聴衆ざっと７００人、多く見積もっても８００人。
きっと“主催者発表”は１０００とか１２００とか“乗っける”んダロウな！（笑）

北上は寒かったが、安倍元総理の“お話し”も寒かった！！
これが『一国の首相』の演説だと思うと“げんなり”したのは私だけではない筈。
唯一盛り上がったのは、『江刺りんご』の下りだけ・・・ってここは“北上”だよ！！

『景気は間違いなく、回復しています！回復しています！！回復しています！！！回復しています！！！！』
という裏返った声の“アジテーション”は、ほんとヒドかった！
“景気回復が本物”なら、どっしりと落ち着いて話せばいいだけっスよ・・・？

詳細は後ほど！！

腐ってもナントカで、さすがに地元選挙では小沢は当選するでしょう。

他は厳しいでしょうが。

東京12区も「生活」は撃沈しましたね。
田母神が急きょ立候補したので、次世代、生活、共産、幸福と４者で反与党・反公明・反太田昭宏の票を共食い。
青木愛はまずないでしょう。

せっかく“オマエ”が居る事を認識しながら“シームー”してたのに、そういう形で絡んで来るか？（笑）
え？安倍マンセーのくせに、気にならない筈がなかろう！（笑）

んで“いつものお仲間”、>>04『真相の道』　も勇躍ご登場！！
阿修羅のいつもの景色・・・（笑）

私が現地に到着したのは１２時を少し過ぎたあたりで、すでに藤原候補の『上ずった甲高い』声の演説が始まっていた。
５分にも満たない“立候補者本人”の演説が終わると、早くもあへ総裁（元総理）の演説が始まる。
（選挙カーの廻りには、多くのスタッフの中に、県議数人の姿が・・・）

岩手県南の選挙を長年ウォッチしてきた私としては、こういう大規模な演説会では、
応援に駆けつけて来た国会議員、県議、首長、時に知事が紹介され、
その何人かが“応援演説のマイク”を取るのが通例と見るのだが、
今をときめく大宰相を前に遠慮したのか、それ相応の“顔”が揃っていないのか・・・。（笑）

午前中は風もなく、青空さえ見えていた岩手・北上だったが、演説会が始まった当たりから雲が垂れ込め、
下からジンジンと冷気が立ち上がって来るよう・・・

選挙カーの上に立つ藤原候補とあへ総裁、その道の向かいの最前列に、
かなり高い脚立の上にカメラを構える岩手の民法４局とＮＨＫ。
小沢一郎系列の演説会ならば、カメラをこんな所には絶対に据え付けさせない。
だって“主役”は聴衆なんだから、最前列に占めるべきは候補の話を聞きに来た人たちの場所であり、
カメラはさくらのの建物の壁際で砲列を並べる、ってのが常識だ。
たいして広い通路でもなし。カメラは“アップ”すれば事済むのだから・・・

つまらないアヘ総裁の話を方耳で聞きながら、会場を一往復ぐるっと廻って聴衆の“層”と表情を観察。
選挙カーの前に陣取る“ソーカのおばちゃん”はどれもどこかで見たような顔。
（大槌で『安倍さ〜ん！』と声をかけたり、高田の仮設住宅であぺ総裁を囲んでいた顔）
昼時という事で、“働くオジサン”たちの姿が見られるかと思ったら意外に少ない。
５０代〜６０代のお嬢さん方、及び同年代のお兄さん方が聴衆のメイン。
若い女性（２０代）もチラホラ。

聴衆の表情は“無表情”に近く、選挙の立会演説会に不可欠な“熱気”はまったくない。
あへ総裁が一生懸命語れば語るほど“白けた”雰囲気が漂い、伏し目がちになる方も・・・（笑）
だいたい普通は、話しの節々（ポイント）で、『そうだ！』とか『がんばれ！』っていう掛け声が自然発生するものだが、
件の『ソーカオバちゃんの一団』が場違いな歓声と拍手を繰り返し、聴衆の追従もなく浮きまくっていた。

４号線の拡幅工事の陳情での藤原候補の“実績”を強調するあへ総裁。
別に、かつてから計画のあった２車線化工事程度を“手柄”って言われても・・・
ってか『利益誘導』していいんですか？国政選挙で？？？

『北上は北上コロッケ？二子（ふたご）里芋、あとは北上牛？こういった名物を、国が支援して売り出すんです！』

事前にレクチャーされた“ご当地名物”はイイんですが、国が地方ごとの
“競争”を煽ってそれによって招来する事態への配慮なんぞナッシング！

『あとは江刺りんご、これは高級品です！藤原候補から送って頂いた事はないんですが』

聴衆が沸いた数少ないポイントがココ。でもあへ総裁、ここは“北上”ですよ！
江刺では有りません！北上は『コロッケ、里芋、北上牛』しか名物がないってことですか？（怒）

『この北上市、なんと観光でホテル宿泊客が７割も増えているんですよ！』

とこれまた“怪しげ”な数字を持ってイラッシャル！（笑）
観光の街、一関や花巻ならイザ知らず、ここ北上で“観光客急増”ってアンタ・・・
あ、みんな引いてる、引いてる！（爆笑）

『民主党が“円安倒産”と批判しますが、民主党時代は“円高倒産”であって“円安倒産”なんかなかった！』

う〜ん。“だから何？”って話しだよね。

『藤原さん、昨日お子さんがお生まれになった。この北上の人口を一人増やしたのは確かです！』

ここでも笑いが起こったが、それはドチラかというと“冷笑”の部類・・・

１２時過ぎに始まったあぺ総裁の演説、北上は寒いので、いつもの輪をかけて滑舌が悪い。
それでもご本人は“興に乗ってきた”のか、つまらない話しが終わらない！（笑）
さすがに、ため息をつくような失礼な人間は岩手には居ませんが、１５分を廻ると
堪えきれずに、つまらなそうな顔で会場を後にする人が続々・・・

ピーク時は８００人程居たかもしれない聴衆は減少の一方。

『若い藤原さん、選挙区で勝って一人前、これから先も長い！皆さん、支えてあげてください！』

お？ようやく演説を切り上げてくれるか？

私が腕組みをしながら聴衆の表情や仕草を観察していると、同じような雰囲気の方が最寄にも数名いらっしゃる。
左横に居たお兄さんとは何度か目があったが、彼とはこういう場で会ったことはないゾ？

アヘ元首相も演説がようやく終わっても、自ら拍手をしているのは半分くらいか？
司会のおねえーちゃんが『ガンバロー三唱』を催促している。（笑）

『肩幅に足を開いて、左手を腰に当てて・・・』って支持すんな、余計なお世話！（笑）
私が難しい顔で腕組みしたままでおり、ちらりと周囲を伺うと、そういう私の姿に安心したのか（笑）、
数人が司会のおねえーちゃんの要請に答えない。
（さすがに“こういう場”に来る岩手県人は、素直に要請に応えるのがフツーである）

そして続くのが“恒例（笑）”のハイタッチ！
聴衆の半分以上は、ハイタッチに参加せず帰宅の途に。
それでも嬉しそうに通路の車道側に群れなし、歓声を挙げてハイタッチに応える３００人ほどの姿。
こういう場合、フツーは『握手』。ほんの一時期とはいえ、手と手を握り合ってお互いの体温を感じあえる。
それなのに“ハイタッチ”って何？
触れ合いは一瞬、さらにタッチした手を押し合うのが“ハイタッチ”じゃん。
何が嬉しいの？って感じ・・・

会場の後ろのほうでは、『朝日新聞』『読売新聞』の腕章をつけた記者がどこか疲れたように座り込んでる。

『今日はどーも』『はい、お疲れさん』と言い合う、どこかで見たようなオバちゃん達の挨拶を聞きながら私も仕事に戻る。
林檎が名産の江刺に向かってクルマを走らせると、チラチラと白いものが空から落ちて来ました・・・

・・・という、ごくツマラない演説会の様子をお届けしました！

アレ？藤原候補の奥さんって、東京在住じゃなかったっけ？

それに『きたかみ牛（うし）』、岩手の並み居る“ブランド”の中じゃ、まだまだだけどね・・・

平野貞夫さんが比例区で当選するには、東北で“３議席”が必要です。

“一般論”では『取れて１議席（それも厳しい）』という状況なのでしょうが、
そうそう『既得権益が望む方向』のみには“行かない”とだけ言っておきましょう！（笑）

この“インプレッション”を読むと、
『日高見よ、我が国の偉大なる総理大臣閣下が、“北上の特産物”や“たかしくんの手柄話し”
だけでお茶を濁す訳がなかろう、愚弄すんな！』
と安倍シンパから“お叱り”を受けるかも・・・？

う〜ん、ごめんな。コレ全て真実だ。
あへ総裁（元首相）の口から、『基地問題』や『原発、エネルギー問題』、『外交問題』
が“口の端”に登る事はついぞなかった・・・。これが“事実”じゃ・・・。

本当は“小沢一郎”への本格的な“口撃”を期待していた聴衆も居ただろうが、これまた“期待外れ”（笑）
２重の意味で『ヘタレ演説』をコイたあぺ総裁（元首相）は『パティ、ピクルス抜きの“がっかりバーガー”』
だったと明言して差し支えなかろうて。ネ、“それ街”の歩鳥さん！？（笑）