日本人のある種の美徳ってのかな、これが背乗りに逆利用されて
洗脳されてきた節があるのだよ。
よく観察してみればいい。
マスメディアの無職とか金稼げないものへの差別を見れば。

そもそも金食い虫の背乗り官僚もしくは、業界関係者だの商工会の幹部共と
経済振興だのと大義名分でいつも飲み遊んでいる地方公務員
国会・地方議員と
ニート引きこもりとどっちが害悪なのか。
ニート引きこもりは親が食わしてやってるから
本質的には無害なのだよ。
しかし前者は税金で遊びほうけている。

つまり無職でいるくらいなら
たとえブラック企業やピンハネ派遣でも良いから労働者という身分で
いたいという価値観を植えつけることこそが背乗りの洗脳なのだよ。

ヨーロッパには、ランティエという思想がある。
働かずに生きていく方法があるならその方が良いという思想である。
またキリスト教では、肉体労働は罰ゲームであるという
のもある。
そのことはマスコミでは決して強調されない。

日本で無職が多い。もしくは、職場のミスマッチが多いのは
日本のサービス業肉体労働が世界的に見ても労働強化というか
キツイ過酷だからである。
警備業でいえば、警備員の多くは、付帯業務という名の元で
警備以外の業務
掃除だの案内係りだの店員
と同じふるまいだの現場作業の手伝いだのをやらされる。
飲食ならば、皿洗いから便所掃除ホール係りまですべてやらされる。

翻って
欧米や発展途上国全般は、サービス業肉体労働は、分業が徹底している。
警備ならば付帯業務なんて絶対やらない、警備は警備が仕事であり
掃除だの案内は、そういう人間を雇えといわれる。
しかも掃除だの案内をやれば、そういう職業の人間を仕事を奪うものであり
自分が他人の生きる権利を奪うものであり
自分の契約した仕事以外は絶対やってはいけないというのが
掟である。
飲食も同じ、皿洗いは皿洗い便所掃除は便所掃除。
日本ならホール係りがこぼしてひっくり返したら
手伝わないと何をぼさっとしてるんだって怒鳴られる。

海外は、ある程度不器用スキルの低いものでも就業できるし
過労死する程働かされないが
日本はキツいということ、しかも賃金は決して高くない。
御用経済評論家だのが賃金は高いというが
物価が高いのだからそりゃあただ貨幣価値という点ではそうみえるだけで
物価を考慮した指数ならば、著しく低いのである。

すべてが背のりが日本人から労役を搾取するためである。

そのことを目覚めたほうが良い。

日本じゃ学校で掃除する時、制服のままでしょう。あれじゃ制服が汚れますよ。清掃員は、清掃員の服を着ています。そうでなければ、本格的に掃除できない。日本の学校がおかしいと言うか、日本社会がおかしいのです。