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「集団的自衛権行使」に関する憲法学者の発言に端を発し、違憲合憲の議論が華やかである。
この集団的自衛権行使の相手国は、アメリカやウルグアイやチャドやニジェールではない。地政学的に見て、中国や北朝鮮以外には考えられない。しかも、両国共に民主主義国ではない。
モノの本によると、民主平和論（democratic peace theory）に基づく国際関係論に於いて、民主主義国間における紛争は有り得ないのだそうだ。但し、これは物理的な紛争という意味であって、インターネット上で展開される情報空間のハッキング紛争はその限りではない。また宗教上の理由という中東のような紛争地域も除外される。
中国について言うならば、国民が主権を有していない中国共産党指導体制によって成り立っているため、利権と賄賂が横行し共産党幹部以外はうだつの上がらない人生を送ることになる。従って特権階級に入り込むために「人民」は努力するのだが、それは元からいる特権階級の人々の富を更に豊かにする道具でしかない。
鄧小平以降、中国は変わった！今や世界のリーダーだ！などと信じ込んでいるのは、リチャード・コシミズこと輿水正を信奉する新興宗教団体『独立党』のメンバーくらいのものである。もっとも、嘘つきである輿水正の言うことを真に受けるのは、社会的に見ても情報弱者の中高生くらいのレベルでしかないが。
アメリカの新自由主義の源泉とも言えるミルトン・フリードマンは、「差別（格差）を生み出すのは市場にあらず」と説き、差別（格差）を声高に叫ぶのはマイノリティー、それも極く少数の意見であるとした。言い換えると「あなたの財布がスッカラカンなのは、誰のせいでもなくあなた自身の責任ですよ」と言っているのだ。それに懲りたアメリカ国民が大きな政府を主張する民主党大統領として、オバマを選択したのである。間違っても、輿水正が言うようなオバマが隠れユダヤ人だからではない。また、輿水が世間知らず連中を騙して金儲けを企んだところで、所詮はホッピー代金くらいしか稼げないのは、ユダヤのせいでも誰のせいでも無い。単純に輿水の能力不足なだけなのだ。
トマス・ピケティの『２１世紀の資本』や『新・資本論』を読むと分かるが、彼は残念だがノーベル賞には該当しないだろう。理由は幾つかあるが、資本主義的社会主義が実現しているフランスでなら、彼の理論は通用するかも知れないが、ＥＵ域内を初め他国では無理があるだろう。ｒ＞ｇ（rate of return of capital to exceed the economy's growth rate「資本の利益率は経済の成長率を越える」）がＴＥＤで発表された当時、大変に注目され著作も爆発的に売れたが、果たしてそれ以上に得るものはあっただろうか？
話を戻そう。
世界の常識であるところの「集団的自衛権行使」に関して、ヒステリックに「戦争を惹起する解釈だ！」などと叫ぶ幼稚な輿水正のような輩は、すっかりサヨク主義に陥った不勉強者と見るべきだろう。これらの連中は総じて「日本国は破綻する！」「国債は暴落する！」「ハイパーインフレが起きる！」等、根拠のないデマ情報を好む。そんなに日本が危ないと思っているなら、さっさと中国でもどこでも行けばいいと思うのだが、一向に日本を脱出する気配が無い。また、それらセンセーショナルな言葉を羅列しているにも関わらず、その予測自体が当たったためしが無い。つまり、嘘つきなのだ。その典型がジャーナリストや売文稼業を夢見る輿水正である。
加えて、現在の論争の焦点であるところの集団的自衛権は、あくまで「自衛権」の話である。何をどう間違ったら「戦争を起こすため」などと、意味不明な解釈の仕方になるのだろうか？これは、輿水正のような輩が意図的に捻じ曲げて情報を発信しているだけのことである。このようなバカ共が戦争を仕掛けてきた国に対して「話し合いで解決を・・・」などと、寝言を言うのだ。
警察にケンカを売るヤクザはいない。何故なら、負けると分かっているからだ。その辺りは中国を見ているとよく分かる。何故、南沙諸島の埋め立てを止めないのか？答えはカンタン。勝てると思っているからだ。尖閣諸島の領海侵犯を止めた理由は、日本が本気になるのが怖いからだ。それよりも擦り寄った方が自分に都合が良いと判断したから、ＡＩＩＢ参加を呼びかけたり人民元建て債券を日本で販売したりするのである。ちなみに、債券を引き受けた三菱ＵＦＪ銀行は苦戦するだろう。年利３％というが怪しいものである。輿水正のようにシャドーバンキング（信者の財布、返金の必要ナシ）を利用するほうが、資金調達しやすいだろう。年利５％を超えたら危険水域である。
また、ＧＰＩＦの資金をユダヤが狙っていると言うが、これもウソである。ＧＰＩＦの資産は株価の上昇と円安に連動して既に１０兆円以上、増えている。輿水は嘘つきで思いつきでものを言うから、株価下落と円高でＧＰＩＦ資産が２０兆円減ったことは言うが、既にその２０兆円が戻った上に、更に資産が増えていることは言わない。それを言うと、自分の「ユダヤガー！」理論がウソであることが、信者共にバレてしまうのが怖いからだ。嘘つきらしい考え方である。
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