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カルトの教祖や詐欺師は、「権威妄信者」を騙す達人である!
http://www.asyura2.com/15/cult14/msg/866.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2015 年 7 月 28 日 16:12:58: tZW9Ar4r/Y2EU
 


カルトの教祖や詐欺師は、
権威妄信者をいとも簡単に騙す達人である!

権威妄信者にとったら、
カルトの教祖や詐欺師は、
まさに、彼らにとっての「権威」そのものなのである。


※詐欺師やカルト教祖は、
 一般的には、反権威の象徴だが、
 権威を希求する権威主義者にとったら
 彼らのような権威主義者の操縦法に長けた
 連中(カルト教祖や詐欺師)は、
 権威主義者の足元を見る天才である。

〜補足〜

少し前にオウム事件関連の番組が、
結構、テレビ放送されていた。

その中で、
オウム真理教の信者に、
高学歴の信者が多いとか、
反抗期のない素直ないい子が多いとか、
よく語られていた。

なぜか?

それには、
テレビ局は、
例によって言及しない。

そのかわり、
例によって私が言及しよう。

私の勝手な想像だが、

彼らは、
「オギャー!」とうまれてから、
しばらくは、
親を権威とし、
依存し、寄生し、
信奉し崇めるて生きる。

しかしながら、
しばらくすると、
社会というものの存在に気付き、
親以外にも寄生したり、
依存したりできる他の「権威」が、
あることに気付く。

その時から、
親はお役御免である。
「今まで権威でいてくれて、ごくろうさん」

てなわけである。

そして、彼らは、
親を凌駕する新たな権威探しの不毛な旅を始めるのである。

結局は、これは権威を求める、
権威を渇望する権威主義者の
終わりのない旅なのであるが、

彼らにとって、
その新たな権威の中身は、
簡単に言えば、
どうでもよく、
単に、
今まで権威としていた親と少し毛色が違っていれば、
それでいいのである。
親と比較すると少し異彩を放っていればいいのである。
ただそれだけである。

なぜなら、
彼らは、
縋ることしか考えておらず、
自分で自分の道を切り開いていこう等とは、
まったく考えず。
縋る存在がいればいいだけで、
縋る存在の中身はどうでもいいのである。

彼らは生を受けたその日から、
権威あるいは、
何者かに支配され、
依存し、
寄生し、
帰依し、
信仰し、
依拠とする権威を求め続けることが、
人生だと、おおいなる勘違いをしているのである。

これと、
我が国の受験勉強(受験テクニック)の成熟度や、
親にとってのいい子(良い子)とは、
なんら関連性がないのは、
誰もが承知していることである。

したがって、
彼らが探し求める権威の正体が、
詐欺師であっても、
カルトの教祖であっても、
軟体動物のタコでも、
哺乳類のたぬきであっても、
0歳児の赤ちゃんでも、
一向に構わないのである。

ようするに、
中身や内容は問わず、
己が権威として崇めたり、
依存できたりすることが可能であれば、
何だっていいのである。

イスラム原理主義だろうが、
共産主義だろうが、
新興宗教だろうが、
ネズミ講だろうが、
自分が、
その対象物に、
対し勝手に権威付けが
できれば、いいのである。

思想や信条や宗教や哲学やイデオロギーを
声高に叫んで、
それを普遍的な真理のように主張する輩がいるが、

彼らの本質は、
思想や信条や宗教や哲学やイデオロギーを、
自分の中で、
自分が信仰する権威にまつりあげて、
自己満足しているだけなのである。

本質的に、
その手の思想や主義主張や、
信条や宗教やイデオロギーに支配されたり、
それらを権威として崇める
人物に共通する特徴は、
それらに対し過度の「権威主義」的傾向が強いということである。

ようするに、
それらは、
他人(権威)の考えに単に思考停止して、
追随しているだけなのである。

実際に我々日本人も、
戦前は天皇を現人神と崇め、
権威として崇め、
愚かなる信仰と愚かなる行為にどっぷりつかり、
地獄の苦しみを味わったのである。

しかしながら、
その愚行を既に忘れ去り、
新たな地獄の苦しみを味わう為の、
ステップを自ら、
確かに踏み始めているようである。
 

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