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27日、ウクライナ東部ドネツクの市街地で砲撃で煙が上がり、避難する住民ら(AP)
【ウクライナ情勢】東部親露派勢力に3000〜4000人のロシア義勇兵 冬まで関与続くとの観測も
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140828/erp14082822300005-n1.htm
2014.8.28 22:30 産経新聞
【モスクワ=佐々木正明】ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」の首相を名乗るザハルチェンコ氏は28日、ロシアメディアに対して、これまでに3000〜4000人のロシア国籍の義勇兵がウクライナ政府軍との戦闘に加わったことを明かした。
一方、武装勢力は28日、ドネツク州南部のアゾフ海に面したノボアゾフスクに進軍したもようだ。ロシア兵が加わっているとの情報もある。25日に露側から戦車10両が越境した国境ポイントにも近く、ウクライナ国防当局は露側が戦闘員や武器を補強し、戦線を拡大しようとしているとして警戒を強めている。
ザハルチェンコ氏は「自由を勝ち取るための闘いに多くのロシア人が加わっている」と主張。義勇兵3000〜4000人の中にロシア軍の「現役兵士」もいるとし、犠牲者もいるが大多数はまだ参戦しているという。
ある専門家は、ウクライナや欧州がロシア産天然ガスに依存している点に着目し、ロシアの親露派支援は冬まで続くと予測する。大量のエネルギーが不可欠な冬になれば、経済低迷に悩むウクライナが露側に譲歩する可能性が高まるからだとしている。
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