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香港の「占拠」運動でも見られるが、市民レベルの対立構図を生み出し、それをテコに政治的支配機構が目的を実現する手法がとられているようだ。
脱北者がビラ風船を上げる場所から近い軍事境界線そばに住む住民が、北からの銃撃で安全が脅かされるとビラ風船を放つことに反対するハンストを行っている。
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記事入力 : 2014/10/25 10:02
対北ビラ：「散布は南北関係にプラスにならない」［朝鮮日報］
韓国統一相が国政監査で証言
統一相がビラに対して否定的な見方を語るのは李明博政権以来
「愛妓峰展望台の塔撤去は後から聞いた」
韓国統一部（省に相当、以下同じ）の柳吉在（リュ・ギルジェ）長官は24日「（民間団体による）北朝鮮へのビラ散布は（政府が進める）対北朝鮮政策にプラスにならない」と発言した。柳長官はこの日、国会内で行われた国政監査に出席し、与党セヌリ党の鄭柄国（チョン・ビョングク）議員の質問に対し、上記のように答弁した。李明博（イ・ミョンバク）政権以来、統一部長官が北朝鮮に向け飛ばされるビラについて否定的な影響があるとの見解を自ら語ったのは今回が初めてだ。
一部の民間団体は、25日に臨津閣などから北朝鮮にビラを飛ばすことを予告しているが、これについても柳長官は「各団体には慎重な対応を望む」とした上で「韓国側の住民の安全が脅かされており、また複数の団体の間で衝突などが起こる恐れもあることから、鋭意注視している」と述べた。これは10月末−11月初めころに予定されている第2次南北高官級協議を念頭に置いた発言とも受け取られている。
柳長官は「南北間に信頼関係が造成され、互いに（誹謗〈ひぼう〉中傷を）しないことになったときは、（ビラ散布に対して）一時的に規制を加えていたが、信頼関係が崩れた時は規制しなかった」「このようなことが起こるのも、南北関係に問題があり信頼が失われているためだと思う」などの見方も示した。その一方で議員たちから「政府次元でビラ散布を阻止する意向があるのか」という質問に対し、柳長官は「民間団体は憲法で保障された表現の自由を行使しているのであり、これを阻止する法的根拠はない」とするこれまでの立場を繰り返した。
南北軍事境界線に近い京畿道金浦市の愛妓峰展望台にある塔を韓国軍が撤去したことについて、柳長官は「事前に聞かされてはいなかった。後に（国防部から）安全上の問題などを考慮して撤去したとの説明を聞いた」と述べた。
黄大振（ファン・デジン）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/25/2014102500672.html
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記事入力 : 2014/10/22 09:46
韓国政府、民間団体の対北ビラ散布を事実上規制へ［朝鮮日報］
「ビラ散布規制は法的根拠なし」とする従来の立場に変化
25日に予定されている臨津閣からのビラ散布行事を規制か
韓国政府は21日、民間団体による北朝鮮へのビラ散布を事実上、規制する方針を固めた。
韓国統一部（省に相当）の当局者はこの日「民間団体によるビラ散布について、政府が直接規制を加える方法はない」とする従来の立場をあらためて繰り返したものの「ただし（ビラ散布により）国民の生命・身体・財産に危険な状況が発生する恐れがあれば、警察は必要な対応を取ることができる」と述べた。政府は憲法で保障されている「表現の自由」を理由に「ビラ散布を規制する法的根拠はない」としてきたが、これが見直されたわけだ。統一部は前日まで「警察力を動員して（ビラ散布を）阻止することは、われわれの立場とは相いれない」と明言していた。
このような変化は、北朝鮮へのビラ散布により非武装地帯（DMZ）周辺で南北の緊張がこれ以上高まるのを防ぐと同時に、10月末から11月初めに予定されている第2次南北高官級協議のスムーズな開催に向けた事前の措置などとみられている。
「対北ビラ散布国民連合」など七つの民間団体は25日、坡州市の臨津閣から北朝鮮に向け10万枚のビラを飛ばす計画を進めているが、これについて京畿道坡州警察署は「現場で規制する方針」との立場を明らかにした。警察は「住民の生命・身体・財産に重大な損害を及ぼす恐れがあるなど、危険な状態が予想される場合、警察は必要な措置を取ることができる」と定めた警察官職務執行法第5条の規定に基づき、25日のビラ散布計画を阻止する方針だ。
黄大振（ファン・デジン）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/22/2014102201017.html
- 軍事境界線付近の電飾塔を撤去 南北関係配慮か＝韓国：建前の理由は安全性 あっしら 2014/10/26 03:15:58
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