3日、北京市交通委員会が深刻な渋滞が発生している北京市で2016年から試験的に渋滞料を徴収すると発表したことについて、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は北京の渋滞。

渋滞緩和のため北京市で来年から「渋滞料」を導入＝中国ネットは「こんな政策は強盗よりも恥知らず」「無能と無恥の表れ」と猛反発
http://www.recordchina.co.jp/a124473.html
2015年12月5日(土) 5時59分

2015年12月3日、中国新聞社によると、北京市交通委員会は深刻な渋滞が発生している北京市で2016年から試験的に渋滞料を徴収すると発表した。

北京市交通委員会によると、小型車などに対して厳格に交通制限を実行し、車両の保有台数についても厳しくコントロールする。また、経済的な手段を通して小型車の使用頻度を抑え、2020年までに市内中心部の小型車の割合を25％以内にする。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「こんな政策は強盗よりも恥知らず」
「無能と無恥の表れとしか言いようがない」

「渋滞するのは仕方がないとして、そのうえ金を取るのか！？」
「バス専用道路は実行しないのに、お金を取ることは積極的なんだな！」

「数年前は自動車購入を促進しておいて、今度は乗るなと言うのか。なんと愚かな政策だ」
「渋滞は政府が責任を取るべき問題じゃないのか？公共の交通と道路が整備されていないのが原因ではないのか？なぜ市民に清算させるのだ？」

「一人っ子政策も終わったしな。次は人頭税でも取るのだろう」
「渋滞するからお金を取るのか？もっと民衆のためになることが考えられないのか？お金を取る事しか能がないのかよ！」（翻訳・編集/山中）

コメント

1. 2015年12月05日 23:41:10 : gjSWR86AiA : u0glpiXsZGg 自動車の増加に道路インフラの建設が進んでいない。社会インフラの建設には膨大な費用と時間がかかるものだが、先進国でも困っているのに、未整備の中国大陸で自動車増加を推進したら、こうなることは分かっていたはずだが。 やはり中国大陸に真に必要なのは、大都市の路面電車だと言う当方の主張が、重みを増してきたな。 北京・天津周辺で深刻な大気汚染、70都市のうち31都市で重度汚染―中国 http://www.asyura2.com/15/china7/msg/494.html 投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 30 日 18:53:45: ●当方の投稿です。 http://www.asyura2.com/15/china7/msg/494.html#c1 1970年代末期から本格的に推進された、中国大陸の改革・開放経済。これの手本とされたのが日本だが、その当時の日本は路面電車が減らされる一方であった。中でも最大の出来事だったのが、京都市電の廃止であった。中共指導部は、手本になる日本が、路面電車を廃止するので、それを参考にしたんじゃないかな。 京都市電最後の夏 https://www.youtube.com/watch?v=7VfTO8mam50 ●中国人に人気の京都に、市電がないのは寂しいです。 一方、先進各国では路面電車が次々と建設されています。 オーストラリアのゴールドコーストのライトレールを紹介します。 G:link - Gold Coast Light Rail https://www.youtube.com/watch?v=kXg-7kxdKmw ここは中国人も多く訪れるので、乗ることにより良い経験になると思いますが、中共指導部は「国威」に拘るので、高速鉄道にはやたら力を入れても、このような路面電車には無関心な感じがします。 オーストラリアは自動車社会ですが、その自動車社会が交通事故の多さに悩んでいます。そのため、都市部のライトレール建設を進めています。中国大陸が真の意味で先進国になるには、路面電車のような国民生活に資する社会インフラに力を入れるようにならないといけません。でも、それはいつの日なのか、さっぱり見当もつきません。

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