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「日本は侵略を正式に謝罪していない」＝人民日報が「外国人が見る抗日戦争」特集記事を掲載―中国
http://www.recordchina.co.jp/a109103.html
2015年5月18日(月) 12時3分
2015年5月17日、人民日報は「外国人が見る中国の抗日戦争」という一連の特集記事で、「パキスタン国立科学技術大学政策・公共管理主任」という肩書の人物による「日本は侵略の歴史に対する公開、正式の謝罪を行っていない」と題した記事を発表した。以下はその概要。
今年は世界反ファシズム戦争勝利70周年、そして中国の抗日戦争勝利70周年に当たる。東方の主戦場として、中国の抗日戦争は世界反ファシズム戦争の重要な一環をなしている。長きにわたる苦しい戦いの中で、中国政府と人民は巨大な損失を被りつつ、大きな貢献をした。日本の侵略者たちは南京を攻め落とすと、無残な大虐殺を行い、一般市民を含む30万の中国人が惨殺された。
中国人は国内で抗日戦争を戦う中、周辺国の反ファシズム戦争を積極的に支援した。中国の遠征軍によるビルマでの作戦は称賛に値する歴史となっている。中国軍はイギリス軍と協同で日本軍に立ち向かい、重要な勝利を手にした。また、中国はベトナムやタイ、朝鮮などの周辺国での反ファシズム戦争を支援し、日本の侵略者に対するアジア人の勝利に大きく貢献した。70年がたち、戦争の硝煙は消えても、中国政府は定期的に様々な行事を行ってこの歴史を記念している。それは歴史を尊重し、歴史を鑑とすることで人類が再び戦争の淵に陥らないようにするためで、地域と世界の平和に積極的な作用をもたらしている。
だが、当時の侵略者であった日本は戦後の反省という面で大きな問題を抱えている。戦争の歴史に対する日本政府の態度は、かつて日本の侵略を受けた中国などアジア人の感情を深く傷つけている。日本では歴史教科書の改ざんや、史実の意図的なねじ曲げが起こり、政府要人が複数回にわたってA級戦犯をまつる靖国神社を参拝している。一連の行動は日本政府が歴史を尊重しておらず、反省もしていないことを物語っている。かつて日本人の侵略に苦しみぬいた中国人に対して、日本による公開、正式の謝罪は行われていない。日本は正しく歴史に向き合い、尊重し、国民に歴史の真相を正しく知らせなければ、かつて侵略を受けた国々と国民からの許しを受ける機会は得られないだろう。（翻訳・編集/岡本悠馬）
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