拉致犯罪の北朝鮮豚共！

日本が同国内の拉致被害者に向けて放送している「ふるさとの風」「しおかぜ」が、北朝鮮の妨害電波(ジャミング)をほとんど受けずに、良好に受信できている。かつては強力なジャミング攻撃があったものだが、これが最近はほとんど消えているようだ。これらの放送は、日本語と朝鮮語で放送されているが、朝鮮語は言うまでもなく、北朝鮮国民に向けての放送である。

北朝鮮では、外国からのラジオ放送を聴くと即時逮捕の上、連行され、生きて帰ってこられないといわれる。ところが最近の調査によると、北朝鮮国民の実に21％の人々が、外国からのラジオ放送を聴いていることが判明した。それも、警察や軍など、体制側の人々の間にも浸透している模様だ。これだけを見て金王朝への忠誠心が揺らいでいるとは断定できないものの、強固な体制にひび割れが生じていることは間違いない。

第70回国連総会第3委員会で反共和国「人権決議案」が強行採択されたことと関連して、11月21日に朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマンは次のような内容の談話を発表した。
米国の操りの下に、EUと日本が作成して提出した「決議案」なるものは、最初から終わりまで虚偽と詐欺、悪意に満ちた誹謗、中傷に一貫されている。
米国の対朝鮮敵視政策の集中的表れであり人権の政治化、選択性、2重基準の典型的実例である反共和国「人権決議案」を共和国にたいする極端な政治的挑発問題として断固、かつ全面的に排撃する。
「決議案」の主要発起国となった国々の偽善的正体を暴露し、不純な政治的目的の達成のために共和国の誠意と協力意志を故意に無視し、持続的に共和国を圧迫しようとするのは絶対許されないと指摘した。
また、共和国の人権実相を直接見るようにとEU人権担当全権代表と国連人権高等弁務官をはじめ関係人物を招請しており、人権分野における真の対話と協力を行おうとする意志と雅量も示したのにもかかわらず、到底納得できない政治的理由といかなる外部的要因を口実に朝鮮訪問を取り消しては敵対勢力と共謀して反共和国「決議案」を再び持ち出したEUの態度を糾弾した。
談話は、米国と西側諸国の操りの下に、国連が反共和国謀略舞台になっている状況のもとで、それに相応の措置を講じていくであろうと明らかにした。

http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?0+94151