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テロと騒乱: アメリカによる中国封じ込め(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/380.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 04 日 15:43:05: igsppGRN/E9PQ
 

テロと騒乱: アメリカによる中国封じ込め
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-f2dd.html
2014年10月 4日 マスコミに載らない海外記事


2014年10月2日
Tony Cartalucci
Landdestroyer (リンク先、全て英文であることをお断りしておく)



香港の"オキュパイ・セントラル"が、アメリカが支援する煽動であることがすっかり明らかになった今、読者諸氏は、この最新の騒動が、中国を封じ込め、とりこむ為の、アメリカ合州国が継続中のより大規模な作戦の一環に過ぎないことを認識すべきだ。
http://journal-neo.org/2014/10/01/hong-kong-s-occupy-central-is-us-backed-sedition/


昔のベトナム戦争も、1969年に公開されたいわゆる"ペンタゴン・ペーパー"で、紛争は、中国を閉じ込め、支配することを狙ったより大規模な戦略の一環に過ぎなかったことが明らかになった。


こうした文書の三つの重要部分を見れば戦略は明らかだ。最初のものにはこうある。:
http://journal-neo.org/2014/06/10/tiananmen-2-0/
“...2月の北ベトナム爆撃の決定と、7月の第一段階派兵の承認は、それが中国封じ込めの為の長期的アメリカ合州国政策に役立つ場合にのみ、意味をなす。”


また、こうも主張している。


“中国は、1917年のドイツ同様、30年代末の西のドイツ、東の日本同様、そして1947年代のソ連同様、世界における我が国の重要性と影響力を損なわせようとし、更にはより遠くから、しかしより厄介に、アジア全体を、我々に対して、組織しようとしている主要大国として現れつつある”


最後に、当時アメリカが対中国戦を展開していた広大な地域戦域を、概要を示してこう述べている。


“長期的中国封じ込め(ソ連による中国の北と北西からの“封じ込め”があるので)の取り組みには、三つの戦線がある。(a) 日本-韓国戦線; (b)インド-パキスタン戦線; そして(c)東南アジア戦線”


アメリカは究極的に、ベトナム戦争に敗北し、ベトナムを対北京の代理軍として活用する可能性はなくなったが、対北京の長い戦争は至るところで続くだろう。



この封じ込め政策は、2006年の国家戦略研究所報告書“真珠の首飾り:アジア沿岸中で勃興する中国の力という課題に対処する”(String of Pearls: Meeting the Challenge of China’s Rising Power across the Asian Littora 訳注:リンク先は、アメリカ軍国家戦略研究所(Strategic Studies Institute)報告原文pdf)で、更新され、詳述されることになったが、そこには中東から南シナ海沿岸に至る、石油補給路線を確保する為の中国の取り組みと、アメリカが、インド洋と太平洋でアメリカ覇権を維持する為の手段の概要が書かれている。前提は、欧米の外交政策が、中国を、ウオール街とロンドンの“国際システム”に、責任を持った利害関係者として引き込みそこねた場合には、勃興する国家を封じ込める為に、より対立的な姿勢をとらねばならないというものだ。


リビア等の国で、中国権益が損害を被ったいわゆる"アラブの春"という形で現れたこの代理戦争は、アメリカが支援する政府転覆や、直接的軍事介入による混沌にまで落ちぶれた。欧米が、その混沌を利用して、中国権益をアフリカ大陸から追い出す為の代理の戦場に、スーダンもなっている。
http://landdestroyer.blogspot.jp/2014/01/the-plundering-of-south-sudan.html


最近、政変が東南アジアを襲った。タイはようやく最近、独裁者タクシン・シナワットが率いるアメリカ傀儡政権を追い出したが、隣国ミヤンマーは、アウン・サン・スー・チーが率いるアメリカ-イギリスによる政治フロント組織支配による煽動を払いのけようとしている。
http://journal-neo.org/2014/05/26/thai-coup-stings-western-meddlers/
http://landdestroyer.blogspot.jp/2012/11/aung-san-suu-kyi-silent-over-rohingya.html


アメリカは、中国国内自体で、中国の広大な地域を支配不能にしようという企みの中で、中国社会を不安定化し、分裂させる手段として、テロを巧みに使っている。中国西部の新疆では、アメリカ合州国が暴力的分離主義者を本格的に支援している。


実際に、新疆ウイグル分離主義者支援をしているのは、何よりまず、アメリカ国務省の全米民主主義基金 (NED)を通したアメリカ合州国だ。中国西部地域の“新疆/東トルキスタン”と呼ばれる地域は、NEDサイトに自らのウェブをもっており、アメリカが資金援助している、様々なフロント組織のものを掲載しているが、それには下記のものもある。
http://www.ned.org/where-we-work/asia/china-xinjiang/east-turkistan


国際ウイグル人権民主主義財団 $187,918
ウイグル族の女性と子供達の人権を推進する。財団は、英語・ウイグル語ウェブサイトを運用し、ウイグル人女性と子供達の人権擁護を唱導している。


国際ウイグルPENクラブ $45,000
ウイグルの為の言論の自由を推進する。国際ウイグルPENクラブは、迫害されている詩人、歴史学者、ジャーナリスト等々の禁書や、作品や、状況に関する情報を提供するウェブを運用する。ウイグルPENは、投獄されている作家達の為に、国際擁護キャンペーンも行う。


ウイグル・アメリカ協会 $280,000
ウイグル人権問題の認識を強化する。UAAのウイグル人権プロジェクトは、新疆ウイグル自治区のチュルク語族住民を苦しめている人権侵害に関する独自の正確な情報を調査し、記録し、国際的関心を惹きつける。


世界ウイグル議会 $185,000
効果的な人権や、民主主義キャンペーンを実施するウイグル民主主義派集団や指導者の能力を向上させる。世界ウイグル議会は、異民族間の問題や、ウイグル人人権唱導推進に関する民主主義派のウイグル集団や指導者の会議を開催する。


上記リストは、2014年3月に、NEDウェブサイトから抜き出したものであることに留意願いたい。以来、作戦での役割を隠蔽することを狙って、不安定化作戦強化に先立って、これまで他の国々の支援でやってきたのと同様、NEDは幾つかの組織をリストから削除した。


こうしたNEDが資金援助をする組織は全て、中国からの分離を、あからさまに唱導しており、そもそもこの地域に対する中国支配さえ認めておらず“中国占領”と呼んでいる。


2014年3月、昆明でのテロ攻撃を、アメリカが資金援助をしている世界ウイグル議会は、中国当局が、分離主義者に他の選択肢をほとんど与えないからだと主張して、正当化さえしようとした。
http://journal-neo.org/2014/05/27/on-cue-china-terror-attack-mars-historic-gas-deal/
“中国昆明駅のテロ行為で、33人死亡”と題するアメリカ国務省の“ラジオ・フリー・アジア”記事はこう報じている。
http://www.rfa.org/english/news/china/terror-03022014182515.html
http://www.rfa.org/about/


世界ウイグル議会の広報担当者、Dilxat Raxitは、電子メールの声明で“一般市民への攻撃は決して正当化できるものではない”と述べたが、差別的で抑圧的な政策が、反撃策としての“過激な手段”を挑発したと付け加えた。


1960年代の東南アジア全域にわたる本格的代理戦争から、アメリカが仕組んだ2011年の"アラブの春" や、新疆のテロや、現在の香港における騒動に至るまで、 起きているのは "民主主義" やら"言論の自由"の為の戦いではなく、中国主権の実存をかけた戦いだ。
http://landdestroyer.blogspot.jp/2011/12/2011-year-of-dupe.html
中国政府に関して、中国人がどの様な問題を抱えていようとも、それは中国人の問題であり、彼等だけが、彼等のやり方で解決するべきものだ。"民主主義"推進を隠れ蓑に利用して、アメリカは、アメリカが支援する機関や政策により、中国に影響を及ぼし、転覆し、取り込み、あるいは、北京の政治秩序を打倒し、その灰の上に、中国人の権益ではなく、ひたすらウオール街とワシントン権益に仕える自らの新植民地主義的秩序を樹立しようとする企みを継続するだろう。



写真: 長年、アメリカ政府に協力して、資金を受けている「比較法・公法センター」(CCPL)理事長の座にいるアメリカ国務省の全米民主国際研究所NDIとべったり絡んでいる抗議運動指導者ベニー・タイが、香港 "占領"を呼びかけている。
http://landdestroyer.blogspot.jp/2014/09/us-openly-approves-hong-kong-chaos-it.html
香港は、1841年から、1997年まで、既にイギリスに占領されていた。


"オキュパイ・セントラル"の多くの人々は善意で参加しているだろうが、指導部は、そうと知りながら、中国が1800年代から1900年代初頭、ヨーロッパ列強の手によって苦しめられたものと五十歩百歩の行為、外国権益と結束し、中国を分裂させ、破壊し、覆そうとしているのだ。


記事原文のurl:http://landdestroyer.blogspot.co.uk/2014/10/terrorism-and-turmoil-us-containment-of.html


 

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コメント
 
01. 2014年10月05日 00:27:40 : kDVop4u7Ig
狩猟民族の欧米人は「悪逆非道」な野蛮人です。「奴隷貿易」や「アヘン販売」で世界各地から富を奪って、
力仕事や汚い仕事は黒人に遣らせ、白人は優雅な生活を享受しながら、民主と人権でも語ろうか!の偽善者。

アメリカの「裏庭」と言われてきた中南米も、今は7割もの国々が反米・非米国家です。ブラジルもBRICsの一員になっています。嫌われ者の末路は遠くないでしょ!

10月2日プーチン大統領は国際投資フォーラムで<ロシアのガスプロムは先ごろ中国側と初めて実験的にルーブルで決済を終えており、今後ロシアはエネルギーその他の貿易決済で積極的に自国通貨を使用して行く>

世界三大金融センターの一つである“香港”の重要性は無くなるのかな!「米英万歳」の香港人は何処へ?

ユーラシア大陸の東西で、中央アジアの遊牧民の移動で、天山山脈北麓の“ジュンガル盆地”ウイグル人の経済基盤は、内陸貿易の拠点を抑えて遠距離の交易から利益を得ることと、周りの異民族を襲撃して、家畜や領民を略奪する。

「弱肉強食」の世界だから、それなりの「知恵と対応」は必要だと思います。うん「毒には毒」?難しいね!


02. 2014年10月08日 23:06:29 : V11fDYrGzg
何か40年前同じ情勢だとと勘違いしている輩が何か書いているようだ。

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