオスプレイを買うから、となだめる。
米国は、米軍はグアム移転を上下院で
決定済みである。では辺野古は何？
自衛隊の新基地を建設しているのである。