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過去の亡霊が次世代を名乗り、時代遅れの遺物がネットに頼る滑稽さ 2014年12月23日 古村治彦の酔生夢死日記
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/832.html
投稿者 五月晴郎 日時 2014 年 12 月 24 日 19:25:34: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://suinikki.blog.jp/archives/19116500.html

 古村治彦です。

 2014年12月14日に行われた総選挙で一党だけ大敗を喫した政党がありました。それは平沼赳夫氏率いる「次世代の党(The Party of Future Generations)」です。公示前には衆議院議員が19名いて、選挙には公認候補を48名擁立して、結果は小選挙区で2名の当選を出したのみで、比例区では誰も当選者を出すことができませんでした。比例区の票は全国で約141万票を獲得しましたが、その「人気」と「知名度」とは裏腹に惨敗を喫しました。

 参議院議員が6名いますので、現在でも政党要件を満たすことができますし、2016年改選議員が2名ですので、最悪当選者を出せなくても、衆参で6名の議員は確保できるので、少なくとも2019年までは何とか政党要件を満たして、政党助成金を受け取ることができます。

 大変皮肉だなと思ったのは、発信力がある議員たちが顔を揃えていながら、代表の平沼氏が「急な解散で知名度が不足していた」と総括していたことです。石原慎太郎、平沼赳夫、園田博之、藤井孝男、中山成彬、中山恭子、松沢成文、中田宏、山田宏などの大臣や地方自治体の首長を経験し、テレビや新聞などにも取り上げられる機会が多かった人々が集まっていたことを考えると、知名度不足などと言えるのだろうか、と首をかしげたくなります。これに加えて、お騒がせな人たちではありますが、田母神俊雄、西村眞吾といった人々もいた訳です。

 私は、知名度不足などではなくて、彼らの主張が全く有権者に受け入れられなかったことを素直に受け入れるべきではないかと思います。「ああいう人たちはあくまでトリックスターであるが、自分の一票を託せるような人たちではない」と多くの有権者が考えたのだと思います。ネット世論が何とも頼りないものであることを政治家たちはいつ気付くのでしょうか。加藤の乱以来、彼らは周囲が見えなくなると、ネット世論の身を盲信し、そして消え去っていきました。ネット選挙などというものは幻影に過ぎません。

 下に貼り付けた朝日新聞の記事は次世代の惨敗について詳しく分析しています。記事では、「保守の理念」に執着し、生活に密着した政策を打ち出せなかったことが惨敗につながったと分析しています。

 私は、次世代の党が「保守」なのかどうか疑問を持っています。保守という言葉の定義については語り出すときりがありません。しかし、私は次世代の党が有権者に「保守」であるとは認識されず、自民党の支持者を惹きつけることもできずに、「立ち枯れて」しまったのだと思います。また、今の自民党は政治の世界でぎりぎり許されるところまで右側に拡大しているので、自生台の党の生存できる空間は既に存在していませんでした。自民党の中に、「この人は次世代の党の方がお似合いなのに」という程度の低い政治家の数が多くなってきました。

 次世代の党の排外主義的、自民党を糺すとして公明党攻撃を始めたことに対して、有権者は警戒感を持ったのだと思います。「いくらなんでもこんな政党は面白おかしい分には構わないけど、勢力を持たせてはいけない」というバランス感覚が働いたのだと思います。多くの有権者たちが、「この人たちは、戦前、戦中に回帰しようと言っているのだ」と直感的に判断し、危険を察知して、選択肢から外したのでしょう。そうした中で140万の票を得たことは、大変なことですが、この政党を支持した有権者が140万以上もいたということは日本が衰退基調に入っていることを示しているのではないかと考えます。

 私はツイッターで「次世代の党は政界における在特会のようだ」と書いたことがありました。その在特会では、前会長の桜井誠氏が次世代の党に投じたと発表したそうです。この寮舎の共通点は、それぞれ政界と市民社会という自分たちがいたいと思う場所に自分たちの居場所がないということです。

 次世代の党に集まったのは、前回の選挙で落選すべき議員たちでした。日本維新の会を結党して、橋下徹氏の個人的な力を利用して、ゾンビのように生き返っただけの議員たちでした。今回、この橋下氏の個人的な風を起こす力を利用できなければ、結局落選するしかありませんでした。

 次世代の党は、ゾンビ議員たちが「辞世の句」を詠むための党だと言えると思います。若い議員の方々は彼らのお付き合いすることもないとは思いますが、好き好きですから仕方がありませんね。彼らの党名の英訳である「party of future generations」が何とも悲しく響いてしまいます。当選したのが70歳以上の大ヴェテランだけでしたから。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

次世代の党惨敗、ネット右派頼み限界 理念先行薄い政策

朝日新聞デジタル 12月20日(土)14時39分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000026-asahi-pol

 自民党の右に柱を立てる――国家や民族を重視する本格的な右派政党として衆院選に臨んだ次世代の党。インターネットで活発に発言する右派勢力などを頼りに、強い保守色を前面に出して戦った。だが、公認48人に対して当選は2人と惨敗。識者からは、保守の理念が先行し、生活に密着した政策に結びつけられなかったとの指摘が出ている。

http://livedoor.blogimg.jp/hfurumura/imgs/9/d/9dc77b3f.jpg

 選挙結果を総括した19日の次世代の党の会議。平沼赳夫党首は、落選議員らを前に「私の力が足らず、心から反省している」と頭を下げた。石原慎太郎最高顧問も「十分な応援ができなかった」と謝罪した。

 旧日本維新の会から分裂し、8月に結党した次世代の党は、平沼氏や石原氏ら自民党よりも保守的な理念を掲げる政治家の「オールスターチーム」の様相だった。衆院選では中国批判、慰安婦問題に加え、「根拠がない」との批判を浴びながらも、独自調査をもとに「在日外国人の生活保護受給率は日本人の8倍」などと訴え、「生活保護は日本人に限定」とする社会保障制度の抜本改革も公約に掲げた。

 次世代の選挙戦の象徴は、2月の東京都知事選で61万票を獲得した元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏だ。東京12区で公明党の太田昭宏国土交通相にぶつけ、支持母体の創価学会を徹底的に攻撃した。

 記者会見で田母神氏は「安倍晋三首相の足を引っ張る公明党を政権から分離させ、自民・次世代の連立政権を作らねば、日本は取り戻せない」と述べ、街頭演説でも徹底した公明党、創価学会批判を続けた。

 ネット上で発言する右派の支持を得ようと、積極的なネット戦略も展開した。「子育て犠牲にしてまでなぜ働くのか」「慰安婦問題はでっちあげ」など、「誰もが知らんふりするタブー」を斬るとして、キャラクター「タブーブタ」を一刀両断する動画を制作。動画の再生回数は30万回を超えた。

 ツイッターも自民、公明に次ぐ約1万2千フォロワーを獲得。「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠前会長が「期日前投票で小選挙区、比例ともに次世代に一票を投じてきました」とツイートするなど、右寄りのネット世論に浸透したようでもあった。

 しかし、ふたをあければ、わずか2議席。当選はいずれも強固な地盤を持つ平沼氏(岡山3区)と園田博之氏(熊本4区)のベテラン議員だった。目玉候補の田母神氏も東京12区で約3万9千票にとどまり、4候補中最下位。平沼党首は15日未明の会見で、「急な解散で党の知名度が不足していた」と語った。

(新聞記事転載貼り付け終わり)  

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