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今年６月、法雲寺（東京・渋谷区）で海軍予備学生戦没者の慰霊祭が営まれた。
遺族らと共に元予備学生の姿もあった。
昭和１８年、学徒出陣。
一般大学や専門学校在学中の学生が徴兵され戦地に送られた。
この時徴兵され予備学生となった１４期に対し蒲生ら１３期は学徒出陣の直前、志願して海軍に入った。
１３期は３人に１人が戦死と犠牲が突出している。
海軍が予備学生の宣伝用に作成した映画・「学園から大空へ」。
戦争末期の消耗戦で搭乗員となる士官を確保するため一般の学生を大量に募集したのが１３期だった。
海軍の大々的な宣伝もあり多くの学生が志願に駆り立てられたのが実情。
元予備学生１３期・蒲生忠敏、元海軍予備学生１３期・織茂領、植松敬が当時の様子を話した。
即席で軍人にされ、消耗品のように殺された若者たちの悲劇。生存者の方の「戦争なんてばかげた事。誰も幸せにならない」の言葉は本当に重い。抑止力は抑止力をよび、倍増ゲームになるだけ・・・安倍総理はこの言葉をしっかりと聴くべきだ。
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