北朝鮮無人偵察機が韓国軍施設上空へ、戦闘機が緊急出動も取り逃がす・・韓国ネットは「ソウルまで来たらどうするんだ？」「米軍がいなくなったら…」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/427898/
2015年09月03日

韓国・聯合ニュースは２日、韓国と北朝鮮の高官協議が行われた先月２２日、韓国軍が中部戦線非武装地帯（ＤＭＺ）を縦横無尽に飛行していた北朝鮮の無人偵察機を識別したが、撃墜できなかったと報じた。

記事によると、北朝鮮の無人機は南北高官協議を２〜３時間後に控えた２２日午後、ＤＭＺ内の軍事境界線を越え、韓国軍の哨戒所上空まで飛来した。無人機は、韓国軍の低高度探知レーダーなどで補足され、韓国軍は対空警戒態勢を発令し、陸軍のコブラ（ＡＨ−１Ｓ）攻撃ヘリと空軍の戦闘機を緊急出動させた。

ヘリと戦闘機は１０分間ほど無人機を探したが、無人機はすでにＤＭＺの北に戻っていたという。この間、機銃射撃が行われたという情報もあるが、軍は地上からの射撃は行っていないとしている。

韓国内では、無人機を逃したことで軍の対応を「消極的」と非難する指摘が出ているが、韓国軍は「ヘリと戦闘機を緊急出撃させ、偵察機がＤＭＺより南下しないように阻止した」と説明している。

軍関係者は「ＤＭＺ上空では休戦協定で射撃が制限されている。哨戒所より南に来ていれば直ちに対応していた」としたが、軍事境界線の南側２キロ以内は韓国領空であり、「即時撃墜すべきだった」との指摘もある。また、ある政府関係者は「我が軍にＤＭＺ以南を飛行する北朝鮮無人機への対応マニュアルがないのであれば、大きな問題だ」と述べた。

この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「韓国も一度送ってみよう。北がどう対処するかが気になる」

「こういう極秘情報がなぜメディアに漏れる？」

「無人機に核爆弾を積んでソウルまで来たら、どうするんだ？」

「緊張感が足りなすぎる」

「６０年以上、韓国を守ってくれた米軍がいなくなったら、どうするつもりだ？自国を守れないとは無能」

「軍隊があれをキャッチしたのに、どうしようかと悩むこと自体が問題」

「北にも無人機があったか」

「韓国軍は不正に忙しくて北朝鮮の挑発に対応してる時間はない」

「軍内部の情報は報道しない方がいい。軍事機密が流れることはよくない」

「韓国軍にすぐに発覚されるものなど、無人機としての役割を果たしていない」

「国防予算は正しく使え」

「できることは、対北拡声器放送しかないか？」

（編集　ＭＪ）

コメント

1. 2015年9月04日 00:50:14 : jXbiWWJBCA 2015年9月3日　橘玲 中国・丹東、鴨緑江沿いの街から「謎の国」北朝鮮を覗いてみた ［橘玲の世界投資見聞録］ 8月４日、韓国と北朝鮮の軍事境界線に接する非武装地帯（DMZ）で地雷が爆発し、韓国軍の下士官2人が脚の一部を切断する重傷を負った。この事件を機に南北朝鮮の関係は一気に緊張し、20日には北朝鮮が韓国の拡声器に向けて砲撃し、韓国側も応射した。  北朝鮮は砲撃の直後、国境での韓国軍の政治宣伝放送を48時間以内に停止しなければ軍事行動を起こすとの書簡を韓国側に送った。17日からは米軍と韓国軍の年次合同軍事演習が行なわれており、北朝鮮の金正恩第一書記が前戦に「準戦時状態」を布告したとの報道も流れた。  幸いなことに8月25日未明、南北高官会談において、北朝鮮が地雷事故に遺憾の意を表明するとともに、韓国が政治宣伝放送を中止することで合意し、事態は解決へと向かった。北朝鮮が実質的な謝罪に追い込まれたのは、朝鮮半島の混乱を嫌う中国が金第一書記に強い圧力をかけたからだといわれている。世界から孤立した北朝鮮は、国家としての生命線を全面的に中国に握られており、中国の意に反することはできないのだ。  中国と北朝鮮の関係はどうなっているのだろうか。今年の5月、中朝国境の町・丹東を訪れたので、古くならないうちに紹介しておきたい。  北朝鮮対岸の街・丹東は中朝貿易最大の拠点 鴨緑江に面した人口240万の丹東（Dandong）は、20万人以上の朝鮮族が暮らす中朝貿易最大の拠点だ。空港もあるが市の中心部から15キロほど離れており、公共交通機関はなく、空港で客待ちするタクシーを利用するのは旅行者かビジネスマンだけなので、問答無用でホテルまで300元（約6000円）かかる。一方、2005年に開通した丹大高速道路なら大連まで約5時間、運賃は99元（約2000円）だから、このルートを利用して大連から往復するひとがほとんどだろう。  街の中心部はご覧のように高層ビルが建ち並んでおり、訪れたのが5月の連休だったからか、若いカップルの姿も目立った。  丹東の中心部。若いカップルの姿も多い 鴨緑江に向かう一角には朝鮮族のレストランが集まる通りがあり、20軒ほどが軒を並べている。名物は平壌冷麺だが、客のほとんどは中国人で、みんな焼肉を食べていた。メニューは韓国料理店とほとんど区別がつかず、私の語学力では、店のひとたちがここで暮らす朝鮮系中国人なのか、北朝鮮からの出稼ぎなのか、あるいはビジネスの機会を求めて韓国からやってきたのかはわからなかった。  朝鮮レストランが並ぶ一角 名物の平壌冷麺。店ごとにレシピはちがうらしい こうした大衆朝鮮レストランのほかに、鴨緑江の河畔には北朝鮮政府経営などの高級なレストランが並んでいて、豪華なチマチョゴリ姿の女性たちが歌舞音曲を披露してくれる。客の大半は中国人の政府関係者か富裕層で、夜は満席になるので予約が必須なのだという（以前、延吉で行ったので今回はパスした）。  チマチョゴリ姿の女性が入口に立つレストラン 休日とあって鴨緑江沿いの遊歩道は観光客で賑わっていた。彼らの目当ては“謎の国”北朝鮮を見ることで、ご覧のように川岸にはずらりと望遠鏡が並べられている。チマチョゴリ姿の撮影会も行なわれており、この一角全体が「北朝鮮テーマパーク」といった雰囲気だ。  対岸の北朝鮮を望遠鏡で覗き込む観光客 チマチョゴリを着て撮影会 こちらが鴨緑江の対岸で、マツタケらしきイラストが描かれたピンクの建物の前にトラックが何台か並んでいる。近くには、建築中の高層アパートと白のウォータースライダーらしき遊具もあった。  マツタケ（？）の絵が描かれた建物。トラックのまわりにドライバーらしき男たちが見える 建築中の高層アパートとウォータースライダー（？） 鴨緑江断橋は日本植民地下の1909年に建設された可動橋で、京義線の鉄道が走っていたが、1950年、朝鮮戦争で国連軍による爆撃を受け橋の中央部から北朝鮮側が破壊された。現在は観光施設として、断橋の先端まで歩けるようになっている。  観光の目玉、鴨緑江断橋 断橋の先端。隣に走るのは中朝友誼橋 午後になって雨が降ってきたが、せっかくなので遊覧船に載ってみることにした。断橋のたもとにも遊覧船の発着場があるが、たまたま入った旅行社ではバスで20分ほど、鴨緑江の上流まで行くとのことだった。  下がその遊覧船で、このあたりまで来ると工場は途絶え、対岸の雰囲気もかなり変わる。農家らしき低い屋根の家が並び、牛が草を食んでいた。  (Photo：©Alt Invest Com)      断端から20分ほど上流の遊覧船乗り場 (Photo：©Alt Invest Com)        対岸には農家らしき建物が見える 川岸には点々と緑に塗られた監視塔が建てられ、兵士の姿も見える。あいにくの雨で煙っているが、川岸を若い兵士が歩いている姿も撮影できた。  (Photo：©Alt Invest Com)      北朝鮮側の河畔に点在する監視塔 (Photo：©Alt Invest Com)                監視塔の人影 (Photo：©Alt Invest Com)           川岸を歩く若い北朝鮮兵士 川の中ほどまで来ると、一隻のボートが近づいてきた。遊覧船の客に煙草やタマゴなどを売りに来たらしく、横付けしたボートにひとびとが殺到してたちまち売り切れてしまった。どうやらこの「密貿易」が、わざわざここまでやってきて遊覧船に乗る理由らしい。  (Photo：©Alt Invest Com)        北朝鮮側から近づいてきたボート  (Photo：©Alt Invest Com)        「密貿易」で売られていたタマゴ 今回、丹東を訪れるにあたって望遠レンズを用意した。下がそれで撮った一枚。断橋の近くの工場らしき建物だ。  (Photo：©Alt Invest Com)                 断橋に近い工場 左の建物の入口あたりを拡大してみた。  恋人同士と思しき二人の兵士が向かい合って、女性の手が男性の顔のあたりに伸びているのがわかるだろうか。  奇怪な独裁体制下に置かれた北朝鮮の未来は明るいものではないだろうが、この若い二人の将来が幸多きものになることを祈りたい。  (Photo：©Alt Invest Com)       工場の入口で向かい合う男女の兵士 ●橘 玲（たちばな あきら） 作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部の大ベストセラーに。著書に『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』(ダイヤモンド社)など。中国人の考え方、反日、歴史問題、不動産バブルなど「中国という大問題」に切り込んだ最新刊『橘玲の中国私論』が絶賛発売中。●橘玲『世の中の仕組みと人生のデザイン』を毎週木曜日17時に配信中！(20日間無料体験中) http://diamond.jp/articles/-/77866

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