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「戦争を永久に放棄する」を放棄するなら 尊い命の犠牲は「永遠にゼロ」となろう(高校生エッセイコンテストより) 
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投稿者 倍返し 日時 2014 年 11 月 16 日 21:11:18: skMdys7weDKCg
 

タイトル:永遠にゼロ

多くが「感動した」と言う。私はすっきりしない。本のタイトルは『永遠の0』。

「急降下の直前、三人の搭乗員は私に向かって笑顔で敬礼しました」「彼らの笑顔はすがすがしいものでした。死にいく人間の顔とは思えませんでした」(『永遠の0』/百田尚樹/講談社文庫/2009年/85頁)。私は瞬間的にその後のことを想像した。極限の恐怖ってどんな感覚なのだろう。

遺体は無残で、海をさまよったのではないか。敵艦にも死者がいただろうに。家族や生き残った仲間はその死をどんな思いで受け止め、どのような葛藤のなかで生活してきたのか・・・だが、この本にはわずかな記述しかない。

特攻隊員の遺書を三○編ほど読んだ。圧倒的に両親や家族に心を寄せている。

「お父さん、お母さん、大変お世話になりました。もう思い残すことはありません」(『知覧特別攻撃隊』/村永薫編/ジャプランブックス/1989年/52頁)。胸がつまり、涙があふれた。ただ、本当にそうなのだろうかと、悩んだ。

「そんな時代だった」のである。でも、「そんな時代にしてはならない」と私は思う。

『永遠の0』。「ゼロ」は、「絶対的」という意味であろうと、私は理解する。すなわち、大日本帝国が誇った零戦の「ゼロ」に音を重ね、米軍戦艦に「十死零生」(絶対に死ぬという意味)で体当たりした特攻隊の方々の(絶対的な)無償の愛をテーマにしたのだと思う。

本はよく売れ、映画もヒットした。私はその状況と、ヘイトスピーチなどの排外的社会現象や集団的自衛権をめぐる政治は無関係ではないと思う。現代社会は戦後六九年にして、凄惨な死を忘れ、単純で美しいものにあこがれているのかもしれない。であるなら、現在はもはや戦後ではなく、すでに「戦前」ではないだろうか。

太平洋戦争におけるアジア各国への加害も含め、亡くなった尊い命の犠牲の上に、私たちは平和憲法を手にし、現在の日常が成り立っている。

「戦争を永久に放棄する」。私はこの永遠の誓いに勇気づけられ、誇りを感じる。
しかし今、私たちがこれを放棄するなら、あの尊い命の犠牲は「永遠にゼロ」となろう。

(第12回高校生福祉文化賞 エッセイコンテスト入賞作品集より転載)  

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コメント
 
01. 戦争とはこういう物 2014年11月17日 23:46:55 : N0qgFY7SzZrIQ : WJiCmAappI
 誤解を招きやすいタイトル。「平和憲法」を放棄するなら「犠牲」がゼロ、と取られかねない。

>「戦争を永久に放棄する」。私はこの永遠の誓いに勇気づけられ、誇りを感じる

子の部分と併記すべき。


02. 2014年11月18日 17:22:32 : w3M1BHSquE
「特攻隊員の遺書」 これは有る意味 欺瞞であるという

永遠の0原作を“真剣に”読んだ人なら理解できるはずです

ほとんどの特攻隊員の遺書には、お国の為に死ぬ事の喜びが綴られてはいるが、それは偽りであると
本当は誰も喜んで死んでいった者などいないと言う事

自分の命が明日で終わると覚悟した時、必ず人は 自分のこれまでの人生を振り返るであろう
そして自分を育ててくれた両親、愛する家族を 必ず思いやる事でしょう

愛する家族や両親に対し、恐怖に苦しみながら死んでいく姿を 書ける訳が無いであろう事
自分は 苦しまずに楽に 喜んで死んでいったのですよ と、愛する人たちを“安心”させる事を
第一に考えるのは当たり前の事でしょう

そもそも、検閲が有るのだから、“泣き言”など 絶対に書ける訳など無いのです
死ぬ事の喜びに溢れた特攻隊員の遺書など 偽りの喜びでしかないのです 「無償の愛」 などではないのです

特攻を拒否できたのは、ほんの一部の凄腕搭乗員の生き残りだけだったのです
坂井三郎 岩本徹三 新藤三郎 などの生き残り歴戦搭乗員は戦後 みんな口を揃えたように
特攻作戦そのものを 痛烈に罵倒 非難しているのです

これは、永遠の0 原作に述べられている重要な主張と言えます
この高校生には、もう一度よーく読み直して御覧なさいと私は言いたい。


03. 2014年11月19日 14:18:49 : BR6M9hY9Pw
特攻隊員は日本の権力者に「殺された」のですよ。

04. 2014年11月20日 10:03:27 : s1AaoZsOya
日本が平和国家であり続けることが唯一日本のために理不尽な戦争に参加して戦死した英霊を慰める道だ、靖国に立て籠もって戦争を賛美し平和国家日本を戦争に駆りたてる人達が一番靖国の英霊を貶めている。

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