中国北京のラーメン店、スープの底に乾電池！？ミス認めるも７５万円の賠償は拒否
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2015年09月09日

香港ニュースサイトの東網は８日、北京にあるラーメン店で最近、客が食べたラーメンのスープの中に乾電池１つが誤って入っていたことが分かり、客らが計４万元（約７５万円）の賠償金を支払うよう店に求めたが、店側は拒否したという問題について伝えた。

報道によると、友人や妻と計４人で北京・三里屯にあるラーメン店を訪れ、食事をした男性がラーメンの丼の底に乾電池が沈んでいるのを発見し、店に苦情を伝えた。

店側は男性らに対して「調理中にタイマーが高い所から落ちてしまい、店員は電池が料理の中に入ったことに気付かなかった。電池が煮込まれていたわけではない」と釈明し、作業の落ち度を認めた。

この丼のラーメンは４人とも食べており、乾電池から有害物質が流れ出た恐れもあるとして、男性らは店に対し「１人１万元」の賠償金を求めた。しかし店の責任者は「２０００元の賠償にしか応じられない」として計４万元の支払いは拒否。男性らはこの件を市の工商局や食品薬品監督管理局、消費者協会などに伝え、回答を待っている。男性は病院で有害物質についての検査を受けたが、まだ結果は出ていないという。

（編集翻訳　恩田有紀）

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