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当たり前ですがリスク換算すると、仮にガン発生が100mSvで0。5%増としても、発がん率は交通事故の10分の1以下です
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/153.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2015 年 3 月 03 日 05:51:11: 8rnauVNerwl2s
 

https://twitter.com/ishiitakaaki/status/571605051015213056

石井孝明
‏@ishiitakaaki
当たり前ですがリスク換算すると、仮にガン発生が100mSvで0。5%増としても、発がん率は交通事故の10分の1以下です
RT「除染目標の年間1 mSv」、こだわるべきではない http://agora-web.jp/archives/1631258.html

「除染目標の年間1 mSv」、こだわるべきではない
GEPR

川合将義 
高エネルギー加速器研究機構名誉教授

原発事故の起こった福島で、機会あればさまざまな形で原子力と放射線についいて説明しています。原子力にかかわってきたものの責務であると考えるためです。除染をめぐって、長期目標に設定された年間追加被ばくの1mSv (ミリシーベルト)が正しいのかということを、頻繁に質問されます。私の行う説明を皆さんに紹介し、少しでも福島、また日本の皆さんの不安を和らげたいと考えます。

結論を述べると、年1mSvという基準は過剰に安全に配慮したものです。それにこだわる必要はありません。
(1)1mSv/年のリスクはどの程度か

放射線の被ばく影響は、広島と長崎原爆被災者に対する放射線影響協会の疫学調査で調べられています。右図に示すように、200mSv以上で、過剰相対危険度(リスク)が、被ばく量とともに上昇すること、ほぼ線形になっていることが分かります。民間団体で世界各国の政府に放射線の防護基準を提言するICRP(国際放射線防護委員会)は、この結果に基づいて、100mSv被ばく当たり(生涯)がん死亡率は0.5%と評価しました。ただし、これは放射線防護の考え方を論じたものであって、その確率で必ずがんになるということではありません。そして、放射線に関わる業務を行っている職業人の被ばく限度は、平均的には20mSv/年としています。(5年間積算で100mSv、単年度で最大50 mSvというのが規則)
図1
http://livedoor.blogimg.jp/ikedanobuo/imgs/0/d/0df90d31.jpg

出典:小笹:京都府医大誌, 120, 903(2011)

図1は原爆の被爆者とインドの高線量地域の住民の疫学調査の結果ですが、100mSv(0.1Sv)以下の被ばくは共に健康被害が観察されないことを示しています。

これを交通事故死のリスクと比較します。この場合に、気をつけなければいけないのは、単位をそろえることです。交通事故死は、よく10万人当りの死者数で表されていますが、上記の放射線の影響は、生涯死亡率の増加で表されています。生涯死亡率は、概ね平衡状態にあると考えれば、その年の死者数の割合で計算できます。

原子力学会の放射線影響部会が著したサイエンスポータル第225号より採った2008年の我が国死者数と死亡内訳を表1に示します。これによれば、生涯死亡率について、がんが30.1%、交通事故死が0.66%です。その放射線被ばく100mSvによるがん死亡率0.5%は、交通事故死の0.66%とほぼ同等であることが、分かります。

また、この時の全死者数約90万人から10万人当りの死者数の4.5人と割合(リスク係数)の4.5x10-5が得られます。上表により、放射線を業務とする人と一般人のリスク係数を計算してみます。  
職業被ばく 20mSv/年: リスク係数= 9x10(-6乗)   
一般人   1 mSv/年: リスク係数=4.5x10(-7乗)

http://livedoor.blogimg.jp/ikedanobuo/imgs/f/9/f9421f68.jpg

上記の値は、ともに交通事故の場合の5.9x10(-5乗)に比べれば、かなり小さく、この値を超えたからと言って、危険を示唆するものではありません。

(2) 低線量被ばく影響

広島•長崎原爆による被ばく影響の調査やその後の医療従事者や原発作業者に対する調査結果において、100mSvより低い線量では、影響が低いために統計的に有意なデータが得られていません。一方で、がんの放射線治療において、100mSvの低線量全身照射や免疫をつかさどるひ臓への照射が、がんの転移に対して抵抗が増すという東北大の坂本博士の報告があります。がん患者という正常者とは違った状況にあるため、同一視できないかも知れませんが、これは朗報と言っても良いと思います。とにかく低線量であれば影響は低いということは信じてよいでしょう。

人は、自然放射線にさらされています。それでも、がんが多発することはありません。がんの発生は、人の細胞中のDNAが異常を来たし、異常な速度の細胞分裂を起こすことによって起きます。そのDNA損傷は、放射線やストレスによって作られた活性酸素や、放射線が直接DNAに当たってできます。しかし、損傷したDNAの多くは修復再生されます。また、再生し損ねて生み出された異常細胞は、アポトーシスといって自然消滅したり、白血球などによってほぼ駆除されたりします。

このように人体には、何段階もの放射線に対する防御機構が備わっています。ただし、それらの機能は個人差があり、また若いほど強いと言えます。老齢化して免疫力が弱くなると、体内にひそんでいたがん母細胞が突然に増殖し出して、発ガンするようになります。そのため、特別に被ばくしなくても男子の場合30%の人ががんによって死亡します。

100mSv以下の低線量被ばくよりも、ストレスの影響は大きいとされています。一つのデータを示します。産業医大・放射線衛生学講座「放射線学入門」中の資料によれば、活性酸素によるDNAの2本鎖切断が、放射線を浴びた場合も日常のストレスでも起こります。放射線を1日1mSv浴びた場合に比べて、ストレスの方が300倍も高いのです。この日常のストレスの大きさと比較すると、後述する自然放射線による年間2-3mSvの被ばくや、医療被ばく(胃のX線検査で0.6mSv/回、CT検査で5-30 mSv)の影響は、かなり低いと言えます。

ICRPは、前述した放射線被ばくにおけるリスク係数の低さや、上述の生体の防御機能の効果や日常ストレスの影響も考慮して、事故時の避難勧告の線量として、20-100mSvのいずれか適当なレベルで決めなさいと言っている訳です。
・・・・


 

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コメント
 
01. 2015年3月03日 06:12:02 : aiMZAOJQqY
今さら何を寝ぼけたことを言っているのか。

福島の子どもの甲状腺がん発生率は、すでに通常の数百倍以上だ。
他のがんや白血病もこれから急増する。

また、がんや白血病は、被ばくが起こす健康被害の2割以下でしかない。

心筋梗塞、脳出血、脳梗塞、精神障害、免疫異常、白内障など、
ありとあらゆる健康被害がチェルノブイリでは報告されているし、
日本でも起きつつある。

こんな安全デマを信じる人はもういない。


02. 2015年3月03日 06:53:33 : tctY4BgZcg
、 

            この あきれた キチガイ投稿 

   問題は 被爆と健康問題を 報道しない キチガイを後押しする マスゴミ


03. 知る大切さ 2015年3月03日 07:57:52 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26

http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/housha/details/cancerRiskSupp.html

ICRP 勧告によるガンのリスクについての
「公式の考え」では、

100 mSv の緩慢な被ばくで、生涯のガンによる死亡のリスクが
0.5 パーセント上乗せされる
(ガンによる死亡率がもともと 25 パーセントだったとしたら、
25.5 パーセントになる)とされている。

ところが、ICRP の考えを説明するという文脈で、100 mSv の
緩慢な被ばくで、ガンの発生率が 0.5 パーセント上乗せされる
(発生率がもともと 50 パーセントだったとしたら、 50.5
パーセントになる)という記述が多くのところで見られた。

個人ブログやマスコミの報道ばかりか、文部科学省からの公式文書、
学術会議の会長声明など、信頼すべきであるはずの機関からの文書に
もこの記述があった。 もちろん、これは ICRP の「公式の考え」とは
ちがう。

ーーーーー知るコメントーーー

会員番号4153番氏へ

タイトルに既に誤りがあるのだが?
内部被曝を過小評価するICRPですらガン死亡率が0.5%増加としているのを
何故に発ガン率を0.5%増加と更に伝言ゲーム化し矮小化させ流布させる?

多分貴方には些細な違いだろうが、実は結構違うぞ!


04. 2015年3月03日 08:37:37 : NNHQF4oi2I
<<当たり前ですがリスク換算すると、仮にガン発生が100mSvで0。5%増としても、発がん率は交通事故の10分の1以下です

 当たり前がわからない 馬鹿

100mSvは 途切れない以上 時間とともに 確率は100%に上がってくる


05. 2015年3月03日 08:56:14 : ptbavAeSPg
いつもの「良い塵」投稿だね。

06. 2015年3月03日 12:32:38 : QCaAjjFreY
国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告をもとに立論しているのなら、アララ原則で
「合理的に達成できるかぎり被曝をすくなくすべき」だとICRPが言っていること
も付け加えなくてはならない。

ICRPは年1ミリシーベルトを過剰に安全に配慮したものだとは思っていないのです。
しかも、この年1ミリシーベルトの基準は20歳の男子をモデルに想定したものです。
ICRPの委員によると、「子供は原発で働かない」からだそうです。子供にはより
厳しい基準が必要ということです。年0.1ミリシーベルト未満と言う国が多い
です。

----仮にガン発生が100mSvで0。5%増としても、発がん率は交通事故の10分の1以下です

石井孝明お粗末。>>03も言っていることですが、ガン発生ではなくガンを発生し死に至る
確率です。ガンはその2,3倍になる。しかも今は100mSv で1パーセントの増と
ICRPは見ている。研究者によってはICRPの10倍近い確率を示す人もいる。なお年1ミリ
シーベルトの被曝でICRPは交通事故死とおなじガン死者がでると見ています。

また内部被曝については、欧州放射線リスク委員会(ECRR)はICRPの1000倍にも
及ぶ被害を与えると言っています。ICRPはほぼ原発作業員の外部被曝しか考慮して
いないと言っていいでしょう。


07. 2015年3月03日 12:49:25 : kiWL8VFdm2
確率が低いという話はアヤシイがそれはおいておいて、そもそも交通事故は車を運転していたり、車に乗っていたり、事故多発地帯を歩いていたりする人々に事故が起こる。
こたつでお茶を飲んでいたり、ベビーベッドで寝ている赤ちゃんが、突然交通事故に襲われる心配はほとんどない。
交通事故は原則、交通に関わっている当人、リスクを冒している当人に起こる。

原発事故は、その逆。
原発に関わっていない、無辜の市民に襲いかかる。
逆に、事故に責任のある東電や政府の職員や家族は、一般市民に何も知らせないで、自分たちだけが率先して逃げてしまったりもしている。
ベビーベッドで寝ているだけの赤ちゃんが、容赦なく被害者になる。

これを同列に扱うのは、モラルが崩壊している。

ちなみに余談だが、原発関係者や推進派は、原発が動いている時の原発批判に対して、
「原発に反対なら、電気で動いているパソコンを使うな」
のような、支離滅裂なことを言っていた。
原発が全部止まっている今、彼らは自分の言動に従って、原発の電気を全然使っていないからパソコンの使用を止めているのだろうか?
原発反対派は、少なくとも、
「原発に賛成なら、原発の電気ゼロで動いているパソコンを使うな」
とは言わない。
さて、どっちのモラルが崩壊しているか?


08. 2015年3月03日 15:50:56 : moOTmMb2uA
会員番号4153番よ
福島市民は今も凄まじい被爆を受け続けているぞ

09. 2015年3月03日 16:03:37 : tuLuNpxCzM
4153と理論的な議論をしても無駄だと思います。

まあ、こういうのがいるからこそ、レベルの高い方からの理論的な指摘がなされ、結果的には真実が拡散される訳ですから、その方が返っていいのかもしれませんね。


10. 2015年3月03日 17:02:35 : 8Fd9IV3WrE
>>07さんコメントに同感

11. 2015年3月03日 18:48:22 : nJF6kGWndY

>生涯死亡率について、がんが30.1%、交通事故死が0.66%です。その放射線被ばく100mSvによるがん死亡率0.5%は、交通事故死の0.66%とほぼ同等

言いたいことはわかるが、交通事故を比較対象にするというセンスは笑える

まタバコや過食、PM2.5、排気ガス、満員電車ストレスなど、いろいろな比較例の一つということだなw


12. 2015年3月04日 11:57:02 : jolKAYnieM
>>11
>その放射線被ばく100mSvによるがん死亡率0.5%は、交通事故死の0.66%とほぼ同等

年1ミリシーベルトでも生涯では、70,80ミリシーベルトになる。だから、年1ミリシーベルト
で、交通事故死する程度の死亡率となる。これは原子力ムラの一員であるといわれる
ICRPの数字を使ってすらそうなるということ。

福島の一部では年10、20ミリシーベルト被曝するところもある。死亡確率はその倍数
だけ上がる。しかも、怖い内部被曝は全然考慮されないでそうなのだ。


13. 2015年3月04日 20:51:14 : t5cc0nGXXQ
そうですか、車より安全。
それってつまり、車だらけの東京に建てない理由はないってことですよね。



14. 2015年3月04日 22:08:14 : Yvr1mfBjgg
毎度おなじみ原発の安全性を宣伝するために造られた
「ラスムッセン報告」で使われた安全確率論でございます。
んで、1979年のスリーマイル事故で「ラスムッセン報告」は頓挫している。
そこから何十年経過しているのか?35年も同じところ同じインチキ議論かよw

15. 2015年3月04日 23:14:31 : FfzzRIbxkp

放射性物質が歩道と車道の区別をつけるところまでは、前提条件をそろえてください。

16. 2015年3月05日 16:11:31 : 8LwkWGAEMk
>記事:当たり前ですがリスク換算すると、仮にガン発生が100mSvで0。5%増としても、発がん率は交通事故の10分の1以下です


こういうのを典型的な詭弁って言うんだよ。どこが詭弁か説明するのもアホらしい。
もういい加減程度の低い詭弁止めたらどうなんだよ。


17. 2015年3月09日 01:36:43 : EAkIk2fULU
経済屋工作員のnJF6kGWndYまでがツッコミ入れているのが面白いな。

工作員としても4153は最下層に位置するんだろう。


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