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韓国政府、現代自動車の燃費不正表示問題を２年間放置・・韓国ネットは「政府と大企業は家族」「庶民の違法駐車には厳しいのに…」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/429771/
2015年10月02日
韓国・ＣＢＳノーカットニュースは３０日、米国でのフォルクスワーゲンの排ガス不正問題を受け、韓国政府が国産車の燃費誇大表示問題を放置していたことが再び注目を集めていると報じた。
記事によると、韓国国土交通部は２０１３年９月に実施した調査で、現代自動車の「サンタフェ」と双竜自動車の「コランドスポーツ」の２車種の燃費が、報告と実際の検査で許容範囲の５％を超えていることを確認した。サンタフェは最大で８．１％、コランドスポーツは最大１０．５％、実際の燃費が悪かった。
韓国の法律では、燃費の報告が実際と５％以上の差があった場合、会社の売上高の０．１％、最大１０億ウォンの課徴金を賦課することになっており、国土交通部は当時「法に基づいて必ず責任を問う」としていた。
ところが、国土交通部はその後、約２年間何の措置もとらなかった。先月になってようやく制裁方針を両社に通知、聴聞手続きに入った状態だという。国土交通部関係者は「燃費の誇大表示への課徴金賦課は非常に敏感な問題。現代自動車と双竜自動車は表面的には反発を見せていないが、内部的には不満が大きい」と話している。このため、国土交通部も課徴金には非常に慎重で、年内に処分を決定できるかも不透明だという。
自動車業界関係者は「現代自動車によって１０億ウォンの課徴金を払うことは痛くないが、課徴金を賦課されたという事実自体が、国内外でのイメージを大きく損なうことになる」と指摘している。
この問題では、現代自動車は昨年８月、サンタフェ１４万台について最大４０万ウォンの被害補償をすると表明したが、双竜自動車は対策を明らかにしていない。
この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「道でタバコ吸ったくらいで必死になって罰金取るのにこういうことには寛大だな」
「国土部には現代車出身が多い。また退職後に現代車の役員になりたい人も多いから現代車に優しい」
「政府と大企業は家族だから、処罰しない」
「税金で給与もらってるんだから職務を果たせ」
「庶民の違法駐車には厳しいのに、大企業は罰しない」
「罰金１０兆ウォンくらいにしないと納得いかない」
「フォルクスワーゲンは凶器車ではない」
「もっと国際的に恥をかいた方がいい」
「販売中止が妥当」
「これでは現代車は発展できない」
「フォルクスワーゲンとどんぐりの背比べ」
「これが韓国政府のレベル。ドイツ政府とは天と地の差」
（編集 ＭＪ）
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