ロシア外相 親ロシア派の独自選挙容認へ［ＮＨＫ］
10月29日 10時27分

ウクライナからの独立を目指す東部の親ロシア派が来月２日、独自に指導者などを選ぶ選挙を予定していることについて、親ロシア派の後ろ盾となっているロシアのラブロフ外相は容認する考えを示し、選挙を認めないとする欧米やウクライナ政府との対立がさらに深まるものとみられます。

ウクライナでは、今月２６日に行われた議会選挙で欧米寄りの政治勢力が圧勝しましたが、ウクライナからの独立を目指す東部の親ロシア派は、この選挙への参加を拒否し、来月２日、独自に指導者と議会議員を選ぶ選挙を行う構えです。

これについて、ロシアのラブロフ外相は、２８日付けの有力紙「イズベスチヤ」のインタビューで、親ロシア派の独自選挙はウクライナ政府との停戦合意に沿ったものだと指摘したうえで、「当然、選挙結果を認める。外部からの妨害がないことを期待する」と述べ、容認する考えを示しました。

また、ロシア大統領府のペスコフ報道官も２８日、「選挙を認めない理由はない」としたうえで、「ロシアは、無限に影響を及ぼすことはできない。選挙は、親ロシア派の指導者と住民が決めたことだ」と述べ、選挙の実施を認める方針です。

これに対して、欧米とウクライナ政府は親ロシア派の選挙を認めないとしており、ロシアとの対立がさらに深まるものとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141029/k10015780131000.html

コメント
01. 2014年10月30日 11:01:05 : OIxNYWfJog 選挙を認めないで誰に特別な権限を付与するつもりか？ キエフ政府任命の知事にか。 欧米とキエフ政府の言ってることはいつも実が無い。 停戦監視軍を派遣するという話も聞かない。 それに右派セクターは停戦を守らない。 欧米から武器援助が来れば戦火を激しくするでしょう。 右派セクターの首に誰が鈴をつけるのか？
02. 2014年10月30日 13:16:47 : lOr0zcg9f2 へー、欧米は「選挙を認めない」って、まがりなりにも欧米が掲げる「民主主義」は、ウソで成り立っているという証明ですね。 アメリカはほんと、反吐がでるわ。
03. 2014年10月30日 19:43:00 : aQq0UGoaxY 米国やEUの考えている民主主義はこれだから。 https://www.youtube.com/watch?v=6TpZa4OMFVk

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