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美濃加茂市長収賄事件 決定的な証拠がないまま公判が結審 ニュース・コメンタリー(ビデオニュース・ドットコム)
http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/146.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 27 日 23:50:05: igsppGRN/E9PQ
 

美濃加茂市長収賄事件 決定的な証拠がないまま公判が結審
http://www.videonews.com/commentary/141227-01/
2014年12月27日 ニュース・コメンタリー ニュース専門ネット局 ビデオニュース・ドットコム



 浄水設備導入をめぐる汚職事件で収賄などの罪に問われていた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長の公判が、12月24日、検察側から決定的な証拠が提示されないまま結審した。判決は3月5日に言い渡される。


 この事件では、日本最年少の首長として全国的にも注目されている藤井氏に対し、浄水設備導入のための働きかけの見返りに現金30万円を渡したとする名古屋市の浄水設備会社「水源」の中林正善社長の主張と、現金は一切もらっていないとする藤井氏側の主張が真っ向から対立していた。別の融資詐欺事件で逮捕されていた中林社長が、取り調べの段階で藤井市長に対する現金の提供を仄めかしたため、融資詐欺事件はそっちのけで、藤井市長の収賄事件の捜査が行われ、この6月に藤井氏は現職の市長のまま逮捕、起訴され、62日間勾留されていた。


 しかし、公判に入っても、検察側からは中林社長の証言以外に、現金の授受を裏付ける決定的な証拠が提示されないまま、今週、半年間の公判が終結する結果となった。


 特に、検察にとって想定外だったのは、当初現金授受が行われたとされた会食の場には藤井市長と中林社長の2人しかいないとされていたものが、途中からその場に第三者のT氏が立ち会っていたことが明らかになったことだった。しかも、T氏は公判の場で、現金の授受はなかったと証言した上に、自分は会食中一度も席を離れていないと断言していた。


 そのため公判は、T氏が会食中一度でも席を立ったのか立たなかったのかが最大の争点となっていた。現職の市長の汚職という深刻な事件であるにもかかわらず、公判では同席者がドリンクバーに行ったか行かなかったが最大の争点となるという、まさに異常な裁判だった。


 追い込まれた検察は、T氏自身は離席を否定しているが、ドリンクバーやトイレなどに行くために一度は離席したと考えるのが自然であり、その間に現金の授受が行われたと主張するのが精一杯だった。


 また、当時市議だった藤井氏が浄水器の導入を実現するために市当局に積極的に働きかけるなどして尽力していたことについても、検察側はそれが賄賂を受け取ったことの証左だとしたのに対し、弁護側は、東日本大震災にボランティアで参加した経験を持つ藤井氏が、震災時の対応として、公立中学校のプールに太陽光発電機付の浄水器を設置するプロジェクトそのものはいいものだと考えていたからだと主張していた。


 公判で提示された証拠を見た限りでは、現職の市長を逮捕、起訴するために必要とされる最小限の証拠は提示されなかったと言わざるを得ない。もしこれで市長が有罪になるようなことがあれば、政治家にカネを渡した主張している人物がいて、その政治家がその人物に有利になるような政治活動や政治的発言を行っているという状況証拠だけで、実際の金銭の授受そのものは証明されていなくても、収賄罪が成り立つということになりかねず危険だ。特定の政治家を追い落とすために、その判例が利用される恐れがあるからだ。


 どうやら真相は、中林社長の証言を受けて警察が任意の捜査に着手したところ、それをマスコミに感づかれ、「日本最年少の首長に汚職事件か」と大ニュースになったため、逮捕に踏み切らざるを得なくなってしまった。あとは途中から引き返すことができない警察・検察の体質が露呈してしまった可能性が大きいのではないだろうか。


 半年にわたる美濃加茂市長の汚職事件の公判を傍聴し、同事件を取材してきたジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が、この事件が露呈した刑事司法の問題点を議論した。


 

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コメント
 
01. 2014年12月28日 00:44:06 : bbCfduvunw
検察官が無理やり検察に都合のいい供述を誘導した証拠ならあります。
犯罪常習犯に言いくるめて証言させた以外の判断は考えられません。

02. 2014年12月28日 07:41:21 : uJHou1UPmw
かつては文系の最大人気学部だった法学部がじり貧になってきている。

学生に聞くと、検察は正義の味方どころか、冤罪を作り出している悪魔だと分かったから、と。

何人かしかいないこちらもじり貧のジャパン・はんどらーたちにより、ただ今日本が崩壊中。


03. 2014年12月28日 08:52:50 : RCbun4ZBTg

 愛の親戚の子は 地検と東京都に合格して 東京都に入ったね〜〜〜

 恥見 稚権 痴犬 じゃ〜〜 人気がなくなるだろうし〜〜〜〜

 ===

 優秀なのは 逃げて 鈍愚の住みかとなるのだろう!!
 


04. 2014年12月29日 14:51:20 : mp6fw9MOwA
検察より性質が悪いのは裁判所と思われる。
福島基県知事佐藤栄佐久さんの裁判では1審無罪が、高裁で収賄額0円の収賄罪との罪を作り出し有罪とし、最高裁がその日本の法律では考えられない収賄額0円との収賄の定義を覆すあってはならない高裁判決を認めるとの高裁判決が妥当か否かの検証すら行われた形跡のない判決を出している。
陸山会事件では登石の訴因に無い収賄を証拠も無いのに推認で罪を作り出し、罪に問えない期ずれを執行う猶予つきにしか出来ない罪絵のかさ上げで有罪にするとの法律を完全に無視した判決を高裁・最高裁が認めるとの裁判での履歴を検証した形跡のない判決を出すとの愚行を繰り返している。
これらから高裁・最高裁は法律を無視し、最高裁事務総局の指示通りに動いている思われる証拠を残している。
美濃加茂事件の様な詐欺罪で起訴されそ詐欺罪を認めている中林の供述以外に証拠も無く検察の違法性を指摘されると有り得ないとの反論しか出来ない検察に対し、検察と中林が6〜7回裁判対応で打ち合わせをしたとの指摘に回答すらできないでいる。
この様な状況で裁判を継続する事は、裁判所が法と正義を無視した判決を出すとの確約が有るとしか考えられない。
日本の裁判所は必要悪が有るとの立場で(社会秩序を維持する為には検察に間違いがあってはならない)法と正義より検察の冤罪作りを確定するとの立場に立ち日本を独裁国家へ導くテロ集団であり、権限が強い分、オウム真理教より性質が悪い集団かもしれない。

05. 2014年12月29日 22:36:10 : P9bWXFKhCE
『検察に丸め込まれないようにすること、それは市民社会に対する我々の責務である』・・・つまりあるところでは検察は市民社会の正義を体現するものにあらず、それは市民社会を内部から崩壊させる“癌”細胞のようなものとして機能していることがあるということである。

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