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日本兵と日本酒を酌み交わしたおじいさんの言い付け=「日本人を憎んではいけない、自分の目でしっかり物事を見なさい」―中国人
http://www.asyura2.com/15/china7/msg/349.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 03 日 16:21:05: igsppGRN/E9PQ
 

国税庁はこのほど、日本国内で国産の米や水を原料に製造された清酒だけを「日本酒」と呼べるようにすることを提案した。そうしたなか、長春理工大学の李爽さんは、日本酒をめぐる中国人と日本人の交流について、作文に次のようにつづっている。写真は日本酒。


日本兵と日本酒を酌み交わしたおじいさんの言い付け=「日本人を憎んではいけない、自分の目でしっかり物事を見なさい」―中国人学生
http://www.recordchina.co.jp/a122358.html
2015年11月3日(火) 12時55分


国税庁はこのほど、日本国内で国産の米や水を原料に製造された清酒だけを「日本酒」と呼べるよう酒類業組合法を改正することを提案した。背景には、安価ながら質のいい「日本酒」が中国などで製造され出回っていることがあるようだ。そうしたなか、長春理工大学の李爽さんは、日本酒をめぐる中国人と日本人の交流について、作文に次のようにつづっている。

私のおじいさんは、私が子どもの時からよく、「日本酒はいい」と言っていましたが、どうしておじいさんがこんなに日本酒が好きなのか理解できませんでした。

おじいさんが若い時、ちょうど日中戦争が行われていました。おじいさんは兵士として、瀋陽で戦争に参加しました。兵士の生活はとても苦しいです。おじいさんは敵の日本人をひどく憎みました。

ある日、おじいさんは深手を負ってしまいましたが、日本の兵士に救われました。その兵士はおじいさんの面倒をよく見てくれました。そして、おじいさんととても仲が良くなりました。日本兵は自分のことや、自分の家族のことをよくおじいさんに話してくれたそうです。その時、「日本人にもいい人がいる」とおじいさんは思ったそうです。

兵士と一緒に生活している間に、おじいさんは日本語も覚えました。それだけでなく、日本酒も大好きになりました。二人は日本酒を飲みながら、未来を語り合いました。兵士は「日本酒の中には家族の温かさがある」と言ったそうです。そして、日本酒は二人の「友情をつなぐ橋」として、彼らの感情を深める役目をしました。

戦争が終わって、その兵士は日本に帰る前に、おじいさんに日本酒を1本くれました。「これは最後の1本だ。お互いに元気でいよう」と言って別れました。その後、二人は二度と会うことはありませんでした。あれからおじいさんは、いい日本酒を探すために、どんな遠くまでも出かけていきました。それに、中国人に日本酒の良さを一生懸命話しました。最初、みんなは、おじいさんの行動を理解できませんでしたが、落胆することなく、いっそう熱心に、みんなに日本酒を広めました。

おじいさんはわざわざ日本へ行って、日本酒の文化と作り方を学びました。おじいさんは中国で日本酒醸造所を開設したいと思っていましたが、さまざまな理由で実現しませんでした。「日本民族はいい民族だ。日本酒の中に日本民族の精神がある。確かに彼らは私たちを傷つけたけれど、私たちは勉強しなければならないところがたくさんある」とおじいさんはみんなに言います。おじいさんは私によく言いました。「日本人を憎んではいけない。自分の目でしっかり物事を見なさい。勝手に判断したり、一方的に物を見てはいけない」と。

おじいさんの影響で、私は大学で日本語を選びました。私はどんどん日本が好きになっています。日本人は自然を愛する民族です。日本人は常に向上しようとする民族です。日本人は自分の文化と風習を大切に守っています。中国ですでに絶えたたくさんの伝統的行事は日本に定着しています。外国の長所を取り入れ、自国の文化を作ってきました。日本の歴史は長くありませんが、光り輝いています。

おじいさんは日本と中国が共に発展する姿を見たいと言っていました。おじいさんは中国の人たちに、自分の日本人に対するこの感情を理解してほしいと願っていました。おじいさんはこの世を去る時、「日本酒をもう一度飲みたい」と言い残しました。(編集/北田)

※本文は、第七回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集「甦る日本!今こそ示す日本の底力」(段躍中編、日本僑報社、2011年)より、李爽さん(長春理工大学)の作品「日本酒をもう一度飲みたい」を編集したものです。文中の表現は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報社の許可を得て掲載しています。


 

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コメント
 
1. 2015年11月03日 19:53:50 : v1gbxz7HNs
ボルドーワインはボルドー地方で作られたものだけが名乗ることができる。
しかしワインは世界中で作られているよな。

同様に日本酒のうち伏見酒は伏見で造られた酒だけが名乗ることができようが、日本酒自体はどこで作られようが日本酒ではないか。それとも中国工場で作ったら菊正宗も中華酒と言わねばならんのか。

出生地主義純血主義もここまでくると民族主義的様相を帯びる。学校でテストを解くことだけが得意だった無知無教養な輩が官庁の要職を占めるようになり、日本の制度は急速に劣化しつつある。


2. 2015年11月03日 20:18:13 : wPAs8CRB32
非シャンパーニュ産のシャンペンにはvin mousseau(泡ワイン)という名称が与えられているけれど、
非日本産の「サケ」には適当な名称が与えられていないのが日本政府の片手落ち

3. 2015年11月04日 05:16:21 : YaegIPKLG2
輸入小麦で作っても「地」ビール。まぎらわしいぞー。
讃岐ウドンはオーストラリアの小麦だそうだ。讃岐三白.......

正しい日本料理を世界に普及させよう、とか馬鹿なことも言ってたな。
「正しい」日本料理って何だ。
カレーライスか。牛丼か。卵かけご飯か。
中華で天津飯出しちゃいけないっていわれたら困るだろうが。


4. 2015年11月04日 06:22:12 : xqEk6mxhpE
日本主催の日本語作文コンクールで日本を貶めるような作品が選ばれる筈がない。入賞したいのなら・・・・・・

ここのところ抑えておきなさいよ1wwww


5. 2015年11月04日 15:40:10 : v1gbxz7HNs
先年までやってた国産ウイスキーの朝ドラ。あれなんかどうなるんだ。ウイスキーはスコットランドだけ、ということになれば、あれは国産ウイスキー風アルコール飲料ということになるのか?

文化の囲い込みはやめとけ。広げてなんぼだ。漫画も自由、勝手にやらせたからここまで広がった。利権を作りたい奴だけが囲い込みをしたがる。

キャプテンで利権作りをしていた頃、90年代初頭だが、当時キャプテンの利権を犯す自由なインターネットをどう規制するかを本気で議論していた。

ソフトウェア産業の利権を侵すフリーソフトの規制も検討されていた。
こういう規制というものの裏には、常に利権が横たわる。
大体TPPの時代にこんな囲い込みが通用するもんかね。


6. 2015年11月05日 00:36:02 : wPAs8CRB32
>>5
ウィスキーの場合は、スコットランド産の本物はwhisky、アメリカ産の偽物はwhiskeyとつづる、とかの規則があったのだが、

日本産は図々しくもスコットランド製法のコピーだからスコットランド産と同じ扱いでいい、とか居直ってwhiskyと名乗っている様子

日本酒の定義を規制するならば日本製ウィスキーもwhiskeyとするのが正しいと思われるのだが(外国人でも日本メーカーのひも付きでない頑固な人はこうつづっている)


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