距離と出力次第だろうが

ほぼ無視し得るレベルだろう

https://ja-jp.facebook.com/ureukai
http://blog.livedoor.jp/noarmydemo/archives/31586882.html
http://www.pref.kyoto.jp/somucho/documents/xband_20130730.pdf
ＴＰＹ−２レーダーの電磁波の影響に関する参与会の意見
平成２５年７月
京都府参与
佐藤 亨（京都大学大学院情報学研究科長）
中川正祥（元鉄道総合技術研究所研究主幹）
池畑政輝（鉄道総合技術研究所主任研究員）
近藤基冶（古野電気�潟戟[ダー機器開発課長）

１ 電波について
我々は常時様々な電波に晒されている。身近なところでは携帯電話やテレビ、ラジオ、ＧＰＳ、
無線ＬＡＮなど電波を利用しているものは多種多様であり、各種動力機器などからも電波は発生し
ている。また、電波の跳ね返りを利用しているものとしてレーダーがあり、気象観測、航空・航海
用レーダー、スピード違反取締や、最近では地中探索や自動車の衝突防止にもレーダーが使われて
いる。
電波は周波数が３ＫＨｚ〜３００ＧＨｚの範囲のものであり、物理的には電磁波（電波・赤外線
・可視光・放射線）の一部をなしている。電波の中で周波数が１０ＧＨｚ前後の帯域（８〜１２Ｇ
Ｈｚ）を「Ｘバンド」と呼んでいる（Ｘ：ローマ数字の「１０」）。レントゲンなどの「Ｘ線」は
もっと波長が短く、「Ｘバンド」とは全く無関係である。
Ｘバンド帯の電波の特徴は、波長が約３ｃｍと短く直進性の強い電波である。レーダーとして利
用すると、対象を細かく捉えることが可能である。また、雨粒に対して反射が大きいため、これを
利用して気象用レーダーとしても用いられている。一方で、気象用以外のレーダーとして利用する
場合は、降雨時には遠くまで飛ばないため、遠くの物標を捉えるためには電波の出力あるいは受信
側の感度を上げる必要はある。
なお、一般的なレーダーのアンテナからは、すべての電波が仕様に示されている方向、範囲内に
飛ぶというわけではない（サイドローブ）。場合によっては、レーダーの上下左右にも、ある程度
の電波が出ている可能性はある。
日本では電波に関する安全基準が定められており、ＴＰＹ−２レーダーに係る電波の生体等への
影響については、この安全基準の範囲内であるかどうかが、ポイントとなる。
２ ＴＰＹ−２レーダーについて
ＴＰＹ−２レーダーはＸバンド帯の電波を用いていることから、「Ｘバンド・レーダー」と呼ば
れている。Ｘバンド帯のレーダーの特徴は、上述したとおり対象を細かく捉えられることである。
ＴＰＹ−２レーダーで用いられているフェーズドアレイ（アンテナ）は、レーダー面を固定した
まま、各モジュールから少しずつ時間をずらして電波を放射することにより、ビーム方向を変える
ことができ（電気制御・マイクロ秒単位）、したがって多角的に照射できるため、主として軍用の
レーダーに使用されてきた技術である。
フェーズドアレイの例として、滋賀県甲賀市にある京都大学生存圏研究所の大気観測レーダー「Ｍ
Ｕレーダー」（４６．５ＭＨz）は純粋に学術用途の設備であり、直径１００ｍほどの敷地に八木ア
ンテナ（アンテナの種類）を大きくしたものを４７５本並べた装置で、一斉に電波を出すと真上へ- 2 -
向かって出て行く。フェーズドアレイの原理で時間をずらして放射することにより±３０°、高さ
６００ｋｍまでカバーできる能力を持つ。出力も１ＭＷと非常に強力な電波を送信する施設で、既
に３０年近く観測しているが、周辺への影響は全く無い。
米国 Raytheon 社のホームページによると、ＴＰＹ−２レーダーはアクティブフェーズドアレイ
（25,344 素子）、アンテナ開口部９．２�uとなっており、これから計算するとビーム幅は水平方
向へ約０．３°、高さ方向へ１．２°で、ビーム走査範囲は上下左右±約４５°程度と推測される。
ミサイルを捕捉するためのレーダーであり、真っ直ぐだけ見る事は無く、合計９０°の範囲をカバ
ーしていくものと思われる。探知距離については、ＴＰＹ−２レーダーより大きな固定式のレーダ
ーが４０００ｋｍの距離を感知できるという点などから想定すると、１０００ｋｍぐらいの距離が
感知できるのではないかと考えられる。
防衛省の説明によると、照射面から１５０ｍ離れた場所の電波の強度は、トランシーバーを耳か
ら１０ｃｍ離した時の強度と同程度とされている。電波の強さは距離の２乗に反比例するが、トラ
ンシーバーの出力が１００ｍＷ程度とすると、ＴＰＹ−２レーダーの出力はおそらく数百ＫＷと推
測でき、このことからも探知距離は約１０００ｋｍと推測される。
なお、海面へも照射しようとすれば可能であろうが、下方へ向けて照射すると地面や海面で反射
し、レーダーとしての役割が果たせなくなるため、下方へ向けて照射することは無い。水平線より
上に向けて照射することとなる。

３ 生体等への影響について
電波が及ぼす生体への影響について、科学的に確立されている影響としては、１００ＫＨｚ以下
の電波では刺激作用、また１００ＫＨｚ以上の高周波については、熱作用が知られている。しかし、
非熱的な作用、慢性的な曝露による疾病などを懸念する動きもある。ただし、Ｘバンド帯の電波に
は、放射線のように遺伝子などの生体内の物質を直接変化させる程のエネルギーはない。
この非熱的、慢性的な曝露による健康リスクの評価は現在行われている最中であるが、発がん性
の評価については、低周波、携帯電話の無線周波ともに国際がん研究機関（ＩＡＲＣ）の分類は２
Ｂ（ヒトに対して発がん性があるかもしれない）である。このＩＡＲＣの分類は、発がん性の強さ
ではなく、科学的根拠の強弱により発がん性を持つ確度を分類していることに留意する必要がある。
特にＸバンドと周波数の近い携帯電話の無線周波数については、神経膠腫と聴神経鞘腫との間の陽
性の関連を示す疫学研究結果をもとに、ヒトに関する限定的な証拠があると結論付け、また生物研
究に関する初期の研究を含む４０件以上の研究報告のうち、一部陽性を示した１４件の報告をもと
に、生物に関する限定的な証拠があると結論付けた上で、ＩＡＲＣの分類クライテリアを参照した
結果として２Ｂとの分類が行われた経緯がある。一方で、その評価の途上では、２Ｂに該当するほ
どの証拠では無いとの議論もあったとのことである。
これに対し、世界保健機関（ＷＨＯ）では、ＩＡＲＣ主導により１３カ国が参加した疫学調査に
より報告された、１０ 年以上の携帯電話使用に伴う神経膠腫および髄膜腫のリスク上昇は見られな
いという結果を踏まえるとともに、同報告における携帯電話の累積使用時間も上位１０％における、
神経膠腫のリスク上昇の示唆に対しては、使用期間の増大に伴うリスク上昇の一貫した傾向はなく、
バイアスと誤差の可能性もあるために、結論の強固さは限定的であり因果的な解釈はできないと結
論づけている。さらに、生物研究に関しても長期的ばく露でのがんリスク上昇がないことを一貫し
て示していると評価し、現在健康リスク評価書（ＥＨＣ）を作成中である。
他の見解も総合すると、１００ＫＨｚ以上の電磁波で考慮すべき主たる影響は熱作用であり、現
時点で発がん性などがあるとする科学的根拠は確立していないということが、科学的な立場からの- 3 -
解釈である。
ＴＰＹ−２レーダーの場合は、使用される波長域では、そのエネルギーが人体に向けて照射され
た場合、６割以上が皮膚で反射し、さらに入射したエネルギーは皮膚の厚さ数ミリメートルの間で
５割以上が吸収されることが予想される。このため、実質的には人体表面での熱作用を主として検
討すればよいこと、また、仮に疾病への寄与があると考えたとしても、体内に侵入する深さが浅く、
想定される疾病は体表面に関わることであり、体内深部の臓器のがんなどの重篤な生体影響への寄
与は、もしあるとしても極々わずかであると考えられる。
なお、熱作用については、日本では非電離領域（１０ＫＨｚから３００ＧＨｚ）の電波について、
「電波防護指針」の中で厳しく基準が定められており、これを遵守して立入禁止区域を設定する限
りにおいては、問題は生じないと考える。
また、ＴＰＹ−２レーダーの正確な出力、パルスを発射する間隔が不明だが、人体等への影響を
考える場合、最大出力ではなく、平均出力から判断すべきである。
さらに、海鳥への影響について、鳥がレーダーの近傍を通過するにしても、通過時間が短く継続
的に照射される可能性は小さいことから熱作用による影響は考えにくい。また、これまで鳥の感覚
器などに弱い電波が影響を起こす例が報告されているが、影響する周波数はＭＨｚ帯であり、Ｘバ
ンド帯では、そのような影響は生じないと考える。
４ 電波干渉について
防衛省の回答では、万全を期すため周辺の使用状況を確認した上で使用することとされており、
地上波テレビ、ラジオ、携帯電話や無線ＬＡＮ、漁船の無線やＧＰＳについても影響が無いなど
とされている。周波数が異なることに加え、受信機を作る側も対策を施しており、また、米軍でも
ＧＰＳも使用していると思われることからも、影響が無いとする防衛省の回答は妥当である。なお、
Ｘバンド帯を使用する船舶用レーダーについて言えば、船舶用レーダーは他のレーダーからの電波
干渉を前提として造られており、影響として考えられるとすれば、映像上に他の船から出てくるよ
うな干渉が一瞬出るかもしれないが、船舶用レーダーが１周（２．５秒）する間には消えている程
度ではないかと思われ、航行等に影響が出るものではない。
万が一、衛星放送などで受信障害が発生しても、連絡・相談窓口を通じて、防衛省で個別に対処
措置が取られるので、問題とならないと考えられる。
５ まとめ
ＴＰＹ−２レーダーに係る電波の影響について、ＴＰＹ−２レーダーで使用するＸバンド帯の
電波の特性として、生体等へ及ぼす影響は熱作用に限定され、その強度は出力が影響するため、
レーダー前面に立入禁止区域を設けることにより、安全性は担保されると考えられる。
また、サイドローブや発電機等から発生する電波・電磁界も含め、防衛省において国の安全基
準以下となるよう調査・確認もされるとのことであり、これらについても生体等への影響は考え
にくい。
したがって、国の安全基準に基づいて立入禁止区域などが設定されれば、電波が及ぼす影響に
ついては、特に問題が無い。
さらに、電波干渉については、他の周波数帯の電波への干渉は考えられず、Ｘバンド帯の電波
についても、電波干渉が発生することはほとんど無いと思われるが、干渉があったとしても極僅
かであると考えられ、万が一、干渉があった場合には防衛省において対処措置が講じられること
とされており、問題となるものではない。

2014/10/21(火曜) 20:17
米軍が、京都でＸバンドレーダーの配備を開始
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/49253-

(転載開始)

米軍が、京都でＸバンドレーダーの配備を開始

アメリカが京都府京丹後市で、弾道ミサイルを探知する「Xバンドレーダー」の配備を開始しました。

このレーダーは、北朝鮮のミサイル発射を早期に警告するために配備されるもので、ロシアや中国からのミサイル発射の監視にも使用される可能性があります。
このレーダーは、今年中に使用が始まる見込みで、ミサイルの発射を探知し、４０００キロメートルを超える圏内にある実の弾道ミサイルを架空のミサイルと識別することが可能です。

さらに、アメリカは２００６年から青森県つがる市に、この種の別の可動式レーダーを配備しています。

(転載終了)

●このXバンドレーダーは深刻な電磁波被爆を起こす。TPY-2が数百キロワットだと言うが、約500キロワットだと推測する。この出力は相当強力なもので、かつてイタリアのローマのバチカン市国が近くのイタリア領の山に短波送信機を設置して国際放送を行なっていたが、周辺の住民に白血病が多発した前例がある。

かつて東西冷戦の時代に、アメリカ、イギリス、ソ連、中共などが高出力の送信機を使って国際ラジオ放送を行なっていたが、周囲の住民に白血病が多発していたのである。東西冷戦が終結し、高出力のラジオ放送はリスクが大きいとして、これら高出力の送信設備は次々と閉鎖された。

当方は国際短波ラジオ放送受信の愛好家で、各方面に情報提供している。またトランシーバーも使って交信もしている。このような人によく見られる例として、子供が女の子ばかりの家庭が多いが、うちもそうです。(きれいだからいいが。そう言う問題ではない。)

日本国内では、NHKワールド・ラジオ日本の送信所が、茨城県八俣(やまた)にある。KDDI八俣送信所である。かつて電電公社が国内通信、KDDが国際通信を分担していた頃の名残である。

八俣送信所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E4%BF%A3%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%89%80

ここの沿革を見てほしい。

1980年代後半 - 八俣送信所の大規模改修工事に伴い、空中線電力が最大300kWとなる。当初は500kWで申請していたが、送信所周辺の住宅事情等を考慮。また、80年代後半の八俣送信所には自家発電設備もなく、その頃、送信所周辺地域の作業停電のため数時間送信が全くできない日があった。

●住宅事情と書かれているが、これは問題の根幹を曖昧にするためだろう。電磁波公害問題の抑制のために当初計画の500キロワットを300キロワットに下げたのである。ちなみに1980年代の出力増強以前は、100キロワットしかなかった。このため、NHKワールド・ラジオ日本は欧米で受信困難局として知られていた。

KDDI八俣送信所については、当方も阿修羅に投稿しています。

衝撃　大赤字２３社惨状　パナソニック・シャープ・コスモ石油・東電 （日刊ゲンダイ）　
http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/369.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 11 月 02 日 21:50:11: igsppGRN/E9PQ

●当方の投稿です。
http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/369.html#c1

安全デマと同じように、危険デマも、有害だ

重要なのは、事実をきちんと確認して、科学的に考えることだよ

後、原発安全神話なんていうのなら、北朝鮮や中国が、核兵器を撃ち込まないという、安全神話を止めるべきだな。撃ち込まないのなら、キミの言い分だと核兵器の方が絶対安全と言うわけかい？原発は危険というくせに(笑)？
やっっぱり、東日本人はチンパンジー以下だ。中国人を見習え！あいつらは原発どころか核兵器も持っているぞ(笑)。中国製の原発や核兵器は安全かい(笑)？

>中国の民衆には先の大戦だけでなく、１３世紀から１６世紀頃、朝鮮半島や中国大陸の沿岸部を襲った日本の海賊＝倭寇の侵略も記憶している地域がたくさんある。

なら、日中友好は無理だな(笑)。キミが天皇を嫌うみたいに、中国人は日本の友好関係を認めないのだな？まあ、それだと中国の民衆もチンパンジー以下になるな(笑)。
>チンパンジーにも道徳があることがわかっているので、
人間の世界にも、当然ながら道徳はあるし、善や悪、大義やタブーもあり、国際社会でも当然だが、大義は機能している。チンパンジーはケンカをした後で仲直りする。他のチンパンジーとの関係が壊れかけた時には人間と同じように、何とか修復しようとするのである。チンパンジーにも、道徳的な互恵関係や公平性＝平等性の意識があり、共感も思いやりの精神も示す。だから、反道徳的なことをする仲間や人間に対してチンパンジーは激怒する。

と言った言葉は何処へ言った(笑)？？？

それを言うなら、日本に核ミサイルなど打ち込む国は、中国・北朝鮮も含めて無いという根拠もないことを言わないで欲しい(笑)。科学は信じていなくて、他国でしかも軍事国家と言えるほどの凶悪国家を信じる理由が分からん(笑)。全くチンパンジー以下の下等民族は、バカばかりなのか(笑)？まあ、母系社会は、チンパンジー並みの知性しかないから、子供みたいにクレーマーみたいな事しか言えないだろうな。それに、日本人は信じなくて、他国の人を信じるとは、如何にも母系はは日本人ではない、と言いたいみたいだねー(爆)。もう、頑張らなくていいよ(*´∀｀)、アホの東日本人。