8日、高速鉄道は人々の移動に多大な利便性をもたらすが、それは軍事面でも同様だ。高速鉄道は中国の最新秘密兵器だという。

高速鉄道は中国の「最新秘密兵器」、軍事力を迅速に移動―露メディア
http://www.recordchina.co.jp/a113543.html
2015年7月11日(土) 14時20分

2015年7月8日、環球網によると、露メディア・スプートニクは同日、高速鉄道は人々の移動に多大な利便性をもたらすが、それは軍事面でも同様だと伝えた。高速鉄道は中国の最新秘密兵器であり、これを利用することで、軍事力を迅速に移動させられるようになったとしている。

部隊の迅速な輸送を実現させることは、周囲を取りまく14カ国との関係を考慮した上でのことだ。中印国境には紛争が今も続き、中国南部ではミャンマーとの国境に不安定要素が潜んでおり、西部はキルギスタンやタジキスタンと、北部は北朝鮮と国境を接しているが、民間施設を利用することで素早く対応できることになる。

国防総省米陸軍対外軍事研究室（FMSO）は6月に発表した報告書「OEウオッチ」で、この新たな交通手段は進歩の1つであり、軍が兵営から高速鉄道に乗るようになれば、部隊の移動速度は大幅に向上すると指摘している。中国は世界最大の高速鉄道網を有しており、中国政府は2020年までに路線をさらに増やす計画だ。（翻訳・編集/岡田）

コメント
1. 2015年7月12日 09:42:34 : 9Rl1jJIGHM 高速鉄道が軍事輸送を考慮していると言っても、電気運転だから、破壊工作に弱い。沿線の変電所をやられたら、運転できなくなる。かつての日本の陸軍は、東海道本線の電化に強硬に反対していた。このため、戦前の電化区間は東京〜沼津間と、京阪神地域に限られていた。 静岡県内の浜名湖にかかる鉄橋が、敵の軍艦の艦砲射撃で破壊されるとして、浜名湖を迂回する二俣線を敷設させた。(現在の天竜浜名湖鉄道です。) 中国大陸は広大だから、隅々まで当局の監視が行き届かない。チベットや東トルキスタンなど、独立を目指す地域では当然、破壊工作が行なわれるだろう。鉄道の輸送は脆弱な面が大きく、これに頼るというのは、中共当局が「戦訓」不足なのだと思います。

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