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「一太郎やあい」の叫びは、「一郎・太郎コンビ」が「平和な地球」実現を訴える合言葉として大ブレークする(板垣 英憲)
http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/258.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 12 月 30 日 09:15:48: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/499bc72f1bfa2f81914e4170f7c5723d
2014年12月30日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「一太郎」で思い浮かべるのは、ジャストシステムが販売する日本語ワープロソフトの名称であり、同社の看板製品であり、登録商標となっている。

 だが、「一太郎」という名前は、大東亜戦争前から日本国民に知られた「超有名」だった。小学校の教科書に掲載されていたからだ。「尋常小学校国語読本巻七 第十三 一太郎やあい」は、次のような以下のようなエピソードを載せていた。また、このエピソードは、戦後の名画「天皇皇后と日清戦争」でも描かれている。

 日露戦争当時のことである。軍人をのせた御用船が今しも港を出ようとした其の時、
「ごめんなさい。ごめんなさい。」といひいひ、見送人をおし分けて、前へ出るおばあさんがある。年は六十四五でもあらうか、腰に小さなふろしきづつみを結びつけてゐる、御用船をみつけると、
「一太郎やあい。其の船に乗ってゐるなら、鉄砲を上げろ。」
とさけんだ。すると甲板の上で鉄砲を上げたものがある。おばあさんは又さけんだ。
「うちのことはしんぱいするな。天子様によく御ほうこうするだよ。わかったらもう一度鉄砲を上げろ。」
 すると、又鉄砲を上げたのがかすかに見えた。おばあさんは「やれやれ。」といって、其所へすわった。聞けば今朝から五里の山道を、わらじがけで急いできたのださうだ。郡長をはじめ、見送の人々はみんな泣いたといふことである。

 香川県仲多度郡多度津町にある県立公園「桃陵公園」に「一太郎やあい 奉公記念碑」が建立されている。「碑文」には、以下のように記されていたという。

 「明治三十七八年戰役ハ皇國興廢ノ岐ルル所ニシテ殉難 奉公ノ氣慨國内ニ横溢セリ 當時旅順攻圍ニ參加セル丸龜聯隊ノ出征御用船ノ當港解纜ニ際シ 埠頭ニ馳ケツケ タル一老婆 一太郎ヤアイ鐵砲ヲアゲロ家ノ事ハ心配スルナ 天子樣ニ克ク御奉公スルダヨト叫ンテ其愛子ヲ 激勵シタル事實ハ 全國民ノ意氣ヲ鼓舞シ 出征美談トシ テ國定教科書ニ載録セラレタリ 此ノ母子コソハ本縣三豐郡豐田村岡田かめ女ト其一子梶太郎ナレト 一度大阪 朝日新聞ニ報セラルルヤ 忠愛ノ情ニ燃ユル我國民性ハ翕然トシテ母子ノ禮讃トナリ 演劇ニ映畫ニ浪曲ニ琵琶歌講談等ニ依ッテ精神教化ノ資ニ供セラル 大正十一年本縣ニ於ケル特別大演習ニ際シテハ畏クモ 高貴ノ御馬前ニ謁ヲ賜ヒ 更ニ昭和六年宮城參殿ヲ許サルル等 幾多ノ光榮ニ浴セルノミナラス 日本婦人ノ典型トシテ 海内ニ喧傳歎美セラルルニ至レリ 斯ノ如ク有事ニ際 シテ欣然最高ノ犠牲ヲ君國ニ捧クル報國ノ精神ハ 平時 ニ在ッテ更ニ讃仰スヘク之ヲ永久ニ顯揚センカ爲メ 全國小學校兒童及篤志家ノ賛助ニ依リ 縁故深キ此地ニ教科書ノ全文ヲ掲クルト共ニ其ノ姿影ヲ鑄造シ奉公記念標トシテ建設シタルモノナリ 小野高介撰 白川大吉書」

◆多度津町は、古くから海上・陸上交通の要所として栄え、現在はJR四国の土讃線の起点となる多度津駅などがあり、少林寺拳法の総本山・総本部があることでも知られる。「桃陵公園」は、多度津町市街地の西側にある本台山(多度津山)に位置しており、中世には西讃を統治していた香川氏の居城、本台山城(多度津城)が築かれていた。1931年、御大典記念事業として多度津町の整備により善通寺第11師団の協力も得て完成し、1947年、県立公園に管理換した。桃陵公園には、港が見える展望台があり、その近くに一太郎やあいの銅像がある。この銅像は、桃陵公園の開園に合わせて昭和6年(1931)に建設されたが、昭和17年(1942)に戦時の金属回収で供出された。しかし、翌昭和18年(1943)には、コンクリート像として再建された。ちなみに、小沢一郎代表は、昭和17年(1942)5月24日に生まれている。

◆いわゆる「戦争知らない世代」が大半を占め、いまや大東亜戦争に出征した世代は、国会議員のなかで皆無絶滅している。

 安倍晋三首相が、「日本を、取り戻す。」と絶叫して、戦前回帰への意欲を示し、憲法第9条に「国防軍創設」を明記する改憲を目指しており、石破茂地方創生相(元防衛相)が「そういうふうな戦争をするにあたって、し、失礼。集団的自衛権を行使するにあたって」とうっかり本音を吐露してしまうなど、本性を露わにしている。

 このなかで、「一郎・太郎コンビ」を象徴する「一太郎」という名前が、大きなインパクトを発揮するのは、確実だ。「一太郎やあい」という母の叫びは、大東亜戦争終結までは、「出征美談」として教えられ、伝えられてきたけれど、戦後は、出征を見送る母の悲しみの叫びと捉えられてきた。「一郎・太郎コンビ」の「一太郎やあい」は、とりあえず「400年間戦争のない平和な地球」を築くための「合言葉」になっていくはずである。


 

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コメント
 
01. 2014年12月30日 13:52:14 : PtgED7cDbk

何のこっちゃ板垣

02. 2014年12月30日 15:45:01 : Q1AShcAlNU
>01 様のコメントに爆笑!

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