今回の選挙はきな臭い政治から少しでも退避する絶好のチャンスだったにもかかわらず、国民は今の政府へ反対の意思を示す道を選ばず、低投票率が意味する如く投票不参加による組織票を多く握る自民・公明党への白紙委任状態を許してしまった。

この状況は日本国民が遂に脳死による瀕死状態に陥ってしまったと表現しても過言ではない。

このまま行けば体を揺り動かす為のカンフル剤になれるのは戦争の道しか残されないと言うような、日本国民の危篤状態も間近だ。

日本は先進国の中でイギリスをどう見るかを別にすれば陸続きの国境を持たない唯一の国のため国民の国防意識が低く、そのため国家意識が低い。

大戦後は戦争や異民族によるテロがなく、政治に頼ることなく国民一人一人が努力すれば暮らしていけるので政治に関心がなくなっているだけのこと。

ことの善悪を別にして、その平和な国で安倍が今までにないことを突然始めたのでビックリして批判されていると分析する。

奪ってくれ、○してくれと頼まれたわけですから、彼らはやり遂げようとするでしょうね。

戦後の日本におけるアメリカの３S政策は、日本国民を政治嫌いの大人しい骨抜き羊に飼いならす事に大成功した。
学校では戦後史は敢えて深くは教えず、一家に一台は設置された洗脳マシーンのテレビからは、毎日お上のメッセージが茶の間に伝えられ、三流芸人演じるおバカ番組の氾濫は頭スッポンポンの国民を増殖させた。
この７０年間、平和憲法のもと一度も他国との戦争で殺し合いする事もなく、ノホホンとこの島国で平穏無事に暮らしてきた大多数の日本人。
政治はお任せ、お上の命にはどこまでも従いますのでヨロシク、ってことなのであろうか、それで後悔しないのか「選挙に行かない若者達」よ。

支配者達には好都合の、従順で疑うことを知らぬ無知な日本人が大量生産された結果が今の日本である。
一部の優秀な日本人が、かろうじてこの国の先進国としての体面を保ってくれている故、今の所どうにか他国からバカにはされずにいるが、いつまでそれをキープできることやら。
日本国民の大多数は政治民度がかなり低い事だけは確かである。
やってくれました、「小渕優子」がトップ当選だってさ。

と同時に、いくら国民は無関心とアナウンスしても、50%を切らせることはまずないでしょうね。

正当性を問う不都合な声が大っぴらにあちこちから出てきますから。