マレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で墜落しました。ロシアのプーチン大統領は、墜落について、ウクライナが「責任を負っている」と批判しました。

　（陣中文記者報告）
　外遊先のブラジルからモスクワに帰ってきたばかりのプーチン大統領は、公邸での閣議の席の冒頭、沈痛な表情で犠牲者に黙とうを捧げました。ただ、その後の閣議では、ウクライナ政府批判を繰り返しました。

　プーチン大統領：「この責任は、恐るべき悲劇が発生した国が負うべきだ」

　アメリカの相次ぐ制裁で愛国心がかつてなく高まっているロシア国内では、マレーシア機墜落に関してほとんどがウクライナの関与を指摘する論調です。ただ、墜落の原因が親ロシア派によるロシア製兵器の使用と判明すれば、支援を続けていた責任を問われて一転苦境に陥ります。一方で、親ロシア派も難しい立場にあります。墜落現場は支配地域で、ブラックボックスを入手しているとしているため、国際的な原因を巡る調査を拒めば批判が高まり、ロシアからの支援も望めなくなる可能性があります。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000030923.html 　

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