【10月15日 AFP】米ホワイトハウス（White House）は14日、イラクとシリアでのイスラム教スンニ派（Sunni）過激派組織「イスラム国（Islamic State、IS）」に対し米国などが実施している空爆は成功を収めつつあるとの認識を示した。

 ジョシュ・アーネスト（Josh Earnest）米大統領報道官は「われわれはこの戦略実行の初期段階にあるが、これまでに得られた情報は、この戦略が成功を収めつつあることを明白に示している」と述べた。

 英国を拠点とする非政府組織（NGO）「シリア人権監視団（Syrian Observatory for Human Rights）」も、米国などが実施した空爆によってトルコ国境沿いにあるシリア北部の町アインアルアラブ（Ain al-Arab、クルド名：コバニ、Kobane）へのイスラム国の進撃は止まったと発表し、米国の楽観的な見方を裏付けた。

 米軍によると、米主導の有志連合は13日と14日、アインアルアラブに進撃していたイスラム国の戦闘員らを標的に計21回の空爆を実施した。

 イスラム国は最近、アインアルアラブの町のほぼ半分を制圧していたが、シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラーマン（Rami Abdel Rahman）代表によると、最新の空爆によって「町全体がイスラム国に制圧されることを防ぐことができた」という。

 一方、中東の米軍部隊を指揮する米中央軍（US Central Command）は、空爆によってイスラム国の進撃のスピードは遅くなったとみられるが、状況は依然として流動的だとしている。(c)AFP/Burak Akinci with Sara Hussein in Beirut

http://www.afpbb.com/articles/-/3028899?ctm_campaign=photo_topics 　

コメント

01. 母系社会 2014年10月16日 19:12:02 : Xfgr7Fh//h.LU : oc9LnD1wGc 米国は爆撃などの攻撃で、「付帯的被害」＝民間人の巻き添え死者が、３０人 未満であれば、軍に攻撃許可を認めている。 ３０人以上の民間人の巻き添え死者が出る場合は、大統領の許可が必要なのだ という。 一人の「テロリスト」を殺すために、２９人もの民間人＝もちろん米国人以外 の民間人＝が犠牲になる場合でも、米国軍人の判断で攻撃することが合法と される国が米国である。 ●米国が戦争をする場合、必ず米軍は大統領に、予想される民間人の巻き添え 死者の数を報告する。 それで、民間人の犠牲者が多すぎて隠せず、米国が世界から非難されそうな 場合は戦争を止めて、他の手段＝暗殺・脅迫など＝を命令すし、隠せそうな 場合はＧＯとなる。 だから、戦争をする前から、米国大統領は何人の民間人が死ぬか知っている。 米国大統領を＜神＞としている米国は、狂った国である。

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