【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合（ＥＵ）は１１日、エストニアの警察官が５日、ロシア国境付近のエストニア領でロシアの連邦保安局（ＦＳＢ）に拘束・誘拐されたとして、即時解放を求める声明を発表した。エストニア・ロシア間の国境は今年２月に画定したばかり。ＥＵはロシア当局による越境が「国際法と国境不可侵の原則に反している」と非難した。エストニアはロシア系が約２５％いるとされ、ロシアの介入が危険視されている。

　欧州対外活動庁の報道官声明によると、誘拐されたのはエストニアの警官エストン・コーベル氏。ロイター通信によると、ＦＳＢは同氏を「スパイの疑い」で拘束したと発表した。ＦＳＢは、同氏が多額の現金や特殊な録音装置を持っていたと主張している。

　両国の国境では武器を含む密輸が横行している。エストニア政府は、同氏が「違法な行為を阻止しようとして」誘拐されたとしている。

　エストニアでは、ウクライナと同様、ロシアが少数派のロシア系住民を扇動して介入するとの懸念があり、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議（４、５日）直前にオバマ米大統領が訪問、共同防衛を約束した。警官誘拐はＮＡＴＯに対抗するロシアの揺さぶりとの見方も出ている。

http://mainichi.jp/select/news/20140912k0000e030203000c.html 　

コメント
01. 2014年9月12日 13:48:21 : 3EMgCxnjJI 把瑠都と露鵬で相撲を取って、把瑠都が勝ったら警官を返せ
02. 2014年9月13日 12:18:10 : 23BljQtcOg ＞エストニアはロシア系が約２５％いるとされ、ロシアの介入が危険視されている。・・・・エストニアでは、ウクライナと同様、ロシアが少数派のロシア系住民を扇動して介入するとの懸念があり、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議（４、５日）直前にオバマ米大統領が訪問、共同防衛を約束した。警官誘拐はＮＡＴＯに対抗するロシアの揺さぶりとの見方も出ている。 上に引用した部分が、この記事の卑しさを表している。 エストニア保安警察長官が、事件の政治的な動機を否定している。 下のロシアツデェー紙に比べて、格のちがいは一目瞭然だ。 ロシア連邦保安省は、エストニアとラトビアと国境をなすプスコフ州のロシア領内で、エストニア保安警察のタラトゥ支局の職員、Eston Kohverを逮捕したと発表した。 Kohverが所有していた物は以下のとおり。 偽装されたビデオレコーダー 偽装されたオーディオレコーダー 弾丸を装填した銃 ユーロ紙幣の束 情報収集関連物。 ロシア連邦保安局は、逮捕によって、隠密作戦を防げたと考えている。 エストニア当局によれば、ルハマ国境検問所近くで、エストニア保安警察職員を、ロシアから来た人物が、銃口を向け、力づくで連れ去ったと発表した。 検察当局によれば、Kohverは、越境犯罪に関連して、職務中であった。 そして、拘束前に発煙弾と携帯無線機への強力な（電波）干渉があったと強調した。 エストニアは、事件に関連して、ロシア大使を外務省に呼んだ。 エストニア保安警察長官は、誘拐が政治的な意図に基づくと考える理由はないと強調した。 http://rt.com/news/185484-russia-estonia-spy-kohver/
03. 2014年9月13日 18:09:47 : TGgfYEbPRU ユーロ紙幣の束を持ってた理由は何だろね・・・。 おとり捜査中の警官をそうとは知らずに拘束したか・・・。

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